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小倉競輪

KOKURA KEIRIN

81#

FⅠ第14回吉岡稔真カップ争奪戦

7.19Sun 20Mon 21Tue

次回開催

F2

8/3 ・4 ・5

検車場レポート

  • 7/18 Sat.  (前検日)
  • 7/19 Sun.  (1日目)
  • 7/20 Mon.  (2日目)

1R

選手の写真です。
山口伊吹選手
  近況の山口伊吹は10場所連続で優参するなど116期在校1位の力をいかんなく発揮している。小倉バンクは6月の決勝でも確定板に乗るなど得意としており今シリーズは優勝にも期待がかかる。
「今回は師匠の佐藤幸治さんや兄弟子の瀬戸晋作さんも一緒なので心強いですね。前回の宇都宮が終わってから間隔が空いたのでしっかり練習してきました。その成果を出せるといいですね」

 山口と同期の吉岡詩織も近況は好調。持ち味のスピードに磨きがカカり、まくり・カマシが冴え渡っている。
「前回の弥彦は成績がイマイチだったので一生懸命練習してきました。ずっとレース続きだったんですけど、今回は少し空いたのでいい準備ができた。まずは一走して感覚を掴みたい」

 前回の広島ルーキーシリーズでは決勝に進出した國村美留莉は、先輩たちとの初対戦にも力を出し切る構え。
「初日は行ける所から仕掛けて出し切りたいですね。父(國村洋)には今回が本当のデビュー戦だし自由に走って来いと。小倉は人によって軽い重いがあるみたいなのでそこは走ってみてですね」

2R

選手の写真です。
山原さくら選手
 山原さくらは前回の和歌山で連続優勝を逃すも近況は抜群の安定感を見せている。
「休んでいた期間が長いのでまだ完全に戻っているわけではないですけど、少しずつ良くはなっている。小倉は何度も走っていていつも成績がいいので相性はいいですね。思い切っていけるように」

 廣木まこはルーキーシリーズで2度準Vを飾り潜在能力の高さを示した。
「前回の小倉もしっかり動けていたし悪くなかったですね。明日はまずは前々にいないと厳しいと思うし後方にはならないように。良いレースができるようにしたいですね」

 前回の青森で準Vの比嘉真梨代は好調をキープしている様子。
「調子は変わらずいいと思います。小倉は軽いと聞くけど自分は変わらずですね。バンクはどこを走ってもそんなに変わらない」

7R

選手の写真です。
佐々木豪選手
 佐々木豪は近況は白星から遠ざかっているが悲観はない様子。
「開催中止が続いたときに調子が良かったので練習をし過ぎてしまって。それの反動がきている感じなので、いずれは結果が出てくると思っているし焦ってはいない。7車はブロックセブンで優勝もしているし走り易いですね」

 前回の別府で優勝の山中貴雄は好目標を得て勝機は十分。
「佐々木(豪)君とは何度も連係していて良く決まっているイメージ。前回の優勝で流れもいいのでそれを切らさないように。調子自体は特に変わっていないと思います」

 今シリーズが初のS級シリーズとなる瀬戸晋作は格上相手に出し切る構え。
「ここまで力の差があると逆に緊張はしないですね(笑)。思い切っていくだけだし、挑戦者の気持ちで。爪痕を残せるように頑張ります」

8R

選手の写真です。
小川勇介選手
 師匠の冠レースで地元の小川勇介が予選のメインレースに登場。
「来る前に同門でしっかり練習してきた。前々回の落車は打撲で、自転車も潰れなかったので問題ないです。まずは初日結果を出せるように頑張ります」

 予選連勝中の上田尭弥は今回は新たなフレームで臨む様子。
「新車なんですけど感じは良い。練習ではいいスピードが出ていてめちゃくちゃ良かった。中川(誠一郎)さんには練習で負けましたけど、感触は良かったですね。3日間先行できるように頑張ります」

 復帰戦の池田良だが状態は問題ない様子。
「落車で首を痛めてしまったんですけどもう大丈夫ですね。自転車も大丈夫だったんですけど、今回は新車を持ってきたので試してみます」

9R

選手の写真です。
原田研太朗選手
 前々回の地元記念を初優勝した原田研太朗は、平では準決で敗退。今回は巻き返しを誓う。
「前回の平は準決でやってしまったので今回は頑張りたいですね。調子はいつも通り変わらずです。初日は競りになるみたいですけど覚悟はしていたので。しっかり守れるように走ります」

 今シリーズは師匠の冠レースとなる園田匠は結果にこだわる様子。
「直前は同門の小川(勇介)や岩谷(拓磨)と練習してきた。岩谷が強くなっていていいスピードでモガけましたね。結果もそろそろ残したいし、地元で頑張ります」

 前回の地元戦で優勝を逃した井上昌己だが実績は断トツ。
「前回が不甲斐ないレースだったので今回はしっかり戦っていきたいですね。かなり間隔も空いたので練習して調整してきました」

