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久留米競輪

KURUME KEIRIN

83#

FⅠエンジョイスピードパークNR

8.22Mon 23Tue 24Wed

レース展望

地力強化した山田庸

  • 山田庸平

  • 坂本健太郎

  • 石原颯

今シリーズのS級戦は西日本勢によるV争い。Gレースで活躍している実力者がそろったが、中でも山田庸平は素晴らしい充実ぶりだ。6月別府では3連勝で今年の3V目を飾ると、高松宮記念杯は5212着と準V。更に7月小松島記念3117着と2勝を挙げていて、獲得賞金ランキング第7位に付けている。立ち回りは相変わらず俊敏だし、自力攻撃の破壊力も増した印象がある。九州ラインの軸となり主役を務める。当所ホームの坂本健太郎も最近の伸びは悪くない。6月当所記念では準決敗退も1281着と3連対を果たした。チャンスが巡ってくればものにできる状態にある。吉本卓仁も6月当所記念では1517着と2勝を挙げた。落車負傷で調子を落としていた上田尭弥が復調してきた。7月防府113着、優勝は成らなかったものの、先行して粘った脚勢は悪くなかった。九州の先頭で積極的に攻める。
 九州勢を撃破すれば石原颯だろう。スピード豊かな先行は迫力満点で、末脚もしっかりしている。6月取手記念は132着で決勝進出、高松宮記念杯では予選を21着で西準決にコマを進めた。だが、その西準決で落車し、続く7月小松島記念を欠場している。体調に問題がないようなら、香川雄介を連れて主導権を握っての香川ワンツーは大いにありそうだ。
 野原雅也、南修二の近畿勢も侮れない。ここのところ一息不足の場所が続いている野原だが、7月福井記念の動きはまずまずだった。南は7月福井記念の2次予選で、野原の仕掛けに乗って勝ち星をゲットしている。

注目選手

  • 志智俊夫

    岐阜 ・70 期・S2

    志智俊夫

     ここに来て伸びが良くなっている。6月川崎は脇本雄の超速まくりに食い下がって準V。7月小松島記念の決勝は、目標の高久保雄が逃げるも眞杉匠にまくられると、眞杉にスイッチして2着に入った。上位戦でも軽視できない。

    ■直近4ヶ月成績(*4/19現在)
    競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
    106.68 0 5 7 3 10