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小倉競輪

KOKURA KEIRIN

81#

FⅠ第12回吉岡稔真カップ争奪戦

7.20Fri 21Sat 22Sun

次回開催

F2

7/28 ・29 ・30

検車場レポート

  • 7/19 Thu. (前検日)
  • 7/20 Fri. (1日目)
  • 7/21 Sat. (2日目)

6R

選手の写真です。
滝本泰行選手

 A級の初日特選は今期2場所走り連続優勝中と好調な滝本泰行がレースを支配しそうだ。

 「自分でもこの成績にはびっくり。流れも良いのか前回は主力級がことごとく準決で敗退したり、自分に良いような風が吹いている。特別なことはしていないけど、昨年末から体重を増やしている。それが良い方向に出たのかな。今回も豪華なメンバーだけど普段通りに挑みたい」

 倉野隆太郎は前回準優勝と流れを掴み出した。

 「前回はずっと重くてどうしようかと思っていたけど、何とか決勝に上がれた。決勝は凄く軽くなって、久しぶりに良い感じで踏めた。そのままの状態で今回はこれていると思うし、小倉は好きなバンクなので楽しみですね」

 メンバー内でバック数一番の関根健太郎だが、単騎の競走になってしまった。

 「単騎になるとは思ってなかったのが本音ですね。結構色んな人が付いてくれたりするので、単騎の経験がほとんどなくて苦手ですね。何にもしないまま、流れ込むだけの競走になってしまいそうなので、それだけはしないようにどこかで仕掛けたい」

7R

選手の写真です。
島川将貴選手

 記念でも白星を挙げるなど成長を続ける島川将貴は前回よりも上積みがあった様子で積極果敢なレースを披露してくれそうだ。

 「前回が終わってからの練習では最近になかった良い感触を掴めて今開催は楽しみ。それをしっかりと出し切る。構えてしまうとダメな事が多いので早めに先頭に立つ競走をする」

 坂本周輝は福岡の暑さに驚いた様子。

 「地元は30度になるかならないぐらいなので、こっちの暑さにびっくりした。でも小倉はドームなので良かった。練習は普通にできたけど、まずは一走してからですね」

8R

選手の写真です。
高橋和也選手

 低調感が漂っていた高橋和也だが、前回で底を脱した様子で巻き返しを誓う。

 「前回の2日目からギアを元に戻した。外国勢が相手でまくり追い込みみたいなレースになったけど、スピードが出て感じ良く走れた。前回終わってからしっかりと練習もできて小倉も好きなバンク。ここから巻き返したいですね」

 ここ12場所で白星のない佐藤和也だが、少しずつ状態が上向き今開催は一発を狙っている。

 「体の状態、特に背中が良くなってきて本来の調子に少しずつだけど戻ってきている。かなり時間がかかってきたけど、やりたいことができるようになってきた。今回はどこかで穴をあけたいですね」

 成績がばらつく山本直は迷いが消えて自信を取り戻した。

 「今まで色々と試していて毎開催試行錯誤して迷いが出ていた。でもそれにやっと答えが出て迷いが消えたので、今回は自信を持って戦えます」

 

9R

選手の写真です。
鈴木謙太郎選手

 S級初優勝や今年の1月に初日白星から決勝へ進出など当所では好走が多い鈴木謙太郎が持ち前のスピードで別線を一蹴する構えだ。

 「今節は決勝で(吉田)拓矢と連係するためにきた。調子は変わらないけど、今年1月にここを走った時よりも良い状態。意気込み過ぎずに平常心で走る」

 番手を回る杉本正隆は鈴木と連係2度目。

 「前期は何度か落車があったけど、落ち方が巧いのか体が丈夫なのか分からないけど、大きな怪我がない。調子も良くなってきたので、しっかりと付け切りたいですね」

 5月に落車して前回名古屋が復帰戦だった伊代野貴照は2連対と状態に不安はなさそうだ。

 「さすがに本調子ではないですね。でも9割近くは戻ってきている。前回は流れも良かったので今節もいい流れになることを期待しています」

 野口正則は主導権取りに意欲を燃やす。

 「前回の地元戦が散々だったので、悔しくて練習してきた。成績はよくないけど、主導権を取る気持ちは失っていない。鈴木さんに駆けられたら巻き返せるイメージが湧かないので、逃げて抵抗しないといけない」

