KEIRIN EXPRESS

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小倉競輪

KOKURA KEIRIN

81#

FⅠギラヴァンツ北九州杯

7.22Mon 23Tue 24Wed

次回開催

F1

7/28 ・29 ・30

検車場レポート

  • 7/21 Sun.  (前検日)
  • 7/22 Mon.  (1日目)
  • 7/23 Tue.  (2日目)

6R

選手の写真です。
尾崎睦選手
前回の別府サマーナイトフェスティバルで持ち前のスピードを発揮できずに消化不良に終わった尾崎睦は今節から仕切り直しを誓う。
 「前回は行けるタイミングがたくさんあったのに…。調子は良かったし自信がなかったとかではないんですけど、動けなかった。3日間同じ失敗をしてしまったので今回はその分もしっかりと頑張りたい。今回は別府で優勝した石井(貴子)さんもいるので、決勝でしっかりと挑戦できるように勝ち上がりたい」
 前回奈良初日に白星を手にした蓑田真璃は練習の成果を感じており、今節も決勝への切符を掴もうと初日から奮闘する。 
 「3月くらいから練習メニューを変えて脚力は付いてきているなって自分でも感じています。周りも強いですけど、小倉は後方になると厳しいので前々に踏みながらしっかりと勝負したい」

7R

選手の写真です。
石井貴子選手
 前回の別府サマーナイトフェスティバルで優勝した石井貴子だが気を引き締めて今シリーズを戦い抜く。
 「今年は前半が良くなかったので、サマーナイトを取りたいと思っていたので勝てて良かったです。もちろん毎年、年末のグランプリは意識していますし、そこに向けても繋がる。別府に合わせて練習していたので、終わってから疲れが出てしまいましたけど、ケアはしてきたので。初日から気を引き締めて戦いたい」
 強敵石井に挑むのは戦法多彩な内村舞織だ。
 「前回が終わってから5日しかなかったけど追い込んで練習してきました。雨でパワーマックス中心ですけど、周りのみんなが休んでいる中でも一人でしっかり練習したので上積みはあると思います。しっかりと前々に踏みながら自力を出せれば」

10R

選手の写真です。
野原雅也選手
 4月伊東での落車により長期離脱を余儀なくされていた野原雅也であったが、復帰3場所目となる今シリーズから本領を発揮する。
 「復帰戦の久留米初日は勝てたけど、自分の中では全然良いとは言えない状況でした。前回の別府は大敗続きだったけど、スピードは戻っている感じなので。直前の練習の感じもかなり良かったし、かなり戻ってきた。地元の加倉(正義)さんに任されたので、迷惑を掛けないようにしっかりと戦いたい」
 今節は追加参戦となる加倉正義だが調整に余念なし。不甲斐なく終えた前回の分を取り返そうと初日から奮起する。
 「久留米記念の初日は良くなかったけど、そのあと2勝できたし修正できたと思ったら、前回は良くなかった。この歳になると日ごとに調子が変わるというか自分でも調子を掴みづらくなってきている。その中でも最善を尽くしているつもり。今回は追加ですけど、早めに入ったのでしっかりと調整してきたし、前回の分を取り返すつもりで」

11R

選手の写真です。
竹内翼選手
 持ち前のパワーを武器にダイナミックな仕掛けを披露している竹内翼がS級予選のメインを飾る。
 「久留米記念が追加で、その前もその後もレースが詰まっていてまとまった練習ができていなかった。でもその中で調子だけは維持していました。でもまだやっぱり物足りなくて。その上というかさらに力を付けないと思って、練習も工夫しながら追い込んできました。小倉はたしか2年ぶりですけど、相性は良いですね。風もないし、出切ってしまえば押し切れるイメージ。タイミングを逃さず力を出し切れれば勝てると思うので自信を持って挑みたい」
 番手を務めるのは落車空けの國村洋だが、不安なしを強調して胸を張る。
 「前回の落車は一回転したけど受け身は巧いので。ケアもしっかりできたし、練習もバッチリ。竹内君とは何度もあるけど、このクラスになると相手も強烈だから(結果が)良かったり悪かったりは仕方ないですからね。信頼してしっかりと付いていきますよ」

