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いわき平競輪

IWAKI TAIRA KEIRIN

13#

GⅠ日本選手権競輪

4.30Tue 1Wed 2Thu 3Fri 4Sat 5Sun

次回開催

F2

6/16 ・17 ・18

レース展望

G1の実績重視なら古性優

  • 古性優作

  • 脇本雄太

  • 清水裕友

令和6年能登半島地震復興支援競輪・大阪・関西万博協賛「第78回日本選手権競輪」は、4月30日~5月5日の日程で開催される。今年の舞台となるのは「空中バンク」いわき平競輪場だ。G1で最も権威がある大会に相応しく、SS班9名をはじめとして、全国各地から強豪が集結し、「ダービー王」の称号をかけて覇を競う。6日間に渡る長丁場の戦いの頂点に立つのは果たして誰なのか?


上位陣の実力が拮抗していて狙いは絞りにくいが、G1大会の実績なら古性優作が一番だ。一昨年は2冠、昨年はそれを上回る3冠を達成している。今年の全日本選抜は3連覇こそ成らなかったが、準決は1着で危なげなく決勝に乗っている。G1では最高のパフォーマンスを発揮することが多いし、当所は21年のオールスターで、初タイトルを手中に修めたゲンのいいバンクでもある。優勝に最も近い存在とみた。落車負傷や持病である腰痛の影響で、順調さを欠いていた脇本雄太。ウィナーズカップは状態が注目されたが、結果は1511着。久しぶりにビッグレースで主役を演じた。脇本も当所は思い出のあるバンク。18年のオールスターでタイトルホルダーの仲間入りを果たすと、22年にはダービーで優勝している。ダービー3V目をゲットする可能性は大いにあろう。
 SS班に復帰を果たした今年は、年頭から快調に飛ばしている清水裕友も有力な優勝候補だ。全日本選抜で準V、ウィナーズカップは決勝3着、記念では2V、準V2回と素晴らしい成績で、連対率は7割に迫る勢い。数的な不利を俊敏な立ち回りで逆転したレースもあり、躍動感は際立っている。ダービー初優勝が十分に期待できる状態だ。盟友の松浦悠士は、ウィナーズカップの準決で落車(担入7着)し、4月は川崎記念、高知記念を欠場した。万全な体調での参戦は難しいと思われるだけに、一走目の動きに注目したい。

  • 郡司浩平

  • 佐藤慎太郎

  • 眞杉匠

強大な戦力を誇る南関勢も好勝負が見込める。今年はSS班を明け渡した郡司浩平ながら、全日本選抜で優勝し、真っ先にグランプリ2024の出場権をゲットした。他にも1月川崎記念など、すでに4Vを飾っている。北井佑季、松井宏佑、深谷知広、岩本俊介ら自力型がそろっているのも郡司には追い風だ。中でも今年の北井は自力攻撃に一段と磨きがかかった感がある。全日本選抜で1113着と好走すると、ウィナーズカップでも決勝に乗っていて、ビッグレースで大活躍。今の充実ぶりなら、いつタイトルを獲っても不思議ではない。
 地元地区の北日本勢は新山響平、佐藤慎太郎のSS班コンビに守澤太志らに期待がかかる。相変わらずスケールの大きな競走を披露している新山だが、今年は決勝となると大きな数字が目に付くだけに、そろそろ決勝で結果を出したい。地元の佐藤も決勝は中間着が多いので、ベテラン健在を地元ファンにアピールしたいところ。
 昨年はG1で2Vを達成と飛躍を遂げた眞杉匠。今年は練習中の落車で鎖骨を骨折、ウィナーズカップでも準決で落車と流れが良くない。だが、戦える状態にはあるので、軽視は禁物だ。
 一発の魅力を秘めるのは嘉永泰斗。4月川崎記念では、郡司、古性、新山ら並みいる強豪を相手に優勝をものにしている。仕掛けがツボにはまると怖い。
 昨年のダービー覇者・山口拳矢は一息不足の場所が続いている。意地を見せるか。

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注目選手

  • 坂井洋

    栃木 ・115 期・S1

    坂井洋

     全日本選抜では1622着と3連対を果たすと、ウィナーズカップは準決2着で決勝に乗っていて、ビッグレースで存在感を示している。快速を発揮なら大物食いも期待できる。

    ■直近4ヶ月成績(*4/26現在)
    競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
    112.13 7 8 8 7 13
  • 窓場千加頼

    京都 ・100 期・S1

    窓場千加頼

     ウィナーズカップでは3連勝で決勝にコマを進めると、近畿ラインの先頭で積極的に駆けて脇本雄、古性優の近畿ワンツーに貢献。当所は1月の記念で1332着と好走したばかりだ。

    ■直近4ヶ月成績(*4/26現在)
    競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
    110.68 8 8 4 5 8
  • 河端朋之

    岡山 ・95 期・S1

    河端朋之

     ウィナーズカップで決勝に乗ると、4月小田原はオール2着の準V。最近はバック先制回数が少ないものの、成績はまとまっている。豊かなスピードを活かしての一発には注意したい。

    ■直近4ヶ月成績(*4/26現在)
    競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
    108.50 10 6 8 4 12