地元の菅谷隆司がシリーズリーダーだ。昨年の後期は持ち前の自力攻撃を遺憾なく発揮していて、ほとんどの場所で決勝に進出。優勝3回、準V5回の好成績を残した。だが、当所は昨年10月に参戦して❾③❼着に終わっている。今節は雪辱を期しての出走だ。同郷の内藤高裕もここはチャンス。まくりの機動力があるが、同期菅谷との連係が叶うなら前を任せるはず。昨年8月平塚決勝では菅谷の逃げを差していて、菅谷が2着に粘り東京ワンツー。今年初戦の1月高知の動きも抜群で、再びの逆転も十分。関東勢では櫻井学も怖い。昨年9月から脚勢が一変。10月青森で3年ぶりのVと大金星を挙げると、その後も優参が多い。
坂木田雄介も有力な優勝候補の一人。昨年の夏場は決勝を外す場所が目立ったが、10月に入ると優参続きで自慢の機動力が完全に甦った。11月松戸では3日間逃げて1①❷着と好走。1月静岡も準決快勝と新年も上々のスタートを切った。河野淳吾、伊藤拓人らが坂木田を援護する。
北日本は三浦翔大、高橋幸司らが先導役。戦歴はやや見劣りするが、動向には注意したい。