10R

選手の写真です。
山崎賢人選手

 山崎賢人は今年1月中旬にS級へ昇級するとここまですでに優勝3回と、絶対的なスピードとポテンシャルの高さを見せ付けている。

 「優勝したり記念で決勝にも乗っているけど、自分の中ではそこまで一気に成長したとは思っていない。まだまだ組み立てが甘い所もあるし勉強することが多い。初日は地元勢に任されたのでしっかりと連れ込めるようなレースをしたい」

 番手を回る松尾信太郎は気持ちを引き締める。

 「番手回りは2度目ですね。会うたびに(山﨑)強くなっている。メンバー的にも自分ところが狙われることも覚悟しないといけないけど、しっかりと守り切りたい」

 佐々木龍はS級初挑戦となる。

 「直前は兄弟子の松谷(秀幸)さんと一緒に練習してきた。2人の弟も競輪を始めて自分もこれまで以上にやる気が出てきた。(S級初挑戦で)父(佐々木龍也)からは特にアドバイスはなかったけど、とにかく体で感じてこいと言われた。今期は出し惜しみせず、自分のどこは通用してどこがダメなのかをはっきりさせる半年にしたい」

 

11R

選手の写真です。
小川勇介選手

 今開催は第12回吉岡稔真カップ争奪戦ということもありS級初日特選には弟子の小川勇介が控えている。

 「もちろんここに向けて調整してきました。(師匠の冠杯は)これで4度目かな。毎回気持ちは入りますね。良くなってきている感じもある。欲を出し過ぎずに頑張りたいですね」

 前を回る松川高大も初日からやる気満々だ。

 「暑すぎたので室内練習がメイン。調子はキープできている。後ろが小川さんなので、自分も気合入れないと。前を回るからには先行も考えていかないといけない」

 吉田拓矢は同県の先輩である牛山貴広の小松島記念優勝や、S級に復帰した小原唯志が伊東で優勝、それ以外にも横山尚則や、鈴木謙太郎などが続々と優勝を手にする流れに刺激を受けている。

 「直前は小原さんと練習しました。茨城勢のVラッシュはもちろん意識しています。自分もそれに続きたいですね。前回の小松島で使ったフレームが良くなかったので、今回はフレームを戻す。これで自分にも流れが向いて欲しいですね」

 根田空史はサマーナイトで選手会の仕事でカメラマンをするなど、レース以外でも活躍している。

 「最近はカメラに凝っていて(サマーナイトの仕事は)楽しかったです。それもあって朝の練習が中心になっていますね。暑いですし。良い意味で状態は変わっていないので、後はしっかりと結果を残すだけですね」

6R

選手の写真です。
久米良選手

 後ろ攻めの滝本泰行が赤板で後方から押さえて誘導の後ろに入るが、打鐘で叩かれて7番手になる。最終ホームで反撃に出ると単騎で先まくりを打った関根健太郎の上をまくり上げ、3コーナー過ぎに逃げる竹元太志を捕えると、最後は番手の久米良がゴール前で差し切りA級の初日特選を制した。

 「ライン3人で決まったし滝本君が強かった。抜いたというよりは滝本君がタレたので交せた感じですね。状態もまずまずだと思う」

 滝本泰行は自らレースを動かして7番手からまくりラインで上位独占を決めた。

 「ラインで決まって良かった。本当は突っ張りたかったけど、確認が遅れてしまった。でもその後は冷静に立ち回れた。脚自体も悪くないですね。準決も行ける所で思い切って仕掛けたい」

 地元の竹元太志は打鐘過ぎから逃げるも中四国勢にまくられて9着に沈んだ。

 「初日は先行しようと決めていた。でもあんなにすんなりとまくられるとは思ってなかった。3車ならまた違ったかもしれないけど、力負けですね。ギアが軽いのかな。少し調整したいですね」

 

7R

選手の写真です。
島川将貴選手

 赤板で後ろ攻めの坂本周輝に合わせて中団の島川将貴が動くと、坂本を前に出させずにそのまま打鐘で主導権を握る。ジワジワと踏み上げて最終ホームを一本棒で通過すると最終バックでも別線の反撃を許さずにそのまま軽快に押し切った。

