KEIRIN EXPRESS

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小倉競輪

KOKURA KEIRIN

81#

FⅠホークス杯

8.17Wed 18Thu 19Fri

次回開催

F2

8/25 ・26 ・27

検車場レポート

  • 8/16 Tue.  (前検日)
  • 8/17 Wed.  (1日目)
  • 8/18 Thu.  (2日目)

6R

選手の写真です。
太田瑛美選手
 実力拮抗だが、400バンクの成績を見ても太田瑛美が一歩リードか。
 「ずっとレースが続いていて、練習する時間がなかったけど、前回が終わってからやっと時間が取れて、姉と一週間ほど、バンクで一緒に練習できた。小倉は今回が2回目だけど、前回の最終日に感覚を掴めた」
 新人の安東莉奈は今開催はやる気満々。
 「師匠の溝口さんが子育てで忙しいので、安東英博さんに最近はバイク誘導をしてもらうことが多い。今回はその安東さんと一緒の開催なので、心強いですね。ここは重くないし、風もないからいいですよね。今回は決勝に乗る気持ちできました」

7R

選手の写真です。
児玉碧衣選手
追加参戦の児玉碧衣が今開催の絶対的本命だ。
 「サトミナ(佐藤水菜)に負けて、やっぱりナショナル組には負けたくないなって。今までは他の人が動いて、自分は脚を溜めていける
所から仕掛けていたけど、今は自分がサトミナを意識して先に動いてしまい、脚を溜められていない。以前、自分がやっていたことをサトミナにやられている感じですね。オールスター後は東京で仕事があったから地元に戻ってきたのは前検日の前日昼ぐらい。そこから自転車に乗った感じですね。今回で自信を取り戻したい」
 6月の松戸で児玉碧衣を破った飯田風音が金星を目指す。
 「児玉さんは強いけど、チャンスあると信じて走りたい。ボチボチ状態良いかなって感じ。小倉は走りやすい。チャレンジャー精神で走りたいですね」

8R

選手の写真です。
伊藤裕貴選手
 前回の岸和田G3では未勝利の伊藤裕貴だが、巻き返しを誓う。
 「前回の初日は前輪がハスってしまっただけで、4日間、通して感じは悪くなかった。ここ最近、成績がよろしくないから、何とかしたいですね」
 パワー抜群の月森亮輔が持ち前の怪力で別線をねじ伏せる。
 「マックス100キロあった体重を85キロまで落としてそこから93、94キロになり、重かったから90キロまでまた絞った。良い感じになっている。脚も良い感じですね。落ち着いてレースしたい」

9R

選手の写真です。
松岡篤哉選手
前回の弥彦で1勝した松岡篤哉だが、まだ本調子ではない様子。
 「まだ良くないですね。反応が悪い。落車して肋骨2本折ってからここって所で体が反応せずに動けない。何とか改善しないとですね。小倉は久しぶり。久々過ぎて記憶にないぐらい」
 森山智徳はどん底から脱して成績が向上してきた。
 「地道に2、3ヵ月やってきた練習成果が成績に出てきた。体も動くようになってきたのが大きい。どん底を味わいましたからね。後は1着を増やしていくだけです」

10R

選手の写真です。
柳詰正宏選手
 地元連戦となる柳詰正宏がホームバンクで集中力を高める。
 「前回が終わってから体調を崩したけど、家で練習はやってました。新納君とは久しぶり。前回は園田さんの強さを実感した。今開催3日間は気持ちで走ります」
 ベテラン室井竜二は後輩を目標に得てご満悦。 
 「小川丈太君が一番走りやすい選手やね。相性も抜群に良い。気を使わなくていいのもあるかもしれないね(笑)。頑張ってもらって自分もやれることをやる」

