高松宮記念杯と並行開催でトップクラスは少ない。実力ヨコ一線で狙いは絞りにくいが、自力攻撃の破壊力なら伊藤信が最上位だろう。今年はまだ決勝では結果が出ていないものの、4月岸和田114着、同月武雄記念1911着と勝ちまくっている。十八番のまくりには素晴らしい破壊力があり、武雄記念では上がり11秒前半の快速まくりを3発決めた。今節のメンバーなら絶好のVチャンス。
橋本優己、高橋和也の中部勢から狙う手もある。S級ではV経験がなかった橋本だが、4月別府121着の決勝は、単騎ながらうまく立ち回って初Vをゲットしている。高橋は3月名古屋記念1417着、決勝で落車していてその後は欠場が続いている。体調は気になるが、問題がなければ橋本とのタッグで首位に躍り出る場面もありそうだ。
横山尚則、神山雄一郎の茨栃勢も好勝負が見込める。最近はあまり自力は出していない横山だが、3月岐阜222着、4月伊東233着など成績はまとまっている。好位キープに成功なら一発ある。神山は4月青森G3の2次予選では、山岸佳の逃げを差して勝ち星をゲット。勝機が巡ってくればものにできる状態にある。
地元の北日本勢は4月青森G3で決勝に乗った嵯峨昇喜郎、根本哲吏の機動力に期待がかかる。好機に仕掛けて先手を奪えば北日本勢から優勝者がでても不思議ではない。
勝率高い伊藤信
-
伊藤信
-
高橋和也
-
横山尚則