 「(初日は)満点の走りだと思う。強い坂本さんを出させずに主導権を取れてラインでも決まった。自分も1着を取れたので言う事なしですね。暑さで少し疲れが抜けきらないので、しっかりとダウンします」

 小川圭二は後輩の島川の強さに脱帽。

 「あんなに長い距離を踏んでタレないんだから強いね。最後は死ぬ気で抜きにいったんだけどね。調子は付いていけての2着だし悪くないのかな」

 坂本周輝は組み立ての甘さを反省。

 「しっかりと斬るべきでした。半端にしたので島川君のやりやすい形にしてしまった。打鐘前でヤバいと思ったけど。鐘の音でやっちゃったと思いました。反省します」

 

8R

選手の写真です。
濱口高彰選手

 赤板周回で後ろ攻めの成松春樹が上昇すると佐藤和也も合わせて始動するが、正攻法で構えていた山本直が打鐘前で突っ張りそのまま先行する。脚を使っていなかった高橋和也が最終ホームで巻き返すとグングンとスピードを上げて前団を飲み込み、最後は濱口高彰が差し切った。

 「(高橋が)強かったですよ。良いタイミングで仕掛けてくれた。抜けて良かったです。余裕はありますね」

 高橋和也は全開の走りを払拭するまくりを放ったが、濱口に抜かれたことを悔しがる。

 「ここ最近、後手後手になることが多かったので、先行するつもりだった。でも前が良い具合にやり合ってくれたので、ホームから思い切って仕掛けていった。(濱口さんに)楽に差されたのは悔しいですね。あっさりでしたもんね。悔しい」

 正攻法から駆けた山本直は高橋にまくられたが3着に粘った。

 「気持ちを入れて走れた。突っ張る予定はなかったけど、誘導のスピードも上がって打鐘で引くと8番手になると思ったので。富(弥昭)さんに助けられました。高橋さんのスピードが良かった」

 

9R

選手の写真です。
鈴木謙太郎選手

 後ろ攻めの野口正則が打鐘で主導権を握る。市橋司優人が中団の外で鈴木謙太郎と併走する形で最終ホームを迎える。鈴木はフタをされて窮地を迎えるが、3コーナー過ぎから外を踏み上げるとそのまま大外を強襲して白星をもぎ取った。

 「気持ち悪い競走でした。いなくなったらまくろうと思っていたのにずっと併走状態で、ドカしたかったけど、内に差していてそれもできず。下手くそですね。何とか届いたけど後ろに迷惑がかかった。脚の状態は良いし余裕もある。組み立てのミスはあるけど今回はやれそうですね」

 松岡孝高は最終ホームで市橋と連結を外すが、自らまくり上げて2着に入った。

 「(市橋は)作戦会議の時から弱気だった。S級に上がりたてなので、好きにやらせてみた。九州から若い機動型が出てきているので、少し厳しいアドバイスも終わってからした。自分はもう少し早めにまくれば1着もあったかも。(鈴木さんは)あそこからくるなんてすごい。自分は打鐘前で脚が一杯だったのに(笑)」

 伊代野貴照は鈴木の強さに脱帽。

 「野口君も悪くない感じで駆けていて、(鈴木君が)内に詰まっているのも見えていたので、これはいけるんじゃないかなと思ったのに最後の最後で大外を踏んでくるなんて。凄いスピードでした」

 

10R

選手の写真です。
松尾信太郎選手

 後ろ攻めの山﨑賢人は赤板で上昇しようとするが、佐々木龍に警戒されて7番手で立て直す。山﨑は打鐘ですかさず反撃を開始すると突っ張ろうとする鈴木謙二を打鐘4コーナーで叩き切って最終ホームを先頭で通過。最終バックでは誰も巻き返せず、絶好展開を迎えた地元の松尾信太郎が渾身差しで好発進を決めた。

 「1着はたまたまだと思うけど、地元で勝てたのは嬉しいですね。打鐘の上りがかなりキツかったけど、そこを何とか凌げたことが大きかった」

 山﨑賢人は松尾に差されて2着も別線に何もさせなかった。

 「後ろ攻めが良かったのでスタートはギリギリまで我慢した。軽く抜かれてしまったのは反省点ですね。出切ってからスピードが上がりきらなかった。ギアを上げたからなのかまだわからないけど、とりあえずギアはこのままでいく予定」

