各地区から実力者がそろい熾烈な優勝争い。優劣付け難いが、前期はS級で走っていた飯田憲司、吉原友彦、渡邊秀明を擁する南関勢がややリードとみた。本命には吉原を推す。好位確保してのまくり、差しが持ち味で、S級でも直近4カ月の3連対率は約3割と善戦。3月大垣記念では23着で準決に駒を進めた実績もある。自力でもVは狙えるが、飯田との連係が叶えば優勢は拡大する。その飯田はS級でもツボにはまったときは連対していた。それに対し特別競輪常連だった時もあった渡邊だが、前期はほとんど連対なく、単まではどうか。
北日本勢では佐藤雅春の戦歴が光る。前期は5月末までで3V、準V2回と常に主役級の走りを披露。5月当所の決勝では先行の番手に飛び付き2着に入っており、総力戦でV目指す。
地元の鈴木謙二も有力な優勝候補だ。年頭の久留米以降、Vはないものの、一度も優参は外していない。
S降りそろった南関勢
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吉原友彦
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佐藤雅春
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鈴木謙二