おおみや競輪

OMIYA KEIRIN

25#


  • GⅢ
  • 東日本発祥倉茂記念杯
  • 1.15Thu 16Fri 17Sat 18Sun

次回開催
F1
1/29 ・30 ・31

決勝戦レポート

平原 康多(埼玉)

平原康多が5度目の大宮記念V

 4車で結束した南関勢に怪物深谷知広と強力なメンバーが決勝に駒を進めたが、無傷で勝ち上がった平原に隙はなかった。平原は中団を確保すると、最終2コーナーからまくり出る。2段駆けで抵抗した南関勢を力でねじ伏せ2年ぶり5度目となる地元大宮記念を制した。
「南関勢の前受けは予想外だったし、1車でも前にいて勝負と思っていました。深谷を出したら厳しいし、レースの流れが早かったですね。(バックの)直線が向かい風で思い切り(まくって)行かないと山を越えられないと思った。初日から準決までは後輩が頑張ってくれたので、それを背負っての自力でした」
今年初出走の平原にとってギア規制の影響など1年を占う大事なシリーズとなったが、「大ギアの流れに対応するのに時間がかかったので、今回は時間をかけないで対応したい」と前検日に語ったように、連日の勝負所では力強い走りを披露した。
「ギアはこれくらいの方が自分にはあっていますし違和感はないです。無駄な筋力は重りになるから、体重を3キロくらい絞りました。(ギアが軽くなったことで)トレーニング方法が180度変わったので、いきなり結果が出てびっくりしています。次回までにしっかり乗り込んで、ギアを馴染ませたいと思います」
新年一発目を完全Ⅴで飾った平原。ギア規制も追い風に変え、このまま全日本選抜まで一気に突き進む。

 単騎を選択した渡部哲男は、終始平原ラインを追走。4コーナーで外に持ち出すと鋭く伸びて2着に入線した。
「(南関勢が)前を取るとは思わなかったですけどね。それならどうせゴチャつくし、(周回中の位置は)あそこでいいと思った。自分は道中風が強かったので脚を使ってしまいました。平原が強かった。あれは抜けん」

 深谷知広は初手8番手から早めに上昇を開始する。しかしながら、鈴木裕に突っ張られ車を下げると、再度8番手からの立て直し。終始後方に置かれ、最終2センターから大外を踏み上げるもV争いには加われず3着まで。
「南関勢がたぶん前を取るなとは思っていたけど、(自分たちのラインの車番が)7番、4番じゃしょうがない。とりあえず脚は使わないように。ホームで(鈴木が)後ろを見てるようならカマしていこうと思ってました。連日勝負圏内に入れたし勝ち上がれたので、だいぶ戦える感じはあります。今は練習することが(復調へ)近づくこと」

 磐石の布陣で臨んだ南関勢だったが、平原の力に屈して誰一人確定板にのることも叶わず。重責を担った小埜正義は、平原に合わせて番手発進も力の差を痛感した。
「俺の力じゃ応えられなかった。目一杯踏んだけど、完全に力不足です。車間を詰める勢いで行ったけどいけなかった。力の差ですね」

レース経過

 前で構えたのはライン4車の南関勢。荒木伸哉が号砲で飛び出すと、鈴木裕、小埜正義、中村浩士を迎え入れる。中団以下は平原康多―岩津裕介、渡部哲男、深谷知広―吉村和之の並び。
 赤板の1コーナーから深谷が上昇を始めるが、車間を切って待ち構えた鈴木は2コーナーから誘導員を下ろして深谷を出させない。やむなく深谷は元の位置へ。先行態勢に入った鈴木は打鐘過ぎ4コーナーから一気にペースを上げる。すんなり中団を確保した平原は車間を切って巻き返しのタイミングを計ると、深谷の反撃を待たずに2コーナーから仕掛ける。反応が遅れた小埜はバックから合わせて踏んだが、平原に出切られ番手の岩津とからむ形に。まくった平原のスピードは衰えず、2年ぶり5度目の地元大宮記念を無傷で制覇。2着争いは横一線となったが、岩津後位から直線外を回した渡部が2着。深谷は巻き返し届かず3着に敗れた。

 

車番 選手名 年齢 府県 期別 級班 着差 上り 決まり手 S/B
1 平原 康多 32 埼玉 87 SS 14.7
9 渡部 哲男 35 愛媛 84 S1 3/4輪 14.5
7 深谷 知広 25 愛知 96 SS タイヤ 14.2
5 小埜 正義 33 千葉 88 S1 1/4輪 14.7
2 岩津 裕介 33 岡山 87 SS 3/4輪 14.7
3 中村 浩士 37 千葉 79 S1 3/4身 14.7
6 荒木 伸哉 35 静岡 87 S2 1/8輪 14.6 S
4 吉村 和之 37 岐阜 80 S1 1/8輪 14.3
8 鈴木  裕 30 千葉 92 S1 大差 17.3 B

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