111期のルーキーによるハイレベルなV争いだ。在校ナンバーワンの奥村諭志が実力を示す。粗削りだが、徐々に本領を発揮し始めている。直近6場所は優勝2回、準V2回。先行にこだわるレース内容は高く評価できる。今シリーズも同期のライバルを相手に主導権を取って粘り込む。
小森貴大は4月佐世保を走り終えた時点でまだ優勝はないが、決勝を1度も外していない。直近4カ月の競走得点はメンバーでトップの数字。同期との力勝負は必見だ。
船瀬惇平も徹底先行で着実にパワーアップしている。2月久留米からの4場所、12走はすべてバックを取っている。ここも積極策に迷いはない。
田尾駿介は今年に入って一気に成績を上げている。前記の3人に比べると物足りないが、上昇度は一番だ。新人以外では地元の松本充生や藤原義晴が侮れない。
奥村諭志が新人対決制す
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奥村諭志
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小森貴大