地元の佐々木堅次に期待したい。デビュー序盤こそ躓いたが、9月函館123着をきっかけに成績が上昇。11月宇都宮ミッドを完全Vなど、毎場所でV争いに参加している。力強い先行に加え、まくりも打てる器用な組み立ても特筆すべき点。走り慣れた地元バンクで、持てる余りの力を発揮しよう。後輩の佐々木を目標に得た関根崇人も好機。タテ脚あるだけに、きっちり続いてゴール前勝負を演じる。ここに阿部利光まで加われば、上位独占も可能な陣容だ。
田中和磨も負けていない。レース運びも上達して、秋から安定感が増加。決勝での失敗こそ多かったが、1月川崎ではまくって準Vと結果も伴ってきた。勢いに乗って、同期対決を制す。着実に力を付けている山中崇弘も注目したい。
大畑裕貴、平川雅晃らを擁する関東勢や、山口龍也、宮原英司らの長崎勢も侮れない勢力だ。