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小倉競輪

KOKURA KEIRIN

81#

FⅠスポーツ報知杯

2.26Wed 27Thu 28Fri

次回開催

F2

3/5 ・6 ・7

検車場レポート

  • 2/25 Tue.  (前検日)
  • 2/26 Wed.  (1日目)
  • 2/27 Thu.  (2日目)

5R

選手の写真です。
佐々木悠葵選手
 A級の予選メインレースを飾るのは6連勝中の佐々木悠葵。今シリーズでS級への特別昇級に期待がかかるが、
「前回の立川では組み立てがダメな中でも勝ち切れた。今回は(特別昇級を)狙っていきたいですね。最近はようやくアップの仕方やレースまでの時間の使い方も分かってきて、徐々に体が慣れてきている。小倉は初めてですけど自分のレースができるように」

 番手を回るのは前回立川の初日に3番手を回った長井優斗。
「立川の初日に3番手を回って3着。ただ佐々木君が僕たちに気を使って走ってくれたのでついていけた感じ(笑)。ただ人気にもなると思うのでしっかり付いていきたいですね。状態は変わらずわるくないと思います」
 
 別線は近畿勢に四国勢が加わり4車のラインを形成。番手で中核を担う丸元大樹は
「相手が強すぎますね…。小出(慎也)君が先行しないことにはレースが始まらないと思うし、そこは小出君も分かっていると思う。まずはしっかり援護して抵抗したいですね」

7R

選手の写真です。
天田裕輝選手
 点数上位の天田裕輝が人気を集めそうな一戦。本人は前回の松阪を一本欠場しての参戦となるが
「少し腰痛が出たのと体調がイマイチだったので休みました。もう体は良くなっているし状態は問題ないですね。良い頃と比べるとまだまだですけど、しっかりレースができるように組み立てたいですね」

 スピードでは引けを取らない工藤文彦は中2日と過密日程での参戦。
「疲れが出ないといいですけどね。1月の平からギックリ腰気味で感じは良くないんですけど、何とか戦えてはいる。初日は細切れなのでチャンスはあると思うし、そこを逃さなければ何とかなると思います」
 
 落車が続く岡崎智哉は今回は心機一転新車で臨む様子。
「正直、体は良くないですけど何かを換えていかないと。今回は新車を使ってみようと思うんですけど、練習の感覚は良かった。今回でキッカケを掴みたいですね」

8R

選手の写真です。
柿澤大貴選手
 前々回の岐阜でS級初優勝を完全Vで飾った柿澤大貴だが、前回の名古屋では未勝利。本人に聞くと、
「全然脚も溜まらなかったしまくりも出る感じはなかった。感触は悪かったですね。最近は人の後ろを回ることも多くて、目標がいない時は自分でやっていますけど基本は追い込みでやっていこうと思っている。明日は相川(永伍)さんがいるのでお任せしていきます」
 
 柿澤大貴に任された相川永伍は自在に組み立てることを強調。
「前は徹底先行でやっていましたけど、今は位置重視ですね。とにかく勝ち上がれれば何でもやっていこうと思っているし確定板に乗れればそれでいい。前々回の平で落車して松戸はレース勘がダメだった。今回はもう少しやれると思う」

 川口聖二は前回の向日町で約4ヵ月振りの実戦となり
「休んでいる間は練習をずっとやっていたので、前回の初日は踏み過ぎてしまって(笑)。ペースとかが全然分かっていなかったけど、体は動いてくれましたね。ただ一走して気持ちはだいぶ楽になったし、今回は頑張りたいですね」

9R

選手の写真です。
河村雅章選手
 点数上位の河村雅章は今年の立川記念から好調を維持している。
「毎年立川の地元記念が終わると疲れがどっときてダメなんですけど、今年は良い流れをキープできていますね。前回もしっかり動いて決勝に乗れたし体も良いと思う。小倉は後方になるとキツいので、緩んでいたら先行も考えていきたいですね」

 谷口遼平は前回の地元戦で今年初優参し勢いに乗る一人。
「前回の四日市から状態は変わらずにこれました。メンバー的には積極的に先行する人もいないし戦い易いですね。ただ油断はせずしっかりペースで仕掛けたい」