12R

選手の写真です。
坂本亮馬選手
 S級初日特選は豪華メンバーが集結して見応えある一戦に。充実の布陣を形成する坂本亮馬が勢いある別線を迎え撃つ。
 「吉田(拓矢)君も不破(将登)君も強いし勢いもあるけど、本気になったら一番強いのは(北津留)翼でしょ(笑)それは間違いないので信頼して。膝を痛めてから調子を崩していたけど、セッティングや体の使い方を工夫してようやく上向きなので。西武園は3日間、番手回りだったけど、2日目は自分で踏み込む形になったけど、勝ち切れているので悪くないでしょう」
 中四国勢を味方に4車ラインを形成する北津留は気持ちを引き締める。
 「(坂本)亮馬にももちろん迷惑は掛けられないけど、前回の別府最終日に中四国の2人には迷惑を掛けてしまったのでその分も頑張りたいです」
 別府サマーナイトフェスティバルで優参を果たしている吉田拓矢の機動力も脅威。
 「取手記念から新車に換えて、前回の別府でセッティングを換えたら良くなりました。初日、2日目と自分のレースができたと思う。でも、いい競走をした後が大事だと思うので、前回の優参を無駄にしないように今回も出し切るレースをしたい」
 ビッグ戦線でも存在感を高めている不破将登も侮れない存在だろう。
「前回の初日は完全に組み立てに失敗。雨が凄い中で後手を踏んだら勝ち目はないですよね。最終日は前もいたけど、しっかりと勝ち切れたし調子は悪くないですね。吉田君は前回強かったけど、過去に2回対戦して全部勝っていると思います(笑)志智(俊夫)さんが付いてくれるのでしっかりと組み立てたい」

6R

選手の写真です。
尾崎睦選手
太田美穂が正攻法に構えて人気を背負った尾崎睦は初手で4番手の位置をキープ。赤板から打鐘まで隊列に動きはなく、蓑田真璃が3番手の位置から叩きに出るが太田が出させまいと踏み込む。冷静に戦況を見極めた尾崎が残り一周手前から一気の巻き返しに出ると、影をも踏ませぬ逃走劇で堂々と押し切った。
 「(打鐘で前が踏み合う流れとなったが)今日は早めに仕掛けようと思っていたので、しっかりとタイミングを見て仕掛けました。(前回の別府と)同じ失敗をしないようにと思っていたので。出切ってからはペースで踏みました。そこまで軽いって感じではないですけど、力は出し切れているので(一走ごとに)良くなると思います」
 2着をキープしたのは蓑田を突っ張り切って尾崎の番手に収まった太田。
 「蓑田さんを突っ張ったのは正解ですけど、その後すぐに尾崎さんが来るとは思っていなくてきつかったですね。番手に入れたけど、2車で来られていたら厳しかったと思う。でも感触は良いので2日目も頑張ります」
 

7R

選手の写真です。
石井貴子選手
 赤板周回手前から上昇してきた内村舞織が2番手の位置に追い上げると、打鐘で中西叶美の上昇を許さず合わせて踏み込み先頭に躍り出る。判断良く内村を追走していった板根茜弥が有利にレースを運んだが、最終2コーナーで5番手の位置から車を外に持ち出した石井貴子が自慢のスピードで飲み込んだ。
 「勝てましたけど体が疲れていますね…。仕掛けも遅くなってしまったし、道中の判断も遅れてしまっていますね。でも日に日に疲れは抜けてくると思うので、決勝に向けて少しでも良くなるように明日も頑張ります」
 内村を追い掛ける形から抜け出した板根が2着を確保。
 「本当はスタートを取りたかったけど取れなくて…。でも内村さんが来たのでラッキーって感じで入れました。3コーナーでハウスしてしまったし、余裕はなかったですね。このまま前を抜けたとしても絶対に石井さんは来るので後ろが気になってしまいましたね…」
 

10R

選手の写真です。
加倉正義選手
 ベテラン加倉正義が意地の白星を挙げた。正攻法に構えた野原雅也は赤板で突っ張る素振りを見せたが、別線を出させて態勢を整えると残り一周手前から一気の巻き返しへ。踏み出しで車間が空いてしまった加倉だが気迫の猛追走で野原に付け直すとゴール寸前で見事に交わした。
 「あのダッシュは年寄りにやさしくないでしょ(苦笑)駆け出しで波も作られたし、紺野(哲也)にもホームで見られてダメかと思った。野原が待っててくれたんでしょう(笑)何とか追いつけて良かった」
 抜群のカマシを披露した野原であったが課題を掲げる。
 「もっと(別線が)早く動くと思っていたけど…。スピードは良かったけど、出切って一杯な感じでしたね。セッティングをぶっつけ本番で試したのでもう少し修正したい」
 野原に叩かれた佐藤は懸命に追い掛けるも4着で、野原のスピードの違いにうろたえる。
 「ビックリしました…。えって気づいた時にはいかれていましたね。一生懸命追い掛けたけど追い付くどころか離れていきそうでしたよ…」

