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小倉競輪

KOKURA KEIRIN

81#

FⅠホークス杯

7.3Tue 7.4Wed 5Thu 6Fri

次回開催

F1

7/20 ・21 ・22

検車場レポート

  • 7/2 Mon. (前検日)
  • 7/4 Wed. (1日目)
  • 7/5 Thu. (2日目)

6R

選手の写真です。
島田竜二選手

 S降りが半数以上を占めて好勝負が期待されるA級初日特選ではベテラン島田竜二が中心となりそうだ。

 「一本(小松島)欠場したけど、状態に問題はない。成績が良いのはたまたまですよ(笑)。調子は維持できていると思うので初日は森山君と頑張りますよ」

 前を任された森山智徳は大先輩を背負い奮起を誓う。

 「色々と試している中でセッティングを変えたら走っている時の感覚が良くなった。先行でも良い勝負ができると思う。まずは島田さんとワンツーを決める。」

 北野良栄は2月に当所で優勝をして以来の参戦で好スタートを目指す。

 「今回はプロ野球から引退した人を特集する取材が入っていて、カメラが回っている。格好いい所を撮られたいし、良い結果を出したい。小倉は前回優勝して良いイメージが残っているので今回も良い開催にしたい」

 東日本勢は機動型が不在で山口貴弘はタテ攻撃メインで一発を狙う構え。

 「(目標が)いないなら仕方ないよね。A級一発目だしどれだけできるかわからないけど、いけるタイミングがあれば、タテを出したい」

7R

選手の写真です。
新田康仁選手

 点数最上位の新田康仁は4月平塚で落車、6月には地元静岡で落車し約1ヵ月ぶりのレース。メンバーを見て目標の山本紳貴の名前を見つけると「ヤッター」と満面の笑みを見せた。

 「自分で動く番組だったらどうしようかと思っていた。練習はしっかりとできたので大丈夫だとは思う。とりあえずしっかりと付いていく」

 前を回る山本紳貴は大崩れが減りレースも柔軟に組み立てられる巧さも持ち合わせている。

 「前回から新車に変えたが3日間イマイチだった。セッティングを修正したり先輩に見てもらったりして方向性が見えてきた。娘も産まれて守るべき人が増えた。今期の目標は1班の点数を取ること。そのためにも初戦で結果を出す」

 積極性一番の栗山俊介は別線を出させずにレースを支配するか。

 「やっと調子が上がってきました。逃げても残れる状態になってきましたね。今期もしっかりとバックを取る競走を心掛けていきたい」

 小林信晴は約2ヵ月ほど実戦から遠ざかり状態とレース勘ともに不安視される。

 「今は豊橋バンクが使えずに外で練習しているけど、左側の力が練習中に急に入らなくなって今も完全に治っている感じではない。本調子に戻るまで我慢しなければいけないですね」

 

8R

選手の写真です。
佐藤龍二選手

 こま切れ戦になり山本健也の前を回る佐藤龍二がタテヨコ機敏なレース運びを見せてくれそうだ。

 「前期は落車が多くてケガばかりで満足に走ることができなかった。やっと調子が戻ってきて前回はまくりを出すこともできた。良い位置を取ることも考えつつ、まくりも出していきたい」

 成績に波があり本調子とは言えない中で参戦する伊藤信は中2日とあっ旋も詰まっている。

 「落車があったり失格があったりで心身ともにへこんでいたけど6月に入った辺りからやっと動けるようになってきた。中2日での参戦なので、疲れが少し心配ですね」

 門田凌は3月の当所準決勝で稲垣裕之を破る金星を挙げて以来の参戦。前回の松戸で落車したが体に問題はないことを強調する。

 「体は問題ないですね。ただフレームが壊れてしまって練習で使っているフレームを今回使用する。今まで使っていたものよりも硬くてまだ馴染んでいない。不安な部分はそこだけですね」

9R

選手の写真です。
林大悟選手

 先行力をフルに発揮してA級戦で白星を挙げていた林大悟がS級に初挑戦。思い切りの良さを武器に強敵に挑む。

 「練習の感じは良い方でしたね。結構緊張はしています。S級でも変わらず先行することにこだわっていきたい。自分からまくりに構えるようなことはしないつもりでいます。初戦は結果よりもしっかりと主導権を取ることに集中していきたい」

