KEIRIN EXPRESS

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いわき平競輪

IWAKI TAIRA KEIRIN

13#

FⅡ日刊ゲンダイ杯&まーちんカップ

9.10Sun 11Mon 12Tue

次回開催

F2

9/18 ・19 ・20

レース展望

篠田幸希が新人対決を制す

  • 石田典大

オールチャレンジのモーニング7。5人あっせんされている123期に、先輩期の実力者も加わっての激しいV争いが予想される。だが、現時点では篠田幸希が本命には最も相応しいだろう。アマ時代には数々の大会で優勝を挙げ、養成所での成績も最多勝を挙げて3位だったエリート。本デビュー後も7月弥彦こそ後に特班した牧田悠生を捕らえられずに準Vだったが、続く函館は上がり10秒9で豪快にまくって優勝している。ここまではしっかりしたラインで戦えることが少ないので早い仕掛けはあまり見られないものの、踏み出してからの加速は半端ない。敵から警戒されるだろうが、力ずくで突破して人気に応える。石田典大は別で力勝負だろうが、上越ラインの小榑佑弥は勝ち上がれば篠田マークでVを目指そう。スピード不足で121期の出世争いには出遅れた小榑だが、6月弥彦で待望の初Vを達成するなど形になってきている。この弥彦のVは長谷川飛向の番手から手にしたもので、ここも篠田の踏み出しに集中する。石田もV候補から外せない。7月立川、弥彦と2戦し、ともに連勝で勝ち上がって決勝も3着、2着。函館の決勝は篠田にはまくられたものの逃げて2着とレース内容は良好だったし、組み立て次第では篠田の最大のライバルとなりそう。
 北勢からも目が離せない。地元ルーキーの岡部伶音や格上の菅田謙仁が軸。もちろん、注目は岡部だ。ダービー王で今でもS級、A級上位で活躍する名レーサーを父に持ち、本人もその名に負けない好成績で選手生活をスタートさせた。7月函館では松田昂己をまくった山口直樹のさらに上をまくってV、続く宇都宮の決勝も浮島知稀のデビュー6連勝は阻止できなかったが、強引に叩いて逃げて準Ⅴのレースは将来性を感じさせた。菅田も自力自在戦で新人に何ら見劣りしない戦績を残している。自力選手としてのプライドでここも自分でやるレースが考えられるが、同支部で地元の岡部を立てて番手を回るようなら強力ラインができ上がる。
 遠征の中原航大も侮れない。決勝では大きい着が続くが、勝ち上がりはオール連対。準決は同期対決を制していて、養成所の能力評価で3回全てAだった素質の高さは十分感じさせている。中四国の援軍は手薄だが、チャレンジではそこまで大きなハンデにはならない。好機に仕掛けてスピードに乗ってしまえばライバルをまとめて倒してしまうかも。
 南関勢は望月嘉人が先導役。本デビュー後は続けて優参に失敗と、適性出身で経験の浅さは否めないものの、予選、負け戦は連を外していないように脚は他の同期に見劣りしない。安藤宜明や赤井学の援護があれば一発あるかも。
 徳永泰粋も事情は望月と一緒。興呂木雄治らと波乱を巻き起こしたい。

注目選手

  • 兵動秀治

    広島 ・97 期・A3

    兵動秀治

     混戦では意外なほど1着を取っていて高配当の立役者になっている。自力は出ないが、差し脚のキレはかなりのもので、ゴール前で鋭く伸びてくる。ノーマークの一発に注意。

    ■直近4ヶ月成績(*7/1現在)
    競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
    69.76 0 5 0 4 16