ガールズドリーム、フェスティバルと昨年は大舞台で結果を残せなかった山原さくらだが、11回の優勝に1着57回は十分に胸を張れる数字だ。今年に入り優勝がないのは気がかりも、初日、2日目の予選ではしっかりと結果を残している。当所は優勝こそ14年の一度だけも、抜群の勝率を誇りプラス材料だろう。しっかりと力を出し切れば、V候補最有力であるのは間違いない。
林真奈美は今期初場所となった奈良のトライアルを671着。トップクラスがそろったシリーズで力の差を痛感させられたが、その後の3場所では確定板を外したのは一度だけ。順調に勝ち星を伸ばしている。まくり主体の組み立てから、地元でV争いを演じる。
今年すでに2度の優勝を飾っている細田愛未は、決勝を見据えたシリーズでの立ち回りを身につけて大きく成長した。予選とは違うV獲りに徹した走りができるのは、細田の強みだ。