 番手を回る菅原晃は若手の頑張りに期待する。

 「こんなに良い目標を付けてくれるのは有難い半面、下手なことはできないですね。かなり強いと話では聞いているので彼の持ち味を出してくれればそれで良いですよ」

 若手の挑戦に受けて立つ立場の根本哲吏が別線をまとめて一飲みするか。

 「前回の武雄が終わってから長崎で同級生の佐藤(幸治)君と一緒に練習した。彼はその後すぐに函館で完全優勝を決めた。林君は強いらしいけど自分も負けていられないので結果を出したですね」

10R

選手の写真です。
工藤文彦選手

 4月の別府から4場所連続で決勝進出、取手国際トラック競技支援競輪G3でも3度確定板に乗るなど存在感を高めている工藤文彦が中心も本人は歯切れが悪い。

 「季節の変わり目が苦手で急に暑くなったこともあり少し早めの夏バテ気味になっている。まだナイターでドーム開催だから良かったけど、これが昼間で晴れたら最悪でしたね。無理はし過ぎずできる範囲で頑張りたい」

 本来の調子に戻ってきている林巨人は中近スジで行きっぷり良い大石崇晴を目標に好発進を狙う。

 「5月の地元の名古屋記念に向けて練習していたのもあるけど、そこで落車してから良くなった(笑)。状態が戻ってきているし脚は上向きですね」

 前を回る大石崇晴は気合を入れて練習してきた様子。

 「先輩の村上(義弘)さんに練習が足りないんじゃないかと指摘された。それを受けて普段以上に頑張ってきた。前期で自分のダメな所は把握できたので今期はそこを踏まえて結果も出していければ」

 

11R

選手の写真です。
松谷秀幸選手

 好メンバーが揃ったS級初日特選は5月の地元平塚ダービーで準決勝進出など巧みなレース運びが持ち味の松谷秀幸が存在感を示しそうだ。

 「高松宮記念杯競輪で疲れがあったので2日程休んで疲れを取ってきた。その後はガッツリと練習しました。まだまだG1レベルではない事を痛感したので、また一から頑張りたい」

 番手を回ることになった五十嵐力は高松宮記念杯競輪での失格で心に傷を負ったが前を向く。

 「失格して心に重症を負いましたよ。久し振りに結構へこみました。内藤君が良いと言ってくれて番手を回るので失格のことは置いといてできる事をやりたい」

 松岡貴久は平常心で検車場に入った。

 「久留米が終わってからは普段通りに調整してきた。またここから脚を作っていかないといけない。合志さんか西川さんどちらが番手でも自分の競走をしていくだけです」

 前回の久留米記念で決勝進出を果たした杉森輝大の状態は変わらない感じだ。

 「前回の決勝の走りは悔いはないですね。疲れを取りながら練習してきた。脚自体に問題はないので、しっかりと力を出し切ることを意識して初日から走りたい」

6R

選手の写真です。
廣川泰昭選手

 森山智徳が打鐘で主導権を奪いペースで駆けると中団のバックでも北野良栄は動けない。番手の島田竜二に絶好展開が訪れるが、最終バックで最後方だった廣川泰昭が直線で大外を突き抜けた。

 「今回から使う新車が良い感じですね。少し柔らかめに作り体に合っている。山口さんが仕掛けたときに良い所までまくり上げてくれそうな感じがしたので良い目標になった。緩めば自分でいくつもりだったが、まさか9番手になると思っていなかった」

 絶好の展開が巡ってきた島田竜二は2着も森山と山口の強さに脱帽。

 「森山は強かったよ。良い感じにカカっていてこれは誰もまくりにこれないだろうと思っていたら山口君がまくりにきて慌ててしまった。A級戦で緊張もしたのかな」

 森山智徳は果敢に逃げたが4着に。

 「踏んでいる感じは悪くなくて山口さんがまくりにきたときも踏み直せる余裕はあった。島田さんが後ろだったし気持ちで走りました。余裕自体はあったのでペース配分を修正したいですね」

 山口貴弘はまくり切れず5着も大きなインパクトを残した。

 「戻ってきていますね。S級の終わりごろからキレが良い頃の状態に戻ってきていて自信を持って仕掛けられた。本調子には後もう少しだと思う」

7R

選手の写真です。
栗山俊介選手

 前受けから下げた和田禎嗣が打鐘で叩くと後ろがもつれる。すかさず反撃に出た栗山俊介がまくり返して前団を飲み込むと小林信晴を振り切り白星スタートを決めた。

 「練習では良い感じに踏めていたのにいざレースになると少しフワフワしていた。最後までしっかりと踏めているけど、前団の動きを見て仕掛けが遅くなったのでもう少し早めにいければよかったですね」

