豪華顔ぶれがそろったが、地元の福島コンビが総合力で優っている。小松崎大地は昨年終盤から自力攻撃の威力が増している。12月広島記念は1922着の3連対、F1シリーズでは積極的な競走で優出を重ねている。久々の地元戦に向けて、しっかり仕上げてくるはずだ。パワーとスピードで同型のライバルたちを圧倒しよう。全日本選抜で準Vの佐藤慎太郎だが、直後の2月奈良記念で落車。出場できるようなら鋭脚を武器にV候補の筆頭に躍り出る。
原田研太朗が地元勢に牙をむく。奈良記念では、豪快なまくり3連発で無傷で決勝に進出。昨年終盤に大きく調子を落としていたが、ここにきて本来のスピードが蘇った。ここも仕掛けどころを見極め、逆転の一撃を見舞う。
G1優参級のスピードを誇る山中秀将は全日本選抜で落車しているだけに、状態面が気がかりだ。
1月伊東を制した山本伸一や、好調維持する不破将登と林巨人の中部勢も強力。また、混戦ならば荒井崇博の一発も怖い。
地元コンビが主役
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佐藤慎太郎
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原田研太朗