11R

選手の写真です。
中井太祐選手
 予選メインは近畿勢が中心になりそうだ。中井太祐は智弁学園時代に甲子園出場経験もある元甲子園球児。
 「前回は夏バテ気味で力を出せなかった。終わってからはしっかりと練習できました。小倉はS級初優勝の場所で同じ時期に智弁が優勝した。弟もここで優勝しているし、思い出の地ですね」
 番手は自力ある河村晃司が務める。
 「前回の失格分を取り返さないと。状態自体は良くなってきている。失格だけじゃなくて、点数を下げているからここから上げていかないと。体も大丈夫です」
 2場所前の落車の怪我が癒え切っていない小川賢人だが、上積みはある様子。
 「打撲がひどくてまだ少し痛むけど、練習はしっかりとやってきた。暑かったですけどね。前回の中井君はもうひとつだったからチャンスはありますね。あとは久保田君の動きにも惑わされないようにして戦いたい」

12R

選手の写真です。
北村信明選手
 脇本雄太の完全優勝で幕を閉じたオールスター直後の開催だけに、トップの選手は不在となり、混戦模様。北村信明が思い切り良い伊藤颯馬を指名した。
 「脚は少しずつだけど、良くなってきている。伊藤君とは実は1回連係があるんですよね。結構、前なんですけど。その時はワンツーでした。抜けずのワンツーだったんですけどね(笑)」
 前回の岸和田G3で決勝進出している高久保雄介だが、本人は納得していない様子。
 「あまり調子は良くないんですよね。練習から良くない。運がいいというか、流れが良いというか。前回も展開と後輩が頑張ってくれたおかげ。前期は精神的にキツかったけど、今は気楽に走れている」
 川口聖二は自信あり気で不気味な存在。
 「松阪から新車でその開催は重かったけど、セッティングをいじって前回、アタリが出てくれた。先行もできたし、1着も取れたから良かったですね。今回は楽しみです」

6R

選手の写真です。
太田瑛美選手
 正攻法に構えた高尾貴美歌がそのまま駆ける展開に。初手から高尾の後位を取っていた太田瑛美が冷静にまくり返して白星発進。
 「良い位置を取れましたね。フタされるのも覚悟していたけど、何もなかったからいいの? って感じでラッキーでした。最近1着なかったから良かった。この前、小倉を走った時よりも感覚を掴めた。指定練習組から今日は重いと聞いていたけど、そうでもなくて走りやすかった。初日の1着で余裕があるから予選2はいつもと違うことができたらなって思う」
 追った鈴木樹里が2着を確保した。
 「位置が良かったのが全てですね。最後の4コーナーで後ろから来てると思って頑張って踏みました。バンクが少し重かったけど、悪いイメージではなかったですね」

7R

選手の写真です。
児玉碧衣選手
 正攻法の飯田風音が徐々にペースを上げるが、児玉碧衣が最終ホームで一気のカマシ敢行。他に何もさせず、そのまま押し切った。
 「今日は勝てたかもしれないけど、内からくるを意識していなくて、掬われてしまっているし、これがビッグだと命取りになる。それに座ってからの伸びがイマイチ。ただ1周いって刺激が入ったから、明日、明後日は良くなると思う。11秒台のタイムも出ているので」
 児玉に叩かれた飯田が第二先行の形となり、2着に入った。
 「キツかった。児玉さんがちょっと違いましたね。先行していかれたら飛び付くことを考えていたけど、追いつかなかった。児玉さんが強い。児玉さんが流していたときに目がが合ってドキッとした」

8R

選手の写真です。
月森亮輔選手
 月森亮輔が最終ホームで一気にカマす。ぺース駆けに持ち込むと番手の戸田が援護で応えて月森がそのまま押し切った。
 「ペースで駆けられた。2コーナーからまくりに来るタイミングで思い切り踏もうと思ってモニター見ながら走れた。戸田さんが後ろの時は良く逃げていますね。明日が大事なので頑張りたい」
 塚本大樹は切り替えると戸田を掬って突っ込み2着。
 「バックで脚一杯。三谷さんに降りられてずっと内走って重かった。普段ならもっとすれすれをいっているのに内踏んでいるのは調子が良くないからなのかな。それでも2着まで来れているし、悪くないのかもとも思う」