 吉本哲郎は前期の落車がひびいて近況は低迷が続いていたが、前回の久留米では久し振りの勝ち星を挙げた。
「前期の地元記念のあたりはボロボロだったんですけど、やっと良くなってきました。前回も久し振りに勝ててホッとしました。今期もS級点は狙っているし、ここから巻き返したいですね」

10R

選手の写真です。
植原琢也選手
 予選のメインを飾るのは全日本選抜でG1初勝利を挙げた植原琢也。今シリーズは人一倍燃えており
「師匠の相川(永伍)さんがいるんですよ。下手なレースはできないですね。G1が終わってから少し腰痛気味だったのでマッサージを入れたりして調整してきました。勝ち上がらないと師匠と連係はできないしまずは予選を油断せずに戦いたい」
 
 唯一ライン3車となった坂本周輝が本線撃破へ虎視眈々。
「小倉だし前々に踏まないとチャンスはないですね。植原君とは一度対戦しているし、どんなタイプかは分かっている。同期同部屋の佐藤君も付いてくれるみたいなので、ラインの長さを生かす走りをしたい」
 
 伏兵の古川貴之は前回の平で手応えを掴んだ様子で
「自分で動いてしっかり結果に繋げられました。長い距離は踏んでいないですけど、自分の仕掛けができたという感じ。そのままの状態で来れたし初日を勝ち上がりたいですね」

11R

選手の写真です。
諸橋愛選手
 好メンバーが顔を揃えた初日特選。シリーズリーダーを務める諸橋愛は全日本選抜から向日町を一本休んでの参戦。状態を聞くと
「少し風邪気味だったので大事を取って休みました。ただ練習は直前までびっしりしていたので疲れが心配なくらい。脚自体は問題ないと思いますね。初日は単騎で流れを見て走ります」

 原田研太朗は前回の松阪で今年3度目の完全Vを飾るなど好調を維持しており
「松阪は自転車が届かなくて練習用のフレームやシューズだったんですけど、それで優勝できたんでビックリですね(笑)。ただ調子は良いと思います。今回はいつものフレームで乗るし、状態は万全。初日は2分戦のような感じだし緩んだ所を逃さないようにいきたい」
 
 実績で優る井上昌己は松川高大を目標にチャンスを伺う。
「練習はいつも通りしてきて状態は変わらないと思いますね。前回(全日本選抜)から間隔が少し空いたので、ハンドル周りとかセッティングを換えてみて。それがどう出るかですね」

6R

選手の写真です。
佐藤佑一選手
 後ろ攻めの佐藤佑一が赤板で上昇し前受けの小林史也を押さえると、岡崎景介が打鐘と同時に叩いて先手を奪う。最終ホームで小林が巻き返しに出て両者で踏み合うと、佐藤がバックでまくり返して前団を飲み込んだ。
「前が踏み合っていたのでもう少し簡単にまくれるかなと思ったんですけど、キツかったですね。車の出もイマイチだったんで。初日なんで仕方ないですけど明日以降は軽くなってくれれば」

岡崎景介の番手から松尾透が鋭く抜け出して2着。
「前回は抜きにいくときに全然車が進まなかったんですけど、昨日柏野(智典)さんにペダリングを見てもらい良くなった。今回は戦えそうですね。本当は1着が良かったですけど感覚的には満足です」

小林ラインの3番手を回った疋田敏は一度離れながらも、直線でコースを突き確定板入り。
「伸びてくれましたね。踏み出しはキツいですけど流れてくれれば何とかなる。最後は脚も溜まっていたしコースも見えていました」

7R

選手の写真です。
岡崎智哉選手
 正攻法の岡崎智哉は赤板で一度車を下げると、打鐘で流した天田裕輝を押さえてペースを緩める。すかさず早坂秀悟が打鐘過ぎに叩いて先制。最終ホームを隊列一本で通過しバックまで動きはなし。番手で車間を切る須永優太が絶好の展開も、2センターから踏み込んだ岡崎智哉が直線で鋭く伸びて突き抜けた。
「ジャンで早坂さんより前に出ることを意識して仕掛けた。自分の思っていた以上に車が流れてくれましたね。今回から新車なんですけど感覚は久し振りにいいと思う。初日の1着は久し振りですね。最近は色々換えすぎてダメになっていたので、今回はセッティングみ換えずにこのままでいきます」