1R

選手の写真です。
吉岡詩織選手
 前から4番手を取った吉岡詩織の後位は赤板過ぎに猪頭香緒里と國村美留莉で併走。吉岡は打鐘4コーナーからスパートし内村舞織を最終ホームで叩き切る。快調に飛ばす吉岡は直線でも力強く踏み直し内村の猛追を振り切った。
「久し振りに勝てて嬉しいですね。(内村)舞織ちゃんに突っ張られるかと思ってびくびくしましたけど、出切れて良かった。直前は松浦悠士さんに練習を見てもらってその成果が出せた。状態も大丈夫そうです」

 地元の内村舞織は逃げ粘る吉岡に迫るも2着まで。
「番手は絶対と思っていたので誰かがきたら飛び付くつもりだった。バックでは余裕があったので交わせるかなと思ったんですけど踏み直された。明日は少しセッティングを修正して臨みます」

 終始内村舞織を追った溝口香奈が3着に流れ込む。
「今日は流れに乗っただけですね。追走に必死でした。キツかったけど3着に入れて良かった」

2R

選手の写真です。
山原さくら選手
 赤板過ぎに6番手から野口のぞみが上昇し、4番手の山原さくらをおさえる。山原がすんなりと下げて打鐘4コーナーから巻き返す。合わせて野口が踏み込み山原の後位に潜ると比嘉真梨代と併走に。後位の併走を尻目に山原が軽快に押し切った。
「野口(のぞみ)さんが車間を空けていたので、合わされるかなと思ったんですけど良かった。しっかりペースで踏めたと思います。走る前は少し重い感じがしたんですけど、そこまで悪くなかったですね」
 
 比嘉真梨代が外併走をこらえて2着に食い込んだ。
「フレームが検車でダメで急きょ借り物で走ったんですけどめちゃくちゃ重かった。意地で走りましたね。とりあえず2着に入れて良かった」

 南円佳が外を懸命に踏んで確定板入り。
「車間が空いたので追うので一杯でしたね。ただただキツかった。最近はダッシュ系の練習をしているんですけど、生かせなかった」

7R

選手の写真です。
山中貴雄選手
 後ろ攻めの瀬戸晋作が赤板で上昇し前受けの佐々木豪を押さえる。佐々木は後方まで下げて、打鐘過ぎから巻き返す。一気に瀬戸晋作を叩き切った佐々木が快調に飛ばし、ゴール前は山中貴雄が鋭く差し切った。
「一瞬口が空いたけど千切れる感じはなかったし、出切ってからは余裕があった。小松島記念の2日目に島川(将貴)に千切れてからいい意味で刺激が入っている。今回はクランクも換えてみて悪くはなかった。準決が勝負だし頑張ります」

 打鐘過ぎからカマした佐々木豪がラインで上位独占。
「もう少し構えてもいいかなと思ったんですけど、詰まったんでいきましたね。後ろが付いてきているのも分かったし、人気になっていたのでラインで決められて良かった。練習のし過ぎでまだ本調子ではないけど頑張るだけです」

 西田雅志がラインの3番手でしっかりと続く。
「からまれましたけど凌げたし問題なかったですね。2着に入らないとダメだったし踏んだんですけど届かなかった。人気になっていたしそこに応えられたのは良かったですね」

8R

選手の写真です。
上田尭弥選手
 赤板で後ろ攻めの月森亮輔が上昇し前受けの上田尭弥を押さえる。下げた上田は打鐘で巻き返すと月森が番手に飛び付く。捌かれた小川勇介は外に浮いてしまい、援軍を失った上田だが懸命に踏み直して後続を振り切った。
「自分だけでラインで決められなかったのが残念ですね。ジャン前には行く予定だったので、そこから仕掛けて4コーナーのくだりを使ったんですけど月森(亮輔)さんも踏んでいたので。勝てたけどキツいレースでした」

 番手に飛び付いた月森亮輔が2着で準決勝進出。
「今日は押さえてそのまま駆けるか、いかれたら飛び付く作戦でした。池田(良)さんまで連れ込めたので良かったですね。前回がイマイチだったので勝ち上がれて良かった」

 復帰戦の池田良は月森に続いての3着。
「なんかイマイチでしたね。踏み出しで口も空いてしまったので。今回は新車ですけどまだしっくりも来ていないですね。修正して頑張ります」

9R

選手の写真です。
原田研太朗選手
 後ろ攻めの島川将貴が赤板で前受けの井上昌己を押さえて先行態勢に入る。打鐘過ぎに井上が巻き返しに出るも島川がペースを上げて合わせる。1センターで番手を外併走から守り切った原田研太朗が、ゴール前は逃げ粘る島川を差し切った。
「キツいレースでしたね。内は重いと思ったんで外で勝負かなと。(島川)将貴にだけ離れないように集中していてそれだけですね。最後は交わせましたけど一杯でした」

 ペースを掴んだ島川将貴が力強く踏み直しての2着。
「一気に仕掛けるパターンではなかったので、自分で踏み上げていくのがキツかった。それでもしっかり最後まで踏めたのは良かったですね。状態も問題ないと思います」

