実力差のないメンバー構成。どこからでも狙えそうだが、安定感なら松田優一が一番だろう。今年は8月末までで優勝4回、連対率は56%を誇っている。位置取りも無難にこなすので後方に置かれる不安は少なく、好位確保してのまくりで優勝をゲットしよう。黒崎直行は51歳の大ベテランながら差し脚鋭い。8月函館の決勝は鈴木謙、小宮剛の3番手から外を突き抜けてV。当所は直線が長いので、松田との連係が叶えば単十分。
引地正人も有力な優勝候補だ。位置取りにはやや淡泊なところがあるので、機動力を発揮できない場面も散見するが、タテ攻撃の破壊力には素晴らしいものがある。最近の調子もいいので引地を軸にする手も。
降級した今期は苦戦続きだった菅原裕太だが、8月当所では❶②❷着と引地ら相手に準V。いいイメージを持って参戦できるので、仕掛けがはまった時の一発には注意したい。