9R

選手の写真です。
松岡篤哉選手
 後ろ攻めの森山智徳が押さえて先行態勢に入る。すると松岡篤哉が最終ホームを目掛けて反撃開始。松尾のけん制を乗り越えた松岡が逃げる森山を捕らえてゴールした。
 「キツかった。ぎりぎりでしたね。出切るまではヤバいと思った。出が悪かったですね。スピードに乗ってからは良かった。疲れというよりも落車の影響がまだ残っているんだと思う。一時期よりは良くなってはいるけど」
 地元の松尾信太郎は岐阜勢を止めきれずに悔やむ。
 「止めれんかったですね。前検日まで練習していて、急ピッチでマッサージいったりして仕上げてきたけど、急に体を緩めたことで芯がない感じでしたね。体が少しダルい感じで。これで刺激が入ったと思うし、疲れが取れればもう少しやれると思う。あそこまで岐阜勢を追っかけることができていますし」

10R

選手の写真です。
柳詰正宏選手
 石口慶多が切ると小川丈太がさらに切る。すると新納大輝が打鐘で叩いて先制。番手の柳詰正宏が車間を空けて援護するとゴール前で抜け出して地元で白星を挙げた。
 「小川君のやる気次第で難しいレースになると思ったけど、新納君がすかさず鐘で仕掛けてくれたのが全てですね。ホームで踏み上がって別線がきても止めれる状態で、バックでも踏み上がっていうことなし。直前は自転車に乗れなかったけど、実戦で集中して走れた。地元は負けられないですからね」
 新納大輝は別線を完封する先行で3着に粘った。
 「結構、長かったですけど、地元2人に任されたことで気合が入った。それがレースに出ましたね。良い感じで踏めたし、後ろにもカカっていたと言われたので自信になりました」

11R

選手の写真です。
嶋田誠也選手
 5番手の中井太祐が鐘過ぎに巻き返すと番手の川村晃司が離れる。前々へ踏んでいた嶋田誠也が番手に嵌ると直線で抜け出して好スタートを切った。
 「中井さんは待って待ってで自分の距離で思い切りくるだろうと予想していた。番手に入ってからは川村さんの追い上げと、久保田君の動きを見ていれば何とかなるなと。レースも見えているし、落車の影響もない」
 小川賢人は島田に続いてワンツー。人の後ろの経験が生きた様子。
 「最近、3番手を回っていたからその経験がいきた。嶋田君が番手に嵌って、自分が3番手みたいな形になり、下手に外に振ると内に入られるからのその辺を気にしながら走っていた。3番手を回っていたのが役に立ちましたね。落ち着いて走れている」

12R

選手の写真です。
池田憲昭選手
 後ろ攻めの川口聖二が切ると鐘で伊藤颯馬が叩きにいく。しかし川口は出させず突っ張り前団が少しもつれるとそこを逃さなかった高久保雄介が一気に仕掛ける。立て直した伊藤が再び踏み上げるも中団までで、余裕を持って番手を回った池田憲昭がゴール前で抜け出した。
 「展開向いただけでしょ。最後は楽だったけど、それは高久保君が楽に駆けてくれたから。前がもつれた所でいってくれたね。もう少し残したかったけど、余裕がなかった。脚は余裕あったんだけどね。6番車がバックでハコ回っていたら焦るでしょ(笑)」
 迷わず仕掛けた高久保雄介は3着に粘った。
 「展開が向いた。初手の時点でこれはヤバいと思ったけど、聖二が展開が乱してくれて、ちょっと早いと思ったけど、体も反応して仕掛けた」
 人気を背負っていた伊藤颯馬は7着大敗。
 「自分のレースができなかったから何とも言えないですね。落ち着いて走れば良かったけど、迷いながら仕掛けたし、迷いながら追い上げてしまった。その辺で無駄脚を使ってしまった。作戦ミスです。新車の感じもわからなかったですね」

