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小倉競輪

KOKURA KEIRIN

81#

FⅠスーパーナイター濱田賞

1.24Fri 25Sat 26Sun

次回開催

F1

2/2 ・3 ・4

検車場レポート

  • 1/23 Thu.  (前検日)
  • 1/24 Fri.  (1日目)
  • 1/25 Sat.  (2日目)

6R

選手の写真です。
中野雄喜選手
 中野雄喜は降級後の初戦となった前回の和歌山で大敗続きだっただけに、今回こそ巻き返しを誓う。「前回は落車の影響が出てしまった。痛みはもうなくなったし、前回よりは状態良いです。中4日でしっかり練習したし、感じも上向き。ドームも問題ないし、先行一車みたいな構成ならしっかりそれをしっかり生かして走りたい」。

 中野に託すのは北川紋部。「中野君とは前回も一緒で、強かったしダッシュが凄かった。練習はしているけど、A級のレースの流れを掴み切れていないかな。巧く力を出し切りたい」

 東日本は、小林圭介を先頭に小島雅章、赤井学と3車が並ぶ。先頭を任された小林は「あんまり自信はないし、先行はあまりしたくないが、時と場合で仕掛けたい」とチャンスがあればタテ脚を出すつもり。「A級はS級よりも楽だが、そこまで差はないかな。小倉は悪くないと思うので、まずは一走してみてからですね」

7R

選手の写真です。
林大悟選手
 小倉バンクには昨年の競輪祭以来の登場となった近藤隆司は近況復調ムード。「9月~11月まで練習が思うようにできていなかったけど、12月くらいから練習できるようになってきた。体の状態も少しずつ戻ってきました。弟の夏樹にアドバイスを貰ったりもして、自転車との一体感も出てきた」

 ホームバンクで負けられない林大悟は「地元なのに厳しいメンバーが相手ですね。前回の大宮記念では動き自体悪くなかったし、準決勝は中川誠一郎さんが後ろだったので。3番目の弟も競輪学校に受かったし、慶次郎も和歌山記念で良いレースをしていたので、自分も負けていられない。ここは普段から練習しているバンクなので頑張りたい」と気合十分だ。

 近況伸び良い関貴之は片折亮太に託す。「連係は何度もあるし、信頼している。必ず何かやってくれるしね。ここ2場所初日をクリアできていないので、何とか勝ち上がりたい。状態は悪くないし、伸びは良いので」

8R

選手の写真です。
皿屋豊選手
 G戦線でも存在感の増してきた皿屋豊が中心になりそうだ。「ライン3車なので、しっかり走りたい。佐藤博君がスピードあるので、そこを警戒して。練習の調子は良いし、力を出し切れればいいと思う。最近は警戒されることも多くなったので、組み立てだけはしっかりしたいです。ドームだし、2周くらいなら駆けてもいいかも。駆けてしまえばスピードに乗るし、まくりはリスクがあるのでね」

 皿屋の番手で巧みなリードから差し切りを狙うのが西岡正一。「皿屋君とは初めて連係するけど、彼のレースは見ている。自分の状態はだいぶ戻ってきたし、フレームのセッティングも出てきた。突っ込める感じもありますよ。点数をだいぶ落としてしまったので、S級1班の点数を今期しっかり取るためにも、点数をここから上げていきたい」

 検車場で饒舌にインタビューに応えていた佐藤龍二の気配が良さそう。「最近ずっと調子が良くて、体が勝手に動いている。早めに動いて末が残っていないけど、調子が良いから動けているってこと。前回終わってから自転車に乗っていないけど、ドームだし風もないので状態的に変わらないと思う。攻めて勝つレースをしたい」

9R

選手の写真です。
南潤選手
 ここは実績上位の近畿コンビが人気になりそう。先頭を担う南潤は「練習はできている。初日を勝ち上がろうとし過ぎてレースが小さくなってしまい、ダメなことが多かった。自信のない時期があったけど、小倉は良いイメージが多いので自信を持っていきたい。スピードには自信あるので、しっかり頑張りたい」
 
