準決が壁になっていたときもあった本多哲也だが、昨年の秋あたりから決勝進出が増えてきた。12月は3場所走って準決はオール連対しており、松戸では久しぶりの優勝も飾っている。このメンバーなら迫力を増した自力攻撃で別線をねじ伏せるとみた。花田将司も自力を出せるが、本多との連係が叶うようなら前を任せるか。優参は散発的ながら11月名古屋は準V、12月松山はVをゲットしていて勝負強い。本多の番手を無風で回れれば逆転望める。
今シリーズの九州勢は上位陣に先行型が見当たらない。好永晃、名川豊らはどう出るか。両者ともにまくりの機動力があるが、地元の名川が前で戦うか。名川のまくりは破壊力があり、直近4カ月の連がらみの決まり手はまくりが4割超。好位確保してのまくりに持ち込めれば、九州コンビで連独占は十分だ。
決勝を外す場所が続いていた引地正人だが、直近3場所はオール優参していて調子は上向き。大崎和也とのタッグで北日本ワンツーを狙う。好発進を決めて台風の目と化すか。
四国勢も小川祐司、福島栄一、近藤誠二と駒数に不足はない。だが、今期の小川は1月小倉457着、同月広島67欠着と乱調気味なのが気がかり。調子の上積みがないと厳しい戦いとなりそうだ。
迫力を増した本多哲
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名川豊