11R

選手の写真です。
藤木裕選手
 後ろ攻めを選択した竹内翼が赤板手前から上昇して中団の箱田優樹にフタをすると、正攻法に構えていた藤木裕が一旦突っ張る。怯んだ竹内を後方に追いやるとそのまま先行態勢に持ち込み末良く押し切った。
 「一旦、突っ張る感じでしたけど、その後はほっておかれたので。逃げ切れたのはたまたまですよ(笑)今の自分のスタイルではないですからね。(状況に応じて)考えては走っていますけど。でも先行も考えていないとできないことなので」
 番手絶好の水谷良和であったが差し切れずに2着まで。
 「競走得点を100点まで落としていたけど、やっぱり実績は(藤木が)一番だね。車間を空けようかなって思ったら踏み直されましたよ。本当に強かった」
 箱田はスンナリと中団を確保するもまくり切れずに3着。
 「後ろを気にしながら車間を空けて行こうと思った時にはどんどんカカって行ってしまった。ドームは先手が有利ですね。準決以降は考えて走りたい」

12R

選手の写真です。
吉田拓矢選手
 前回の別府サマーナイトで優参を果たして復調を印象付けていた吉田拓矢が自信を持って後ろ攻めを選択。4車ラインを形成していた北津留翼を出させまいと打鐘から力強く踏み込み主導権。最終バックで4番手の位置からまくりを狙った不破将登をも合わせ切って堂々と押し切った。
 「北津留さんを出させるつもりはなかったし、今日はしっかりと先行って決めていました。出切ってからはペースに入れて、不破さんが中団に入っていたのも分かったのでまくりに合わせて踏めるように余力を残して駆けました。最後も押し切れているし感じは引き続き良いと思います」
 外々で耐えながら踏み続けた不破が2着に入線。
 「3コーナーで尾崎(剛)さんに持ってこられると思って構えながらのまくりでちょっと失速したけど、外に浮かずに最後まで踏み切れたので悪くない。吉田君が強かったですね」
 吉田を追走した尾崎はツキバテしてゴール手前で沈み、不破を追走した志智俊夫が3着に入線。
 「道中で追い上げたり脚は使ったけど余裕はあったので。最後は内の林(雄一)が気になってしまった。悪くはないけど詰めが甘いですね」

6R

選手の写真です。
内村舞織選手
 赤板手前から動いた梅田夕貴が正攻法に構えていた藤田まりあの後ろへ追い上げて打鐘を迎える。人気を背負った尾崎睦が5番手の位置から最終ホーム目掛けてカマシを敢行。車間を空けて間合いを取っていた内村舞織が3番手の位置から合わせて踏み込み番手に嵌ると、最終4コーナーから車を外に持ち出してゴール寸前に差し切った。
 「尾崎さんに合わせて踏んだつもりですけど、ダッシュが凄すぎて出切られてしまいました。本当は自力で戦って勝ちたかったけど、いつも自在に動いているので得意パターンになりましたね。でも今までなら抜けていなかったけど、今日は差せたので。昨日4着を取ってしまって決勝に乗りたいから緊張したけど何とかですね」
 ゴール寸前で失速して2着の尾崎は課題を掲げる。
 「内村さんに合わせて踏まれたので出切るのに脚を使いましたけど、最後差されたのは自分の力不足。(脚を使わされたとしても)それでも押し切らないとダメなので。決勝はしっかりと勝てるように走ります」

7R

選手の写真です。
石井貴子選手
 赤板から動き出した飯田よしのが石井貴子の前へと追い上げ、追い掛けて上昇していた中西叶美が太田美穂を叩いて打鐘で先頭に踊り出る。冷静に相手の動きを見極める石井は最終ホーム手前からカマシを打った太田の3番手にスイッチ。最終バック手前から力強く踏み込むとそのままG線へ一番乗りを決めた。
 「昨日と変わらず体は疲れていますね。脚の状態は良いけど、体的に動きが良くない。動き出せば動きますけど、それまでの反応が遅いですね。積極的に動こうと思っていてもまくりになってしまっていますし。前回の疲れが抜けていないですね。でもその中でもしっかりと走れるように調整して決勝も頑張ります」
 2着には石井にまくられながらも懸命に踏み直した太田が入線。
 「初手で石井さんが真後ろにいるのは嫌でしたけど、中西さんが切ってその上をしっかり叩けた。動くべき所で動けているし、最後も粘れているので。感じは悪くないと思います」
 

