柔軟性を兼ね備えた自力攻撃で安定した成績を残している吉田敏洋が連の軸に最適だ。昨年は3Vを達成して連対率は5割超。今年もまだVこそないものの、3月玉野記念は222着で優参を果たすなど連対率は5割を超えている。自力勝負で優勝を狙えるが、竹内雄作を目標なら展開の利を得られる可能性もある。
井上昌己、園田匠の九州勢を重視する手もある。井上は不惑を迎えたがまくりの機動力は健在だし、2月小倉113着など最近の動きもまずまず。好機に仕掛けて前団を飲み込めば続く園田と九州ワンツーは大いにある。
やや伸び悩んでいる印象もある地元の河合佑弥だが、当所は1月の記念開催で1442着と好走。主導権を握れば好勝負に持ち込める。
島川将貴はGⅢ開催で機動力を猛アピールしていて、自力攻撃の破壊力が増している。好発進を決めて台風の目と化すか。