 小林信晴は栗山に続いて2着も一杯一杯の様子。

 「作戦とは違って栗山が慌てそうになったからうまく手綱をコントロールしたつもりだったけど、自分が一番慌てていた(笑)。山本(紳貴)君が後手を踏んでくれたのも大きかった。栗山君のおかげですよ」

 高田大輔はレース展開をうまくよみ3着に入った。

 「思ったよりやれそうですね。もっとコテンパンにやられると思っていた。単騎戦の中でやるべきことをやっての3着で自信にもなる」

8R

選手の写真です。
西本直大選手

 打鐘で萱島大介が先頭に立つもペースが緩みすかさず伊藤信が叩いて主導権を握る。バックで西本直大が車間を空けてまくりにきた佐藤龍二を止めるとゴール前で交わして白星を掴んだ。

 「余裕がありましたね。伊藤君のカカりが良かったので車間を空けてからも仕事がしやすかった。状態は思ったよりも良いですね」

 伊藤信は緩んだところを逃がさず駆けて2着に粘り込む。

 「自分はまだ自力を辞めたわけではないので、あれだけ緩んだら叩きますよ。順延で一日休むことができて良かった。あっ旋が詰まっていたので一日休めなかったらもっとタレていたと思う」

 萱島大介は3番手を奪えなかったことを悔やむ。

 「少し踏み遅れてしまって佐藤君に入られてしまった。山本(健也)君をドカすことはできたけど、あそこはちゃんと大阪勢の後ろを確保しないといけなかった。道中で無駄な脚を使ってしまったのも痛かったですね」

 佐藤龍二は俊敏に3番手を確保してまくり出るも西本に止められてしまい6着に。

 「やられた。男気をみせてしまった。(山本)健也さんが付いてきていると思ったから早めにまくり出た。離れたのがわかっていればもう少し遅く仕掛けるべきでした。自分のミスですね」

9R

選手の写真です。
佐々木省司選手

 後ろ攻めの林大悟が打鐘前で先頭に立つが打鐘を過ぎた所で内を空けると中団を取っていた根本哲吏が内を掬って先行する。立て直した林を渡辺正光が止めて絶好展開になるも伸びを欠き一度は離れて菅原晃の後ろで脚を溜めていた佐々木省司が直線で中を突き抜けた。

 「まさか内を突いて先行するとは思っていなくてワンテンポ踏むのが遅れて離れてしまった。無理に追い上げるよりかはと思って菅原君の後ろで脚を溜めた。菅原君が踏んでくれたおかげでコースがデキて突き抜けられた。練習方法が確立できたおかげで調子が上がってきた」

 切り替えて直線で強襲した菅原晃は伸びの足りなさを口にする。

 「もうちょっと伸びが欲しいですね。1着じゃないので良いとはいえない。林君はあそこで膨らんではダメだしもう少し早めに斬るべきだった」

 地元でS級初戦に挑んだ林大悟は9着大敗と洗礼を受けた。

 「慌てて踏んでしまってふわっと外に浮いた所をすかさず掬われてしまった。甘さが出てしまったしS級の怖さを実感した」

10R

選手の写真です。
工藤文彦選手

 正攻法に構えた工藤文彦は大石崇晴が後ろから押さえにくるのが遅いと判断して突っ張り先行を敢行。最終ホームを一本棒で通過すると別線の反撃を許さずに会心の逃げ切りを決めた。

 「押さえにくるのが遅かったので突っ張りますよ。長かったので持つのかかなり心配だったけど、何とか逃げ切れました。検車員に自転車を整備してもらいかなり進みが良くなったのも要因ですかね」

 佐藤学は2センターから内を突くと直線でも伸びて2着に入った。

 「齋藤(正国)さんが頑張っていたので踏むのは早いと思ったけど、チャンスだと思ったので早めに踏ませてもらった。自分の得意なパターンになりましたね。上出来の結果だと思う」

 前反祐一郎は佐藤に掬われるも耐えて3着に。

 「仕事した時にペダルが入ってしまい戻れなくなった。内から誰かきたので吉岡(篤志)君かと思ったら色が違って焦ったが何とか浮かずに堪えられた」

 大石崇晴は仕掛けの遅さを反省。

 「大丈夫と思ったけど、突っ張られてしまった。後ろ攻めで中団の齋藤さんが先に斬ってくれるかなと他人任せにした部分もあった。こういうミスはなくさないといけない」

11R

選手の写真です。
五十嵐力選手

 前受けから赤板で車を下げた杉森輝大が打鐘過ぎに反撃に出ると松谷秀幸がすかさず始動。杉森が最終ホームで主導権を握ると松谷は追い上げて番手の小林大介をキメにいく。2コーナー過ぎに小林をキメてそのまま逃げる杉森の内をまくるとゴール前で番手の五十嵐力が僅かに交した。