須永優太が早坂秀悟の番手から抜け出しての2着。
「早坂さんのおかげですね。前回の松山で連係した時は残せなかったので、今日は二人で勝ち上がることだけを考えていた。勝てなかったですけど二人で準決に乗れて嬉しいです。自分の感覚は問題ないですね」
 
早坂は打鐘過ぎから主導権を奪い3着に逃げ粘った。
「仕掛けるタイミングは良かったと思いますね。カカリも悪くなかったと思うし岡崎君が強かった。ただ後ろで須永が車間を切ってくれているのは分かったし二人で勝ち上がれて良かった」

8R

選手の写真です。
川口聖二選手
 赤板で後ろ攻めの大西貴晃が上昇し前受けの相川永伍を押さえる。大西が打鐘でペースを緩めると川口聖二が更に押さえて、久米康平が打鐘過ぎに勢いよく巻き返す。久米のダッシュに網谷竜次が離れると、川口が受けて番手に離れ気味にはまる。全開で飛ばす久米を追いつく勢いで川口がまくり白星スタートを切った。
「一車なのはすぐに分かったので、冷静に組み立てられました。ただ体が少し重く感じましたね。まだ(復帰2場所目で)緊張しているというのもあると思うんですけどね。ただ前回よりは気持ちも楽に走れました」

渡邊健が川口にしっかりと続き中部でワンツーを決めた。
「川口君は一車なのを分かっている感じだったし巧く走ってくれた。2着なので良いんですけど体は重かったですね。明日までに修正できるようにしたいです」

一車での仕掛けとなった久米康平だが直線で踏みとどまり3着。
「後ろにはまられたのは分かったのでどこまでもつかでしたね。バックまで詰められなかったので何とかでしたけどキツかった。2センターではズボズボいかれるかと思った。出脚の感じは良かったですね」

9R

選手の写真です。
久島尚樹選手
 打鐘で谷口遼平が先頭に立ち、吉本哲郎がすかさず巻き返すと3番手に久島尚樹が追い上げる。すんなり3番手を確保した久島は2コーナー過ぎにまくりを放つと、前団を逃げる吉本を飲み込み波乱を演出した。
「3番手に追い上げられた動きが大きかった。谷口君がすんなり下げてくれたのでラッキーでしたね。後は被る前に仕掛けることを意識していて。前回の小倉は筋肉痛気味だったんですけど今回は疲れもないし状態はいいですね」

成田健児が後方から鋭くコースを突いて2着に強襲した。
「自分だけ脚を使っていなかったので脚は溜まっていましたね。もう少し河村君が踏んでくれると思ったんですけどキツそうでしたね。最後は内しか見ていなかったし、誰も来なかったので届いた感じ」

地元の中園和剛は久島を懸命に追って3着に食い込んだ。
「あの展開なら2着に入らないといけないですね。何とか3着でしたけどもう少し伸びが欲しいですね。ただ追走していも感じは良かったし明日が勝負なので頑張りたい」

10R

選手の写真です。
植原琢也選手
 打鐘手前で坂本周輝が中団の植原琢也にフタをすると、古川貴之が更に押さえて出る。古川が流すと坂本周輝がすかさず叩いて主導権。坂本ラインを追った植原は鹿内翔のけん制を力を豪快にまくり切り好スタートを切った。
「一番車(古川貴之)がいって後ろになってしまって厳しいなと思ったんですけど、坂本さんが仕掛けてくれたので助かった。8番手のままなら届いてないと思いますね。まくっていく時は4コーナーまで脚にもきていなかったし余裕はあった。組み立ては修正が必要ですね」

坂本周輝は植原にまくられながらも2着に逃げ粘った。
「行くところで仕掛けられたし判断は良かったですね。調子も悪くないですし最後の粘りも良かった。ただもう少しセッティングを調整してみて準決に臨みます」