 戸田洋平は打鐘過ぎに俊敏な動きで4番手を取ると最終4コーナーから外を踏み3着を確保。

 「体も思うように反応しているし調子はまずまずですね。自分は自力が出ない分、一瞬の判断とかをミスすると取り戻せないので巧く対応できた」

 

11R

選手の写真です。
松川高大選手

 吉田拓矢は後ろ攻めから赤板過ぎに押さえるとペースを上げて主導権を握る。中団を確保していた松川高大は打鐘で一度、山本伸一に割り込まれるが、すかさず掬って4番手を確保する。最終ホーム過ぎに前と車間を空けた松川は2コーナーから鋭くまくり上げると3コーナーで神山雄一郎のけん制を乗り越えて、4コーナーで吉田を捕えるとそのまま押し切り初日特選を制した。

 「打鐘で前と間合いを取っていた時に(山本さんに)入られたけど、すかさず対応して掬えた。その後も下手に構えず仕掛けられたし動けていますね。それにしても(吉田君が)強かった。凄いカカりでしたよ」

 小川勇介は懸命に続いて松川とワンツーを決めた。

 「続けて良かったですよ。緊張なのか少し体に硬さがあった。そういう部分を修正すれば、初日よりも準決のほうが良くなると思う」

 根田空史はまくり不発で8着も悲観した様子はない。

 「調子が良過ぎてレースを見てしまった。すかず仕掛けることができていれば違った結果になったと思う」

 逃げた吉田拓矢は6着に沈んだが、悪くなかった様子。

 「着こそ悪かったけどやりたいレースができたので状態自体は悪くない。変えたフレームも悪くなさそうなので、準決も頑張りたいですね」

 山本伸一はレース内容を反省しきり。

 「レースの流れに全然乗れなかったですね。組み立ても甘いし吉田君の先行するんだっていう気持ちにも負けた。こういうレースはしたらダメですね。気持ち入れ替えて準決を戦います」

4R

選手の写真です。
吉田智哉選手

 赤板で後ろ攻めの関根健太郎が上昇すると前受けの竹元太志が突っ張る素振りを見せる。それでも打鐘過ぎに関根が叩きに行くと4コーナーで先頭に立つ。最終ホーム前で始動した吉田智哉は1コーナーで中団を取ると2コーナー過ぎからまくり出るとそのまま前団を飲み込み連勝を決めた。

 「本当なら打鐘で叩きにいかないといけないのに関根さんにビビッて動けなかった。このメンバーで決勝にのれたのは自信になるしまくりが通用することがわかったけど内容は良いとはいえないので。結果オーライですね」

 久米良は吉田の強さに脱帽する。

 「強過ぎですね。特進するレベルの強さですよ。スピードが凄い。96点ぐらい持っているような走りでしたね。抜きにいくどうこうではなかった」

 平原啓多は連続優出と流れを引き寄せた。

 「健太郎のおかげ。あんなに勢いよく仕掛けてくれるとは。自分に自信がないからけん制も弱気になってしまって。番手はドカせたかなとは思う。流れが良いだけですね」

 

5R

選手の写真です。
三好陽一選手

 赤板前から松岡晋乃介と嶋田誠也の両者でやり合うと赤板で嶋田が主導権を握り打鐘では一本棒になる。すると前受けから車を下げていた青森伸也が反撃を開始して嶋田を最終ホームで叩く。嶋田と松岡の両者は内に詰まってしまうと絶好展開を迎えた三好陽一が抜け出して決勝進出を決めた。

 「あんなに思い切って仕掛けてくれるとは。青森さんに付いて良かったですね。前のレースで後輩(吉田智哉)も勝ち上がっていたので、続けてよかった」

 富永益生は切り替えると日浅保幸を掬うと三好に続いて2着を確保。

 「余裕があったのでレースが見えている。若い子たちが意地を張り合ってやっていたけど、早めにやり合うのが終わってよかった。長引くと俺たちベテランの脚がなくなってしまうからね」

 吉野猛は最後方から直線で空いたコースを鋭く突いて3着にくい込んだ。

 「コースが空いてくれたから伸びたけど、まさか3着まで入れるとは自分が一番びっくりしている。離れたし決していいレースではなかったけど、決勝は素直にうれしいね」

6R

選手の写真です。
滝本泰行選手

 赤板で先頭に立った田頭寛之を打鐘で伊藤稔真が叩いて主導権。打鐘過ぎに鶴良生が反撃に出るも進まず、後方で脚を溜めていた滝本泰行が2コーナーからまくり出る。ジワジワと前団に詰め寄ると2センターで逃げる伊藤を捕えて押し切った。

