チャレンジ戦はルーキー4名が参戦。地元のアドバンテージがある林慶次郎、鶴良生にファンの期待が集まる。林は兄の大吾(109期)を追って輪界入り。在校成績は57位だが、先行に徹した結果であり、潜在能力はかなり高い。その証拠にデビュー戦の松阪で完全Vを達成。3日間、逃げ切る完璧なレース内容だった。ここも同期のライバル達を相手に逃げ切りを狙う。鶴はスクラッチで高校選抜1位、インターハイ2位とトラック中距離種目で活躍。強地脚が最大の武器だ。デビュー戦の和歌山は準V。地元戦のここで初優勝を決めたい。
伊藤稔真は師匠が浅井康太。練習環境は抜群で、将来を嘱望されている。デビュー戦の松阪の決勝で林慶をまくれず不発に終わった。林を相手にリベンジを果たすか。
鮫島康治はボクシングで東洋太平洋ライト級2位にランキングされた逸材だ。今シリーズのルーキー4人のなかで在校4位は一番の成績。デビュー戦の和歌山で優出を逃しただけに、まずはしっかり決勝に乗りたい。
地元のルーキー2人が躍動
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林慶次郎
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鶴良生