能代谷元を本命に推したい。昨年は11月川崎の1Vのみに終わったが、今年は3月大宮を制するなど、すでに2Vを挙げている。その大宮では、連日の先行策で決勝に進出。決勝は3番手確保から軽快なまくりで快勝と、展開に応じた柔軟な組み立てを見せた。ここも冴え渡るタテ攻撃で同型ライバルを撃破しよう。降班の高田隼人が番手回り。今期は1月久留米、続く松阪を連続準Vなど、随所で好走。能代谷を援護して、タテ兼備のキメ脚でチャンスをつかむ。
布居大地が対抗する。今年は1月岐阜の111着から成績が安定。3月松戸では今年3度目の準Vを果たすなど、秘めたる才能が開花しつつある。先行を基本とした積極的な攻めで同期対決を制す。1月奈良を制した樋口有樹郎。布井の番手回りなら好機拡大だ。
吉松賢二は、長欠から復帰した2月前橋をいきなり125着。さらに、3月大宮も237着と調子を上げてきている。一発には警戒だ。横内裕人ら中四国勢や、真船拓磨ら北日本勢も軽視できない。