 藤木裕は近況5場所連続で初日連対中。「ナイターが5場所目なので、疲れもたまってきた。でも練習は休まずやってきました」

 坂本周作が強力な近畿勢に挑む。「冬期は競輪学校に移動して練習している。良い練習ができています。大宮記念の時には守澤太志さんに乗り方とかアドバイスを貰って、少しずつ良くなった。小倉は結構好きなので1着取れるように」

10R

選手の写真です。
鈴木裕選手
 昨年後半から白星を量産している鈴木裕が中心。変幻自在な攻めで予選突破へ集中する。「手応えも良いし、頭で考えずに動けていると思う。体もここだって思う所で反応してくれるので。自転車も含めて、体重を落としたことも試したこと全てが良い方向に行っている。初日も流れの中でしっかり動いていきたい」

 渡辺正光は番組を見るなり目を丸くして喜んだ。「こんな良い所を回れるんですか。ありがたい。もちろん鈴木さんとの連係は初めてですよ。何も考えず付いていきます。練習はぼちぼちしているので流れに乗れればいいですね」 

 2場所連続で初日1着の酒井拳蔵が強敵撃破へ虎視眈々。「最近まで岸和田のバンクが使えなかったので、街道とかで練習していた。練習はできたので状態は問題ない。攻めるレースをして気持ちで負けないようにしたい」

11R

選手の写真です。
園田匠選手
 単騎が3名となり混戦ムードの初日特選。四国3車の結束力を見せたい小川真太郎は「体はだいぶマシ。小倉でこけたのでその借りを返したい」と昨年11月の競輪祭で起きた落車を振り返る。「竹内さんとの2分戦なので、先行も考えていく。自転車とシューズを前回から換えて、シューズのサンが少し気になるので調整します」と万全の状態に仕上げて初日に臨む。

 バック数一番の竹内翼は「名古屋を休んだが、間が空いて疲れを取りながらしっかり練習できた。今年はG1で戦える選手になりたいし、練習の感じも良い。状態は徐々に上がっている」と終始笑顔を見せていた。

 ホームバンクで誰よりも気合の入っていた園田匠は単騎戦を選択。「亮馬は動いていないし、亮馬が広島勢に行くなら俺は単騎でやります。地元だし、ワガママを言わせて貰います。練習は普段通りにできたし、状態は悪くない。上がりタイムとか脚の感じもG1に向けて順調だし、今はタテ脚で外を回すことを意識して走っている。最近の着以上のデキではありますよ。地元だししっかり走って、お客さんの為に穴を出せるように

6R

選手の写真です。
水谷良和選手
 正攻法の中野雄喜が打鐘過ぎまで誘導を使いながら、一気にペースアップ。最終ホームを一列棒状のまま通過し、中野が先頭でバックを通過。4コーナーで北川紋部に絶好も、3番手から水谷良和が突き抜けた。
 「すんなりの展開でした。道中も凄く余裕があった。あの感じならまくられることはないと思っていました。自分の思うように最後も伸びた。中野君も落ち着いて走っていましたね」
 逃げた中野雄喜は末を欠いて4着。レース後は終始反省を口にした。「誰も押さえにこなくてドキドキしました。もうちょっと残れないといけないですね。誘導を目標にしながら巧く走れたと思うけど、思ったよりも重たく感じて、最後はタレてしまった」

7R

選手の写真です。
近藤隆司選手
 林大悟が打鐘で先頭に立ち、徐々にペースを上げる。近藤隆司は中団へと追い上げて、最終ホームを通過。後方から片折亮太が仕掛けるも、近藤が合わせて踏み込みそのまま逃げる林をまくり切った。
 「中団へ入ってからは車間を空けられないくらい林君に良いペースに入れられた。それで車の出が悪かった。反応がコンマ何秒か遅れたら片折君に行かれていた。ゴールまでモガキきれた感じはあったし、完調には近いけど重たさは感じる。しっかりクールダウンして明日に備えたい」

 逃げた林大悟が2着に粘り込んだ。
 「近藤さんは今101点だけど、少し前まではもっと点数持っていましたもんね。ペースに入れたかったけど、踏み過ぎました。でも力を出し切れて粘れたし、自分のレースはできたので良かった」

