石井貴子が大本命だ。18年はダービーで行われたガールズコレクションを制すなど12V49勝。競輪祭で行われたガールズトライアルはVこそ逃したが、石井らしい攻撃的なレーススタイルできっちり決勝に駒を進めた。3年ぶりとなるガールズグランプリにも出場を果たし、一層パワーアップした印象を受ける。当所でも、強気に攻めてファンの人気に応えよう。
対するは荒牧聖未。成績こそ石井に劣るが、キレのある走りで逆転も十分。10月平塚では、的確な状況判断で大久保花梨らを撃破し、見事に完全Vを飾っている。好機に仕掛けて、石井に土を付ける。
中嶋里美は11月西武園でデビュー後初Vを奪取。決勝は最終ホームからカマして押し切った。先行も含めた多彩な戦法を使い分け、再び波乱を演出する。那須萌美は在校成績4位と高いポテンシャルを有する。まだ粗削りなところもあるが、抜群のレースセンスを生かして存在をアピールしよう。