 地元の園田匠が意地を見せての3着。
「井上(昌己)さんが前々に踏んでくれたおかげですね。1着を取るなら内でしたけど、余裕もあったので外を踏みました。感じは良いと思いますね」

1R

選手の写真です。
野口のぞみ選手
 打鐘手前で後方から廣木まこがゆっくりと上昇するも、吉岡詩織が4コーナーの下りを使って一気にスパート。前受けの野口のぞみが合わせて踏み、後位におさまると逃げ粘る吉岡を最後は差し切った。
「展開が良かったですね。踏み出しで千切れるかなと思ったんですけど離れなくて良かった。復帰戦でまだ本調子ではないですけ、今日は流れで恵まれました」

 先行した吉岡詩織はゴール前に僅かに末を欠いての2着。
「ペースに乗り切らなかったですね。昨日みたいに全力で踏めば良かったですけど、流し過ぎた感じです。今日は体も重く感じました。明日までに修正できるようにしたいですね」

 比嘉真梨代が外を迫るも3着まで。
「セッティングを修正して今日は軽かったですね。バックで緩んでいたのでいけるような感じもあった。いつも乗っている自転車ではないですけど、決勝もこれで頑張ります」

2R

選手の写真です。
山原さくら選手
 打鐘で5番手の山原さくらが仕掛けるタイミングを伺うと、4番手から南円佳が4コーナーで先に仕掛ける。山原は南を追い気味にまくると最終バック手前で先頭に立ち後続を振り切った。
「(南)円佳がダッシュ良くいってくれたので勢いをもらっていけました。昨日は重かったですけど連勝できているので悪くないと思います。小倉は何度もきているんですが、優勝はまだ1回しかないので勝つことだけを考えて頑張ります」

 山口伊吹が山原のまくりに飛び付いて2着をキープ。
「昨日ダメだったので今日は前々に踏んでいこうと思っていきました。(山原)さくらさんのフォームが見えたので合わせて踏んでいきました。決勝は思い切っていきたいですね」

 果敢な仕掛けを見せた南円佳が連日の3着で決勝進出。
「後ろにいたら置いていかれると思ったのでとりあえず前にいようと思って踏みました。精一杯でしたね。もうケガの影響はないし久し振りの決勝に乗れて良かった」

7R

選手の写真です。
原田研太朗選手
 赤板手前で岡崎景介が上昇し、打鐘で上田尭弥が叩いて出る。5番手に置かれた久米康平がすかさず巻き返し、上田と踏み合いに。久米が出切れないとみるや、原田研太朗が自力に転じて外をまくり連勝を飾った。
「キツかったですね。1コーナーで持ってこられた時は必死でしたね。ただ後輩の思いを無駄にできなかったしあれ以上は待てなかったので外を踏ませてもらった。全然余裕とかはなかったですね」

 地元の田中誠が番手から抜け出しての2着で決勝進出を決めた。
「脚があれば全部止めたかったけどペースも上がっていたし厳しかったですね。最後は何とかハンドルを投げて地元の意地ですね」

 山中貴雄が原田研太朗に懸命に食い下がるも3着。
「付いていくのは余裕があったんですけど、内を気にしすぎて失敗しました。バックで踏んだ時には決まったかなと思ったんですけどね。もったいなかったです」

8R

選手の写真です。
島川将貴選手
 後ろ攻めの月森亮輔が赤板で上昇し、そのまま先行態勢に入る。打鐘過ぎに佐藤幸治が追い出しをかけて、月森がペースアップ。5番手に置かれた島川将貴だが4コーナーから仕掛けると逃げる月森を、1コーナーで捉えてそのまま力強く押し切った。
「昨日よりは自分の得意パターンでいけたので、今日の方が楽に仕掛けられた。駆けた上を仕掛ける練習もしているし、それも出せたと思う。ラインで決められたのも良かったですね」

 渡部哲男が懸命に食い下がり2着をキープ。
「めちゃくちゃキツかったですね。島川は太田(竜馬)より今は強いですね。離れそうになったけど何とかワンツーで良かった」

 四国3番手を固めた網谷竜次が続いてラインで上位独占。
「3着ですけど続けたので満足ですね。すごいスピードでしたけど何とか食い下がって。連日前に続けているので悪くないですね」

9R

選手の写真です。
小川丈太選手
 後ろ攻めの小川丈太で上昇すると、前受けの井上昌己は番手に飛び付く。スローペースな展開から小川が最終ホームでペース上げるも番手は併走のまま。最後までペースを掴んだ小川が力強く踏み直して押し切った。
「自分だけのレースになってしまってラインに迷惑をかけました。決勝はその分も頑張りたいですね」

 井上昌己が小川の番手に飛び付いての2着。
「今の調子じゃあれしかなってですね。ジャンでもこないようなら腹を括って駆けるのも考えていましたけど。何とか決勝に乗った感じですね」

 地元の園田匠が意地を見せて3着で決勝へ。
「ムダ脚は使いましたけど、脚に余裕があったので外を踏みました。井上さんが前々に攻めてくれたおかげですね。決勝に乗れたのでチャンスはあるし、優勝できるように頑張ります」