 「恵まれですよ。松谷に外を踏むことを期待してはいなかったけど、重い内を踏んでまくるんだから強いですよね」

 タテへヨコへ大立ち回りの松谷秀幸はまくって2着。

 「少しでも緩めばそのまま前へ踏もうと思ったけど、緩む気配がなかったのでキメにいった。その後は外を踏む力がなかったので内にいこうと。打鐘過ぎのところでもしっかりと反応できているので状態は良いですね」

 合志正臣はバック前で切り替えると中を踏んで3着入線。

 「バック過ぎから直線に入るまでは絶対に落車すると思ったけど、何とか耐えられた。ホッとしましたよ。伸びとかはまだまだだけど、ちゃんと競輪になっているし反応とかも少しずつ良くなっている」

 杉森に叩かれまくり返せずの松岡貴久は力のなさを嘆く。

 「本当は突っ張って出させるつもりはなかったのに結果的にあっさりと叩かれたしこれが今の自分の力ですね。準決は何とかするしかない」

4R

選手の写真です。
上田隼選手

 打鐘で菊池竣太朗が主導権を握ると反撃に出る才迫勇馬と武田和也を不発に追い込むが、最終バック前で自力に転じた上田隼が鋭くまくり出るとそのまま前団を飲み込み決勝進出一番乗りを決めた。

 「かなりキツかったですね。武田さんがモガキ合い覚悟で仕掛けてくれたおかげです。気合で1着を取りましたよ。武田さんは残念でしたけど、鳥越(靖弘)さんと2人で決勝に乗れたのは良かった」

 山口貴弘は上田を止め切れなかったが、直線で抜け出して2着に。

 「A級の流れに慣れないですね。S級ならスムーズに流れてくれて脚を使わないけど、A級は急に緩んだりするのでそこで無駄に脚を使ってしまう。そういうのもあり援護しきれなかった。早く慣れないと前にも後ろにも迷惑かけてしまう」

 鳥越靖弘は一度は離れたが3着にくい込み安堵の表情。

 「前の動きにうまく付いていけんかった。焦ったけど一度落ち着いて最後で勝負しようと。ちゃんと付いていけば2着取れただけにもったいないことをしました。修正しないといけないですね」

5R

選手の写真です。
長崎達也選手

 北野良栄が打鐘で主導権を奪う。最終ホームで反撃に出た守谷陽介を真田晃が2コーナーで止めると大きく外に浮く。空いた内を長崎達也が入り北野とドッキングすると直線で抜け出して準決を突破した。

 「恵まれですね。北野君をアテにして走っていた。主導権を取りそうだったし後手だけは踏まないと思ったので。復帰してから踏めていて流れも良くなっていますね」

 北野に叩かれた平尾一晃だが、長崎を追走して2着に入るが、レース内容を反省する。

 「全然ダメでした。終わってからも中村(良二)さんに指摘されたが、普通なら不発で終わっている展開だし、何もせずにレースが終了した。A級上位戦は流れが複雑でもっと勉強しないといけない」

 北野良栄は裸逃げになったが3着に粘り込んだ。

 「レース前は展開とか色々と考えていたけど、シンプルに力勝負をしようと思って仕掛けた。真田さんの大仕事もあって何とか残れた。2日間でかなり力を使いましたよ」

 

6R

選手の写真です。
森山智徳選手

 赤板過ぎまで動きがなく打鐘前で後ろ攻めの高橋大輝が始動すると中団の森山智徳が合わせて動く。高橋が強引に叩きに出ると番手の杉山悠也が離れて森山が番手に嵌る。2コーナーからまくり出ると島田竜二を振り切った。

 「初手の位置から予想通りだったが高橋君の仕掛けが遅くて舐められているなと思った。うまくレースを組み立てられたと思ったし脚の感じは良い。島田さんを振り切れたのは自信になる」

 初日に続いて番手を回った島田竜二は森山の強さに脱帽。

 「森山君が強過ぎる。自分の調子も悪くないはずだけど、最後も迫れる感じがなかった。決勝は迫れるように改善しないといけないですね」

 杉山悠也は3着に入るも口が重い。

 「高橋君に悪いことをしてしまった。初連係っていうのもあったけど、早くに見切りをつけすぎた。もっとちゃんとリードしてあげないといけないし見栄えの悪い競走になってしまった」