8R

選手の写真です。
佐藤龍二選手
赤板で皿屋豊にフタをした日野博幸が打鐘で先頭に立つ。打鐘の4コーナーから皿屋が仕掛けるも、番手の西岡正一は離れてしまい最終ホーム。皿屋がバックで日野をまくり切るも、同じくバックで佐藤博紀の内へ潜り込みコースをこじ開けた佐藤龍二が皿屋に詰め寄り最後に差し切った。
「大西さんとの信頼関係があったからこそでしょうね。皿屋さんの動きは見えていたけど、カマすとは思わなかった。日野さんもホームでカカっていたので。皿屋さんを追い掛けたかったけど、スピードが違った。佐藤博さんが行ったところで日野さんと佐藤博さんの間に自転車の鼻先を差し込んで無理矢理いきました。追いつかないと思って踏んだのが結果良かったと思う。良く抜けました」

皿屋豊は2着もレース後は終始反省。
「ジャンで行かないとダメですね。佐藤龍君とタイミングが被ってしまって…。ホームで無理矢理仕掛けました。出切ってからは余裕があったけど、組み立ての判断がちょっと…。脚は良いと思います」

9R

選手の写真です。
坂本周作選手
 正攻法の南潤が赤板から突っ張って先行策。打鐘で後方から隅田洋介が巻き返すも、南は更にペースを上げて最終ホームを通過。グングン飛ばす南がバックも先頭で通過し、番手の藤木裕に絶好の流れかと思われたが、中団から3コーナーで仕掛けた坂本周作のまくりが届いた。
 「バックで仕掛けられれば良かったんですけど。丁寧にいきすぎました。ホームで兵藤(一也)さんに内へ来られてしまい、リズムが狂ったけど、ある程度イメージ通りだった。結構伸びたかな。南君が強かったけど、落ち着いて走れた。でも内容は悪かったので修正したい」
 懸命にけん制して直線で追い込んだ藤木裕だったが、最後は伸び負けて2着。
 「南が強いのでどこから仕掛けるんだろうって思っていた。本命は自分だったけど、脚力なら南が一番あるので任せていた。構えたら最近の南だと、負けパターンになるので、行くなら行く。まくるならまくるとそういう事だけ言っていた。だいぶ引き付けて援護したけど、あれ以上は無理。南に3着に残って欲しかったけど、勝ち上がってくれたので良かった」

10R

選手の写真です。
鈴木裕選手
 酒井拳蔵が切った上を藤原俊太郎が叩いて打鐘を通過。追い上げた鈴木裕が3番手をキープして、最終ホームを通過する。鈴木は2コーナーから仕掛けると、一気に前団をまくり切って後続を3車身引き離した。
 「冷静に走れました。3番手を取れたのがラッキーでしたね。叩いていくのも考えたし、叩く勢いで踏んだけど、3番手が空いたのでめっちゃバックを踏みました。藤原君は強かったですね。展開が良かったので何とも言えないが、踏み込めているし、脚は仕上がっています。前々に攻めるレースも前回同様にできたので良かった」
 鈴木にマークした渡辺正光は離れながらもなんとか2着をキープした。
 「番手でしんどかったのは初めて。10キロくらいスピードが早い。2着に入れたのでやった方だと思います。踏み出しだけ気を付けて、前を乗り越えちゃえば何とかなるかなって思って走っていました」

11R

選手の写真です。
小川真太郎選手
 正攻法の小川真太郎が、赤板で押さえに来た竹内翼を突っ張って打鐘。単騎の神田紘輔が最終ホームでカマすと、小川は一車出させて2番手をキープしてバックを通過。3コーナーから仕掛けた小川が後続の追撃を振り切って1着を手にした。
 「今日は先行しようと思っていた。翼を突っ張れば勝負には勝のかなって。神田さんが仕掛けてきたけど、一車だったのでそれを見て出してと思った。冷静に走れたと思います。シューズのサンを換えたら悪い感じはしなかったし、前回の大宮記念の時よりは踏めていると思います」
 2着には直線で外を伸びた園田匠が食い込んだ。
 「伸びは問題ない。緩んでいるのは分かったが、仕掛ける勇気がなかった。前に中村さんもいたので中村さんが内と外とどっちを踏むかなって思っていた。一番後ろになっても状態的には問題ないと思う」
 小川マークの湊聖二は直線で伸びを欠いて4着が精一杯。
「余裕はあったんですけど…。コースを見誤りました。神田が外に振っていて、真太郎がまくっていたのでその外はいけなかった。真ん中のコースが空かないかなってずっと見てしまった」