6R

選手の写真です。
飯田風音選手
 正攻法に構えた飯田風音がそのまま駆ける。後方から巻き返してきた太田瑛美のまくりを合わせ切って堂々と逃げ切った。
 「今日は良かった。先行したかったので、前を入れてくれてよかった。良い展開でした。あの形が好きなので。2走して悪くない。ドームはカカってくれるから好きですね」
 佐伯は初手から飯田を追走して2着キープ。
 「飯田さんは前が欲しいだろうと思って、待っていた。飯田さんがきてくれなかったらヤバかったですね。恵まれましたね。2着キープできてよかった。調子は変わらずです」
 太田瑛美は4着で反省点を口にする。
 「メンバーが濃かったし、緩んだ所で仕掛けようと思っていたけど、緩む所がなくて。車間も切ることができず、いけるタイミングで仕掛けたけど、3コーナーまでに出切れないと終わりだと思った。その通り、3コーナーの上りに入ってしまい行き切れず。もっと早めにいけばよかった。初日よりも重い感じがする」

7R

選手の写真です。
児玉碧衣選手
 動きがないまま打鐘を過ぎるとスタートで4番手の位置を取っていた児玉碧衣が最終ホームめがけて一気に仕掛ける。後続を突き放して圧勝した。
 「また内掬われて、ホームで休もうととして高尾さんも入れてくれず、やめてから踏んで脛が痛かったですね。ずる賢いレースをしてしまった。そのままいけばよかったのに。人任せのレースでした。座ったまま踏み直して良い刺激になった。お腹を意識して走った。タイムもコンマ1がっているし、良くなっている」
 高尾貴美歌は児玉に飛び付くも突き放されて2着。
 「前を取って終わったと思ったけど、あの形になると思っていた。児玉さんが来るだろうと思って飛び付いて対応できたと思うけど、それでも離れてしまった。最後は渾身のハンドル投げで何とかでした」

10R

選手の写真です。
高久保雄介選手
 前受けした高久保雄介が車を下げると6番手の位置から最終ホームで一気のカマシ敢行。別線を封じると追撃を振り切り押し切った。
 「展開が向くなー(笑)。向いちゃうよなー(笑)。いっていいのって感じでいった。上がりタイムも良いし、座ったままで踏み上げていったので良いと思う。筋トレを黒川さんの所でやっていてその成果なのかな」

 堤洋は高久保にピタリと続いてワンツー。
 「高久保君のダッシュが凄い。いってくれって所でいってくれた。別線が来たら止める余裕はあった。内締めながらで脚削られたけど、それがなくても抜けなかったと思う。状態は良い。悪かったら千切れている」

11R

選手の写真です。
川口聖二選手
 後ろ攻めの小川丈太が切ると打鐘過ぎにバンクの上へあがる。すると、川口聖二が隙を逃さず内へ潜り先頭に立つ。腰砕けになった小川丈は後退して北村信明が川口の番手に嵌るも川口は軽快な踏み直しで逃げ切った。
 「内いくことは考えていなかったけど、小川丈君がスピードを上げないまま上へあがったからかなり詰まって外よりは内だと思っていった。ただ北村さんの反応が良過ぎて、3車で出れんかったですね。鐘前で行けるタイミングあったけど、逃してしまった。調子は良いですね」
 北村信明は俊敏な判断を見せるも反省しきり。
 「申し訳ないですね。前後に。(川口が内から)来るのがみえて体が反応したんですけど、本当に申し訳ないレースでした」 

12R

選手の写真です。
月森亮輔選手
 鐘で伊藤颯馬が巻き返しを開始すると合わせて中団から月森亮輔が踏む。伊藤を制して月森が先手を奪い最終ホームを通過。中団から立て直した伊藤がまくるも池田良が援護で応えると月森はそのまま押し切った。
 「落車はあったけど、池田さんが後ろなので、主導権を取った方が良いかなと。鐘の所は怖かったけど、中井君も踏んでいなかったから出切れると思っていた。アクシデントは残念でした。感じはいいですね。函館からの良い感じを維持できている」
 柳詰正宏は伊藤を持っていった池田の内へ入ると直線で池田を押し上げて2着失格。内へ入っていた阪本和也が繰り上がって決勝に進出した。
 「前の2人が頑張ってくれたおかげなので。素直には喜べないですね。S級の準決だとあれぐらいごちゃごちゃしますよね。みんな外を踏むと思ったから内が空くと思っていた」