10R

選手の写真です。
不破将登選手
 正攻法に構えていた不破将登は赤板過ぎに飛び出した東矢昇太ラインを受けて一旦3番手に収まったが、佐藤佑一の動きに合わせて踏み込み東矢を叩いて4番手をキープ。最終ホームから一気に巻き返すと後続を千切ってそのままゴール線を突き抜けた。
 「本当は東矢さんが切って佐藤さんが叩いた上を叩こうと思っていたけど、佐藤さんが来なかったので。その後(2コーナーで)来たのが見えたので合わせて踏んで中団と思いました。そこまでは良かったけど、ホームで志智さんと呼吸が合わなかった。早めに叩いてしまえばラインで決まるかなって思っていたけど、志智さんは内を締めていたみたいですね。調子は良いけどラインで決められなかったのが残念です」
 2着には佐藤をリードした岡光良が入線した。
 「ホームは前も踏んでいたしモガキ合いの所で不破君は張れないと思って。いい感じで嵌るかなって思ったけど、なかなか詰まらなくてきつそうでしたね。後ろに福田(知也)君がいると思って早めに踏んだけど西岡(拓朗)君だったみたいで…。見えていませんね。でも体調が戻って練習もできるようになってきたので脚の感じは上向きです」
 福田を捌いた西岡が岡に続いて3着で決勝進出。
 「今日は本当にノープランでした。とりあえず前々に踏んでと思って。志智さんがずっと締めていたので空かなければそのままついて行って3着と思ったけど。もうその後は自分でもよくわからない感じで必死でした」

11R

選手の写真です。
坂本亮馬選手
 地元ラインの先頭を務めた北津留翼が初日の反省を踏まえて果敢に攻めた。初手で中団を確保していた北津留は打鐘手前から抵抗する松坂洋平を力ずくで叩いて主導権。最終ホーム手前から巻き返しに出た藤木裕をも出させず軽快に逃げると、余裕ある坂本亮馬が大きく車間を空けて援護しながら直線でキッチリと交わした。
 「(北津留)翼の場合は前に出てしまえばどうにでもなるから。打鐘で結構、抵抗されたけどしっかり出切ってくれたので。今日は変に外を張るよりも車間を空けてと思って。詰める感じで踏めば3人で決まると思いました。自分の調子も良いし師匠(加倉)と一緒に決勝に乗れて良かった」
 坂本の援護を受けた北津留が2着に粘り別線を完封。
 「昨日、怯んで失敗したので今日は叩き合いを覚悟じゃないけど力を出し切ろうと思っていました。それでもダメなら仕方ないかなって。でも叩き切ってしっかりと残れたので良かった」
 ベテラン加倉は渋く3着をキープ。別線に隙を与えずに決勝進出を決めた。
 「翼が出切った時点で前2人はワンツーが決まると思ったけどワンツー・フォーじゃ格好わっるいから(苦笑)松坂君にロックオンされたらヤバいと思って車間を切りました。自分も何とか決勝にに乗れて良かった」

12R

選手の写真です。
吉田拓矢選手
 初日特選で逃げ切り快勝の吉田拓矢が番手が競りのハンデを跳ね除け別線の包囲網を突破した。
 後ろ攻めを選択した野原雅也が中団の吉田にフタをする形から叩きに出ると、正攻法に構えていた箱田優樹が突っ張り気味に踏み込む。中団で被る形となってしまった吉田であったが、判断良く内をすり抜けると懸命に追い掛けた山中貴雄と共に打鐘で先頭に立つ。怯んだ野原が後方に下げると徐々にピッチを上げてレースを支配してそのまま逃げ切った。
 「(打鐘の所は)引けないと思って内でガマンしました。そうしたら内が空いたのが見えたので踏み込んで、林さんが追い上げて来るかなって後ろを見ながらペースに入れました。ラインで決められなかったけど余裕もあったし脚の状態は良いと思う」
 2着には林との番手勝負に出ていた山中が吉田に続いた。
 「(吉田が)内へ行ったので外は回せないと思って付いていきました。競りにはならなかったけど、とりあえず番手はしっかりと思って。1センターからのカカリがヤバかったですね。抜く所の話じゃなかった。強すぎます」
 後方に立ち遅れた野原であったが態勢を立て直すと最終2コーナーからまくり上げ、4角で内を突いて3着に突っ込んだ。
 「まさか(吉田が)内から行くと思っていなくて…。きつかったですね。まくりにいったけど最後は内しかないと思って。箱田さんも自力出し内が空くと思いました。セッティングを修正して初日より感触は良かった」