戦歴抜群の市橋司優人が主役を務める。今期の競走得点は97点台。ここまで8場所で優勝3回、準V2回と驚異的な成績を収めている。10月和歌山は無傷の3連勝。連日のまくりのスピードは圧巻だった。今開催の直後には広島のレインボーカップファイナルを控えているが、来期のS級初昇格はすでに確定している。強烈ダッシュ力を生かしたまくりで別線を蹴散らそう。堅実な時松正が食い下がり、九州ワンツー決着か。
赤塚悠人も後半戦に入って一気に調子を上げている。11月弥彦でV。決勝では単騎の大野悟のまくりを追って差し切った。自在戦が持ち味で、特にまくり、差しの切れ味は目を見張るものがある。
近藤夏樹は一時の勢いこそないが、堅実な河野要を連れてV争いに加わりたい。小林卓人、玉手翔の近畿勢の動向も見逃せない。