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昨年四日市で行われたレインボーカップチャレンジファイナルで特別昇班を決めた小林泰正が小倉バンクに初登場。昇班後の宇都宮でいきなりA級初Vを決め、今年初戦の奈良では完全Vといまや飛ぶ鳥を落とす勢いだ。
「3月にルーキーチャンピオン(若鷲賞)を走ることが決まったので、嬉しいですね。2月は斡旋が前半に2本だけなので、そこからルーキーチャンピオンに向けて仕上げていきたい。それまで変な走りだけはしないようにしたいですね。同期は(S級に)特進を決めているが、自分は焦って特進を狙うより、今はレースの流れを覚えて力を出し切ることが目標です」とあくまでもマイペースに、そして着実に力をつけることを重要視している。「鈴木(龍之介)さんとは昇班初戦の宇都宮で連係したが、その時はまだまだ組み立てが甘くて後ろを連れ込めなかった。今度はしっかり連れていきたい」と関東ワンツーを決めるべく、初日は早めの仕掛けを心掛ける。
小林が大本命のレースだが、崩すとすれば好調ムードの宮崎一彰か。
「状態は悪くないし、チャンスがあれば仕掛けたい。昨年までのチャレンジ戦で、若い選手を相手に力勝負できたことが自信になったので、それが今の成績に出ている。小林君とはチャレンジ時代に2回戦っているので、強さは知っている。なんとかできれば」と3度目の正直を狙って、猛抵抗を試みる。