4R

選手の写真です。
伊藤颯馬選手
 赤板で伊藤颯馬を押さえた藤井将が先頭で打鐘を通過。後方へ下げた伊藤は打鐘の3コーナーから巻き返して、最終ホームで藤井を叩く。叩かれた藤井は飛び付いて佐々木翔一を捌くも、切り替えた長野和弘が藤井を掬ってバックを通過。最後もしっかり踏み直した伊藤が力強く押し切った。
「良い感じにカマせた。後半のタイムが前半よりも0秒1上がっているし、脚も軽かったので良いと思う。出切ってからは一回緩めて踏みました。A級では2回優勝しているけど、昨年からしばらく優勝がないので、今回は獲りたいです」

俊敏な立ち回りを見せた長野和弘が2着。
 「待ったらチャンスがないと思って内へ降りていきました。体は勝手に反応した感じです。脚も軽いことは軽いですね」

藤井マークから最後は内を踏んだ桶谷明誉が3着に食い込んだ。
 「藤井がハコに飛び付くとは思わず、引くと思っていた。ちゃんと付いていけば良かったです。今回は僕の判断ミス。走った感じは良いけど、その判断ミスが全てです」

5R

選手の写真です。
水谷良和選手
 打鐘で先頭に立った中野雄喜が徐々にペースを上げて最終ホームを通過。中団がもつれて、後方から瀬戸晋作がまくり上げてくるも、番手の水谷良和が巧みな援護から直線でシャープに差し切った。 「連勝がここまで続くと、怖いですね(笑)。ラインを組んでくれた皆のおかげです。自力選手なら特別昇級を狙うんだろうけど、追い込みだし狙って取れるものでもない。でも皆にプレッシャーを与えたいね。丁度一年前はケガをしたり病気になったりしてボロボロだったけど、腐らずやっていたらここまできたよ。令和になってから良い感じだね」

逃げた中野雄喜が2着に粘り込んだ。
 「最初からずっと重たくて、自転車が流れていない感じ。でも昨日よりは良いと思う。少し修正はできたかな。ラインで決まったののも良かったです」

3着には中近勢を追走した野村純宏が入り、ラインで上位を独占。「前が仕事をして内へ戻ってきた時に慌ててハンドルを下げたりしたのできつかった。一つで暴れていたって感じ(苦笑)。中野君がしっかり駆けてくれたおかげ」

6R

選手の写真です。
佐々木堅次選手
 後ろ攻めの下岡優季が押さえると、中団に佐々木堅次が追い上げて、正攻法の橋本瑠偉は後方に車を下げて打鐘を通過。打鐘の4コーナーから仕掛けた佐々木が、逃げる下岡をバックで捕らえると、小林圭介の援護を受けてそのまま押し切った。
 「もがく距離が短かったし、仕掛けていけた。初日は7割くらいで踏んだけど、準決は下岡さんのダッシュも凄かったし、全開で踏みました。合わせられそうになったけど、まくりきれて良かった。中団が取れたのが大きかったです」
 小林の後位に切り替えた北川紋部が4コーナーで内を突いて2着に入った。
 「佐々木君が中団から仕掛けてきたので、下岡君も想定外だったと思う。自分の状態はこんなもんかなって。前にいてくれたので何とかなりました」
 佐々木マークの小林圭介は直線で踏み負けて3着。
 「抜けないのは仕方ないけど、2着はキープしないとダメですよね。佐々木君はめちゃめちゃ強いし、一杯になってしまった。地脚タイプと聞いていたけど、ダッシュも凄いし最後も全然タレてこなかった。準決で連係したことで大体感じは掴めました。決勝では抜けるように頑張りたい」