徹底援護を見せた鹿内翔が坂本に続いて確定板入り。
「先行選手が頑張ってくれたので自分もしっかり仕事をしようと。坂本君が力強かったですね。自分は最後交わせなかったですけど、ヨコには動けているので悪くはなかったですね」

11R

選手の写真です。
井上昌己選手
 後ろ攻めの東龍之介が赤板で上昇し先行態勢に入ると、3番手で車間を切った松川高大は打鐘過ぎから巻き返す。叩かれた東は番手に飛び付きバックで諸橋愛がまくり上げるが、東の飛び付きを凌いだ井上昌己が直線で鋭く抜け出した。
「松川君が一回止めたのでどうなるかと思いました(笑)。ただ自分はからまれましたけど凌げているし悪くないですね。今回は来る前にセッティングを調整したんですけど、それも問題なさそうですね」

単騎の諸橋愛は最終バックでまくりを繰り出し2着。
「もう少し前が踏み合ってくれればキレイにまくれたと思うんですけどね。ただ直前までしっかり練習してきたので、状態は良さそうですね。疲れも問題ないし、明日からも大丈夫です」

前々に踏んだ東龍之介が3着で確定板入り。
「ちょっと仕掛けが中途半端でしたね。飛び付くか逃げるかで迷ってしまった。あれでは上に通用しないですね。明日はもっと修正できるように頑張りたい」

4R

選手の写真です。
佐藤佑一選手
 後ろ攻めの佐藤佑一が赤板で上昇し正攻法の小林史也はすんなりと車を下げる。打鐘で一ノ瀬匠が佐藤を叩いて主導権を掴む。小林は4番手の外併走から最終ホームでまくり返すと、番手の疋田敏は離れてしまい、佐藤が追っていく。小林が最終バックで一ノ瀬の抵抗を受けると、佐藤がその外をまくって連勝を飾った。
「(勝てたのは)やっとですよ。今日は調子自体もそこまでよくなかったし厳しいレースでした。まあ連勝できたので。3連勝できるように決勝もしっかり戦えいます」

寺林正秋が佐藤佑一に懸命に食い下がり久し振りの決勝を決めた。
「決勝は何年振りか覚えていないですね(笑)。何とか続けて良かったです。バックで外をいけるか迷ったんですけど気持ちで付いていった。決勝も離れないように頑張ります」

疋田敏が3着同着で決勝進出を決めた。
「離れてしまい小林君に悪いことをしました。あと5センチ、10センチ踏み出しがよければいいんですけどね。(小林に)迷惑をかけた分、優勝できるように頑張ります」

5R

選手の写真です。
岡崎景介選手
 市川健太が赤板で上昇し前受けの小竹洋平を押さえると、岡崎景介が打鐘前に叩いて主導権を掴む。後方まで下げた小竹はすかさず巻き返すが岡崎が突っ張り切る。前団の踏み合いを市川がバックでまくり上げるも、岡崎が力強く踏み直し押し切った。
 「しっかり自分のペースをたもって最後まで踏めました。前回よりは全然感じが良いですね。広島に移籍してからは気候もよくてヘルニアも出ていないし、良い状態をキープでできている」

 市川健太がしぶとくまくり上げて2着に食い込んだ。
「小竹君がもう少し構えるかなと思ったんですけど、思った以上に早く仕掛けて。自分に展開が向いてくれました。ラインで決めたかったですね。少し疲れはありますけど決勝も頑張ります」

 地元の松尾透は目標の小竹が不発の窮地も、俊敏に切り替えて決勝進出。
「岡崎さんが巧かったですね。小竹君も頑張ってくれましたけど今日は仕方ない。自分はペダリングの感じが凄く良い。あとはもう少し伸びが欲しいですね」

6R

選手の写真です。
佐々木悠葵選手
 正攻法の佐々木悠葵を田中和磨が赤板で押さえて、照屋将貴も田中ラインを追っていく。田中は最終ホーム手前からペースを上げるが、1コーナーから佐々木がまくり返して一気に前団に迫る。瞬く間に前団を飲み込んだ佐々木が連勝を8とした。
 「2コーナーと3コーナーで少しスリップしてしまって危なかったですね。ただスピードは出ていたと思うし悪くなかったですね。しっかり全力を出し切れている。ここまできたら特進できるように頑張ります」

