14年12月、15年11月と過去に2度松山を走って一度も負けていない奥井迪がここも負けない。年末のガールズグランプリは惜しくも2着に敗れたが、奥井にしかできない積極的なレースで内容なら誰にも負けていなかった。ここも強力な同型は不在。3日間風を切って押し切る。
奥井の優勝に待ったをかけるなら細田愛未だ。10月弥彦、11月松戸で連続優勝もあるし、12月も千葉、松阪で決勝2着。自力自在に安定した成績を残している。松山は完全優勝した16年12月以来、2度目の参戦。当所戦連続優勝をかけた奥井との争いは注目だ。
石井貴子は昨年4月小倉で通算2度目の優勝を飾ってから優勝こそできていないが、コンスタントに決勝に乗るなど成績は安定している。石井は奥井に負けず劣らずの積極タイプ。先行勝負でどれだけ奥井を苦しめられるか。
宮地寧々、日野友葵もシリーズ上位の点数を持っている。宮地はは積極的な仕掛けが持ち味。日野は地元のアドバンテージを生かして、決勝で初の確定板入りを目指す。