チャレンジ戦の主役は小林裕一朗だ。今年初戦の1月小田原の決勝は6着に敗れたが、その後の6場所で優勝3回、準V1回。18走すべてで確定板入りしているように、レースの組み立ては上手い。今シリーズも対戦相手によって先行、まくりを使い分けて期待に応えよう。
小林にとって最大の敵は鶴良生だろう。今年の優勝は3回。小林とは対照的に力任せに同型をねじ伏せるようなレースが多い。今シリーズも同期のライバルを相手に主導権は渡さない。
今岡徹二はようやくレースに慣れて、成績は右肩上がり。初優勝は時間の問題だろう。小林、鶴の同期2人にどこまで迫れるか。戦法に幅が出てきた松本充生の動向も見逃せない。