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たちかわ競輪

TACHIKAWA KEIRIN

28#

FⅡ

10.13Sat 14Sun 15Mon

レース展望

自力型が強力な南関勢

  • 加藤健一

  • 泉文人

今シリーズの上位陣には仕掛け早い自力型が少ないので、加藤健一、大石剣士を擁する南関勢が優位にレースを進めそう。前期のS級では大きな数字が目立っていた加藤だが、敗者戦では時おり一発があった。降級した今期はまだVこそないものの、7月大宮の初日特選では逃げて2着に粘っていて、A級では上位クラスの先行力の持ち主だ。しかも、ここは8月青森を逃げ切って今年3V目とハイパワー先行で売り出す大石もいる。大石に前を任せて番手なら、加藤は一層Vに近付くか。岡本英之、江本博明、成清謙二郎らの千葉勢も好目標あるここはV機。岡本英は8月京王閣❷①❶着、決勝は関根健の逃げを利して優勝している。前の踏み出しに遅れなければタテヨコ確かなマーカーだ。好位で脚を溜める流れなら、首位に躍り出る場面も。

まくりには破壊力がある泉文人を杉山悠也、坂本毅の秋田コンビが援護する北日本勢も互角の戦い。泉は7月当所❶⑧欠着、準決は7番手から巻き返し不発に終わったものの、初日特選は逃げた菅谷隆の3番手まくりで快勝している。好位確保してのまくりなら単も可能。前S級の杉山は特に目立つ近況ではないものの、相変わらず援護は手厚いし、坂本は8月大垣ミッド2①❶着は準決、決勝と日当泰を交わしていて差し脚好調だ。

地元の内藤高裕は8月平塚❹①❶着、決勝は菅谷隆の逃げに乗るとゴール前で鋭く抜け出して久しぶりの優勝をゲットしている。岡本大嗣とのタッグでチャンスをうかがう。

注目選手

  • 岡本大嗣

    東京 ・88 期・A1

    岡本大嗣

     今期は初戦で失格といきなり躓いたものの、7月玉野ミッド、8月川崎、同月小松島では3場所続けて予選、準決で連にからんだ。流れが良くなっているだけに3日間目が離せない。

    ■直近4ヶ月成績(*4/24現在)
    競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
    90.56 0 4 7 1 11
  • 内田淳

    千葉 ・111 期・A2

    内田淳

     今期から2班に昇格。5場所に出走した時点で優参は1回だけながら、毎場所勝ち星をゲットしている。好位置を取って自力を繰り出す競走ができれば、上位戦でも連に食い込みが望める。

    ■直近4ヶ月成績(*4/24現在)
    競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
    87.47 8 9 0 3 11
  • 川田忍

    神奈川 ・87 期・A1

    川田忍

     半年以上も優参から見離されていたが、9月函館では3②❸着と3日間確定板入りの好走を演じた。中でも絶妙なペース配分で先行し、南関勢を上位独占に導いた準決は見事なレースだった。

    ■直近4ヶ月成績(*4/24現在)
    競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
    87.81 5 3 4 6 14