井田晶之を本命に推す。デビュー3場所目の8月宇都宮でVを飾ると、その後もほぼ決勝で確定板入り。さらに、12月玉野から8連勝で特昇に王手と、実力はチャレンジ指折りだ。先行を基本とした積極的な競走でVをつかむ。タテ脚ある宮西翼、花村直人がサポート役。
対するは鈴木輝大だ。9月小松島、立川を無傷で連覇するなど、実力は争覇級。今年も初戦の小倉をさっそく完全Vなど、調子に問題なさそう。井田とは対照的にまくりでの勝利が多いが、持ち前の強烈なダッシュで牙をむく。
鮫島康治は7月玉野からVこそないが、大崩れが少なく安定した成績を残している。2月松戸で落車した怪我が軽傷なら、V争いに名乗りを上げる。
地元の山口茂や攻め幅多彩な前川裕希ら北日本勢も侮れない勢力。井田らにはやや劣るが、高いポテンシャルを持っている高井流星も一発警戒だ。