 山口泰生が先行した田中の番手から抜け出して2着。
「2発目で(佐々木を)止めようと思ったんですけど、上を行かれてよけられてしまった。あそこをいかれたら仕方ないですね。ただ田中君も頑張ってくれたし、二人で勝ち上がれて良かった」

 レースと作った田中は3着に逃げ粘り4場所ぶりの決勝進出。
「相手が強かったのでまずは自分のレースをしてどこまで抵抗できるかを考えていた。昨日よりも感じは良かったですね。決勝は佐々木さんの連勝を止められるように頑張ります」

9R

選手の写真です。
谷口遼平選手
 後ろ攻めの坂本周輝は中団の久島尚樹にフタをしながら打鐘手前で先制。単騎の相川永伍は飛び付き気味に踏むも番手の東龍之介が守り切る。中団で脚をためた川口聖二は2コーナー過ぎから一気に前団をまくると、最後は谷口遼平が差し切った。
「(川口)聖二が強かったですね。最悪、抜けくてもいいと思ったけどワンツーで良かったです。作戦的にも自分たちに流れが向いてくれました。人の後ろはやっぱり楽ですね(笑)」

川口聖二が豪快なまくりを決めて2着で決勝進出。
「今日は久島さんがいったところをすかさず仕掛けて力勝負と思ったんですけどね。流れが良かったです。昨日から半コマつめて感じも全然良かった。高校生の時から知っている同級生の谷口君と決まって何よりです」

松川高大は自らまくり追い込んで3着。
「久島君もいい勉強になったと思う。自分も失敗するときはあるし仕方ないですね。それでも前々に踏んでくれたので自分も3着までいけた。感じは問題ないです」

10R

選手の写真です。
福田知也選手
 後ろ攻めの久米康平が赤板で上昇し、中団の植原琢也が更に押さえて出る。7番手まで下げた早坂秀悟は打鐘で一気に巻き返して主導権を掴む。早坂は後ろを確認しながら最終ホーム過ぎにペースアップ。早坂のカカリは良くまくり返した久米は福田知也のヨコまで、福田が絶好の展開で抜け出し白星を掴んだ。
「自分たちの作戦通りいってくれた。早坂君が前を叩いて1コーナーから合わせる感じで踏んで。その通り流れてくれましたね。(植原が)被っているのも分かったし、あとは自分の仕事をしようと。ああいう展開になれば自分も余裕がありますね」
 
副島和人がラインの3番手を守り2着に続いた。 
「自分はしっかり3番手で付いていくことに集中していました。調子が悪ければ、どこかで切れていたし感じは悪くないですね。最後は気配を消して、踏んだ感じです(笑)」

先行した早坂は自身も3着に逃げ粘りラインで上位独占を決めた。
「自力型の中で自分が一番点数がなかったですけど、今日は自分が一番強いというふうに思い込んで臨んだ。競輪祭の初日のような気持ちで走りましたね。それが結果的に良かったし作戦通りにもレースを運べた」

11R

選手の写真です。
井上昌己選手
 後ろ攻めの岡崎智哉が前受けの原田研太朗を押さえて、天田裕輝が打鐘で叩いて先手を奪う。そのままハイペースで駆ける天田を原田が最終ホームからまくり返す。車間を切り牽制する杉森輝大を原田が乗り越えて、番手で巧追した井上昌己が最後は差し切った。
「原田君がタイミング的に良い所でいってくれた。自分は付いていくことに集中していましたね。最後は交わせているし、2日間走った感じは普通だと思います」

原田研太朗は最後は井上に交わされての2着。
「初日の分も仕掛けられましたけど体がしんどいですね。疲れがあるのかもしれないです。前回は練習用のフレームで今回は勝負用のフレームなんで、どこか気持ち的に固くなっていたのかも。決勝は優勝できるように修正したいです」
 
杉森輝大が先行した天田裕輝の番手から抜け出し3着。
「(天田が)先行してくれたんで、(原田の)まくりを止めたかったですね。原田君のスピードが良かったですね。自分の調子は変わらずです。決勝は単騎ですけど、初日は単騎で動けなかったのでその分も自力を出していきたい」