 「作戦に近い形で組み立てられた。バンクメインの練習に変えて持久力が前より落ちたけど、その分スピードが上がった。仕掛けるべき所でも行けているので悪くない状態ですね」

 森安崇之は滝本にピタリと続いてワンツーを決めた。

 「滝本君がうまく組み立ててくれた。付いていっただけで最後は一杯でしたね。連日、少し道中がキツいので少し修正したい」

 倉野隆太郎は伊藤を利して3着に。

 「伊藤君がめちゃくちゃいってくれたのに何もしてあげられなかった。技術がないからけん制する時もフワフワしている感じで。前に迷惑をかけてはダメですね」

9R

選手の写真です。
根田空史選手

 前受けから車を下げた根田空史が打鐘で巻き返すと先行態勢に入っていた山本直を最終ホームで叩く。松川高大がバック前からまくり返すも武井大介の執拗なけん制に手を焼くと根田はそのまま踏み直して逃げ切った。

 「ワッキー(脇本雄太)をイメージして仕掛けたけど真似はできなかったですね。脳が疲れているのかスピードのノリが良くないですね」

 松尾信太郎は松川を交して2着に入った。

 「最後の2センターはかなりキツかった。でもそこを乗り越えられたのは良かった。函館記念で楽な乗り方を見つけてそこから成績が良くなった。最後の伸びもスムーズに進んでいる」

 松川高大は根田の強さに驚いた様子。

 「根田君は強いよ。スピードが落ちてくれないからかなりキツかった。それに武井さんのけん制もしつこいしこれはヤバいと思った。でも何とか耐えられているので自分の状態も悪くないのかな」

 

10R

選手の写真です。
鈴木謙太郎選手

 正攻法に構えた山﨑賢人が後ろから上昇した高橋和也を赤板過ぎで突っ張るとそのまま主導権を握ろうとするが最終ホームで鈴木謙太郎が抜群のスピードで叩いて主導権を奪う。番手の神山雄一郎は離れて山﨑が番手に嵌る。山﨑はバック過ぎからまくり返すがそれを鈴木が合わせ切ると軽快に踏み直して逃げ切った。

 「山﨑君は強いですね。すんなりの競走なら絶対に勝てていない。緩んだ所で仕掛けようとは思っていた。スピード自体は昔の方があったけど、色んな経験を積んだ分、今の方が競輪は強い」

 山﨑賢人は2着も悔しさを滲ませる。

 「終わってから松川(高大)さんとかにも指摘されたけど、踏み上げるタイミングが遅かった。上のレベルでは通用しないのがわかったしそういうところが今の課題。鈴木さんのスピードは凄かった」

 小川勇介は神山に入られて最終バックでは4番手も直線で伸びて地元で意地の決勝進出。

 「山﨑君のガンガン攻める気持ちが嬉しかったですね。初日のセッティングがイマイチで戻したけど正解でしたね。神山さんに脚を削られたけど、何とか立て直せて良かった」

 

11R

選手の写真です。
吉田拓矢選手

 積極型が多く入り乱れる展開も打鐘で押さえた山本伸一を目がけて吉田拓矢が一気にカマす。最終ホーム過ぎに杉本正隆を連れて出切ると最終バックでは誰も反撃できず、そのまま逃げ切った。

 「初日に長い距離を踏んでいたので、準決は楽に走ることができましたね。行くべき所で仕掛けられて最後の踏み直しも悪くない。杉本さんとワンツーは決まらなかったけど、2人で勝ち上がれて良かった」

 山本伸一は吉田に叩かれるも3番手を確保。そのまま詰める勢いで杉本を交して2着に入った。

 「全力では踏んでいなかったですね。飛び付ける感じで踏んでいた。サドルを2ミリ下げたことで楽に走れた」

 杉本正隆は吉田に続けず3着で精魂尽き果てた様子。

 「(吉田のダッシュは)マジで強烈。すげー強い。ずっとサドルに座ることがなかった。山本さんを乗り越える辺りが一番キツかった。終わってから頭が痛くなるなんて久しぶり。力を使い果たした」