9R

選手の写真です。
坂本亮馬選手
 赤板で押さえにきた藤木裕を正攻法の鈴木裕が突っ張り打鐘を通過。後方から林大悟が巻き返して最終ホームで鈴木を叩く。鈴木は番手に飛び付くも、坂本亮馬が番手を守りきって最後にきっちり追い込んだ。
 「前のおかげです。(鈴木は)なかなか強力なイン粘りでした。勝負所で魅せられて良かった。今は自力を出していないので、皆には危ない所を見せろと言われているけどなかなかね(笑)。林は落ち着いて走っていたけど、もっとスピードに乗せたらライン3人で決まったと思う」

 林大悟が2着に粘り込んで決勝戦進出を決めた。
 「展開が向きました。あとは亮馬さんのおかげ。ホームの小倉ででS級では初の決勝戦なので嬉しい。準決は緊張よりもリラックスして走れました。やっぱり挑戦者の気持ちで走れるのは楽ですね。バックを取るという自分のレースをしようと思っていました」

3着には切り替えて直線踏み勝った中村浩士が食い込んだ。
 「鈴木君が力を出し尽くしたおかげ。あれだけレースを作ってくれて頑張ってくれてありがたい。(西岡が外にいたが)退かしにいってもダメだと思ったし、待ってから踏みました。いつも通り冷静に走れた」

10R

選手の写真です。
南潤選手
 後ろ攻めから上昇した南潤が打鐘前で先頭に立つと、中団に小川真太郎が追い上げる。正攻法の佐藤博紀は後方に下げて打鐘を通過。最終ホームめがけて佐藤が仕掛けるが、南潤もペースを上げて合わせ切り最終バック。車間を空けていた神田紘輔が詰め寄るが、南が振り切って白星を手にした。
 「道中の踏んでる感じからして、徐々にペースを上げていくよりも誰かが仕掛けてきてから合わせられるなって思った。初日より距離が短かったし、楽に踏めました。すんなり1周駆けられたから、車間を切られているようじゃダメですね(笑)。最近の成績からして良かったし、1着で決勝に行けたのでほっとしています」

援護した神田紘輔は最後迫るも2着。
 「車間を空けすぎました。でも潤に勝ち上がって貰わないと、目標がいなくなると思ったので。佐藤さんが仕掛けてきたのも小川君が来たのも見えました。潤のカカリ具合は良かったと思いますよ。これで自信を付けて貰わないと。体は反応しているし、決勝は抜けるように頑張りたい」

4コーナーから内を踏んだ山中貴雄が3着に食い込んだ。
 「記念を制覇した時のフレームを今まで使っていたが、落車してから感覚がいまいちだったので、以前に使っていたフレームを今回持ってきていた。感じが良かったし、進みますね。凄く良い感覚で伸びていきました」

11R

選手の写真です。
湊聖二選手
 竹内翼が打鐘前で先頭に立ち、巻き返してきた皿屋豊を合わせ切って主導権。最終ホームで後方の近藤隆司が仕掛けると、3番手に収まっていた皿屋も合わせて踏み込む。竹内をマークした湊聖二は懸命に援護してから2センターでタテに踏み抜け出して後続の追撃を振り切った。
 「100%竹内君のおかげです。竹内君がめっちゃ踏んでいってくれた。皿屋君も合わせきったと思ったら、もう一回仕掛けてくるし、凄く強かった。あそこで被ったら終わりだと思って踏みました。ラインが3車いたらけん制して戻ったりしたんだろうけど、判断が難しかったです」
 なんども脚を使いながら、しぶとくまくり上げた皿屋豊が2着。 「竹内君がやる気でしたね。園田(匠)さんに迎え入れて貰ったので、もう一度仕掛けるしかないって思っていました。脚は良いけど、凄くきつかった」
 道中で皿屋に離れた園田匠だったが、冷静に立て直して直線外を追い込み3着に食い込んだ。
 「内を締めていないと、潜り込まれると思ったのでホームのところは内を締めていた。そしたら前が上をずっと走っていたし、踏み遅れました。2コーナーで佐藤(龍二)君が降りてきて、3コーナー付近では自分から先にコースに入ると詰まっちゃうなって思ったので冷静に見て走れた」