 

9R

選手の写真です。
小林大介選手

 赤板で中団の杉森輝大が誘導を降ろして先に斬ると門田凌を出させて打鐘で中団をキープ。最終ホームで門田がペースを上げないとみるや杉森が中団から一気に巻き返す。最終バックで後方から根本哲吏のまくりを止めた小林大介が直線で杉森を交して決勝に進出した。

 「初日のミスを取り返せたと思う。杉森君は調子が良いのであのタイミングで仕掛けられたと思うし信頼して付くことができた。ここのところ決勝で勝ち切れていないので、久しぶりに良い思いをしたいですね」

 杉森輝大は2着も連日内容が良い。

 「2日間、行くべき所で仕掛けられている。日に日に状態が良くなっているので、決勝はさらに良くなると思う」

 佐藤学はS級初挑戦で決勝進出。

 「自分は踏み出しが弱いので集中して走った。バックからは内を空けると後ろから掬われると思ったのでコーナーは舐めるように走った。気持ちを強く持って走れているしA級の良い流れをそのままS級に持ち込めていますね」

 決勝進出を逃した合志正臣は作戦ミスを嘆く。

 「レースを見ていると門田君はなぜホームで踏まないのかと思うかもしれないが、作戦で杉森君が中団に入ったらギリギリまで踏むのを我慢させるように言っていた。根本君の仕掛けに合わせて踏み上げる作戦だったが、中団に入った杉森君がホームから来るとは全く予想していなかった。自分のミスですね。これだから調子良い選手は怖い」

10R

選手の写真です。
西川親幸選手

 後ろ攻めの栗山俊介が上昇すると打鐘で前受けの五十嵐力が番手で粘る。最終ホームでも決着が付かず、松岡貴久が一気にロングスパートを敢行。バックでは別線を置き去りにするとゴール前で西川親幸が交して熊本ワンツーを決めた。

 「レース前の貴久は自信なさげで少し心配したけど、自分たちに展開が向いたし構えずにちゃんと仕掛けられているので少し安心した。最後は余裕を持って抜く事ができた。決勝は貴久が勝つレースをしてくれればそれでいい」

 松岡貴久は別線のもつれを逃がさずスパートして底力を示した。

 「五十嵐さんの踏み方的に粘らないのかなと思って少し焦ったけど、粘ってくれて自分たちに展開が向いた。あのタイミングで仕掛けてワンツーを決められたが、もっと上のレベルではもうワンテンポ早く仕掛けないといけない」

 齋藤正国は熊本勢を終始追走して決勝進出。

 「支部長(山口貴弘)に相談したらどんな展開でも我慢して熊本勢の後ろに拘れと言われてその作戦を実行した。決勝に乗れたのは幸運です」

 番手で粘った五十嵐力は前反祐一郎を捌きまくり出るも進まず準決敗退。

 「本当は粘るつもりは全くなかったけどスタートでかなり脚を使ってあの位置から車を下げてまくれる脚が残っていなかった。新田(康仁)さんに迷惑をかけたくなかったので粘るしかなかった」

 

11R

選手の写真です。
工藤文彦選手

 後ろ攻めの山本紳貴が打鐘で一気に飛び出して主導権を握る。最終ホーム過ぎで工藤文彦が始動すると2コーナーから前団に好スピードで襲いかかる。山本の番手から松谷秀幸が一度外に振ってからタテへ踏み込むも工藤のスピードは緩まずそのまま押し切った。

 「初日の半分の距離だったので楽でしたね。松谷さんがヨコへ振らずにタテへ踏んでいたらまくれていなかったと思う。合されかけたが外でへばりついてうまく下りを使って伸びてくれた。ギア比を変えたのが良かった。軽かったし伸びも良い」

 友定祐己は工藤にピタリと続いてワンツーを決めた。

 「(工藤は)強いから作戦いらずですよ。余裕があったし安心して付けられた。準決で抜けていないし105点しかもっていないので大きいことは言いません。決勝もしっかりと付いていく」

 菅原晃は岡山勢を追走して確定板入り。

 「工藤君の調子が良さそうだったので岡山勢の後ろは初手からこだわった。最後は何とか3着に入れた感じ。少しずつ流れが良くなっているのかな」

 松谷秀幸は自分の甘さを反省する。

 「山本君があれだけ頑張ってくれたのだからハッキリとアクションすべきでした。山本君の頑張りも無駄になったし内藤(秀久)さんにも迷惑かけた」