直近4カ月の勝率は65・5%の下井竜。連がらみの85%が逃げてのもので、先行基本の積極策で別線を沈黙させている。今シリーズの上位陣には自力型が多いが、いつも通りの先行勝負でVを睨む。同県の上田国広が下井に続く。今期は欠場が多く、まだ2勝しかしていないが、8月四日市MNの決勝では、逃げた下井を上田が差してワンツーを決めている。
中部勢では長屋秀明、橋本優己の岐阜同期生コンビも侮れない。長屋は9月京王閣で1、2班戦の初Vを飾ると、その後は決勝での連対こそないものの、連勝での優参が多い。橋本は最近の成績は今ひとつながら当所は5月に参戦してVゲットの実績がある。
小川祐司、野村典嗣の愛媛コンビを重視する手もある。小川はS級で優勝した実績がある格上選手。経験値を活かしてレースを掌握なら野村と連独占も考えられる。
ダークホースは瀬戸晋作か。近況は今ひとつも当所は相性がいい。5月に参戦した時も221着と優勝をものにしている。
先行力際立つ下井竜
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下井竜
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小川祐司