小倉でトレーニングを積んでいる山原さくらは予選で圧倒的な成績を残している。ここも文句なしで中心になる。
「しっかりと練習はしてきました。父(利秀・5R)とのあっ旋はこれまでも何度かありますね。松山ではなぜか良くあるんですけど、小倉では初めて。いつもと変わらずに今回も頑張るだけですね」
対抗するのは着実に状態を上げている梶田舞だろう。
「最近は初日の1着が少ないしそこが課題。優勝する人たちは連勝で勝ち上がっていることが多いし、決勝だけ勝つのは難しい。そういう所を考えて走りたい」
力を付けて連絡みが増えた岡本二菜も侮れなさそうだ。
「調子は上向きですね。以前と違い、最近は良い着を取って決勝に上がれることが増えてきた。ここまでもしっかりと練習ができたし、練習の調子も良かった。しっかりやりすぎて、少し疲れが残っている感じがあるけど、ナイターなので、レースまでに取りたいですね。初日は自力を使えれば使いたいけど、自力で動く選手が多いし、自在になりそうですね」
//= nl2br($race['content']) ?>
競輪界でトップの先行力を誇る奥井迪が圧倒的な本命。
「雨が降ったりでほとんどバンクで乗れていません。最近は決勝で勝ち切れていないからそろそろ優勝したい。最近は先行することに迷いがなくってきて、それがいい方向に向いてきている。今回は3連勝の予定できました」
その奥井に対抗心を燃やすのは西島叶子だ。
「佐世保は2連対で決勝に上がれたけど、内容が良いとは言えなかった。今回は3日間、先行するつもりです。初日は奥井さんと先行争いしたい」
安定して決勝に乗っている岩崎ゆみこも気になる存在。
「決勝で7着が続いているので、凹んでます。それに奥井さんと3場所連続で一緒で。勝てないから凹みます。ただ勝とうとするよりも自分の競走を見失わないようにして脚を付けるためにも続けていくことが大事だと思っています」
//= nl2br($race['content']) ?>
大けがから5月に復帰して前回の松山G3で準優勝を果たした金子幸央が期待に応えてくれそうだ。
「怪我は左手首と背骨2本でした。復帰した函館で1着を取れて大丈夫かなって感じの安心感が少しあった。そこから走る毎に調子も上がり、成績も上向いての前回の準優勝で、気分は非常にノッている。前回の決勝は終わってからみんなに2センターで内にいけば優勝していたかもと言われたけど、(神山)雄一郎さんだけは自力のプライドを持って外を踏んで届かなかったわけだからまた練習して脚を付ければいいと言ってくれて。それでも自分もそうだなって納得した。感覚も変わらず良いですね」
番手を回るのは別府のA級ファイナルで2着に入り、S級へ特別昇級を決めた小林令。
「金子さんとは初めてだけど、めちゃくちゃ信頼しています。自分はA級ファイナルでS級に上がったので今月は失格しても事故点がたまるだけで、他は関係ないから無敵。金子さんを徹底ガードしますよ。2人で勝ち上がれるように仕事します!」
//= nl2br($race['content']) ?>
5月にS級初優勝を達成して着実に力を付けている松岡辰泰が得意の仕掛けで別線を飲み込みそうだ。
「名古屋で運を使い果たした(笑)。その後の結果は見ての通りだけど、それで気持ちが引き締まった。来期の目標は記念で決勝に乗ることなので、ここから状態をまた上げていきたい」
状態を落としていた加賀山淳だが、復調気配がありそう。
「取手の前に脚を痛めてその影響が出ていたけど、少しずつ痛みも取れだして、前回も着ほど悪くなかった。暑いのは嫌だけど、まだギリギリ耐えられる季節。徐々に良くなっていくと思う」
//= nl2br($race['content']) ?>
予選メインを飾るのは末木浩二だ。圧倒的な機動力でレースを支配してくれそうだ。
「調子は上がってきますね。変わらず街道で一人で練習しているけど、直前も悪くなかった。小倉は4月に走って、決勝に乗れなかったけど、走りやすいなって改めて思いましたね。九州の開催で予選のメインに抜擢してもらったので、期待に応えられるように頑張りたい」
四国勢は3車で、湊聖二。が番手を回る。
「相手は強いけど、外田君に頑張ってもらうしかないですね。けん制とか含めてだいぶ別線を意識しないといけないから、首が回るようにしっかりとマッサージしてもらった(笑)。レースのイメージは右(外)に振ってからって感じになりそうですね」
//= nl2br($race['content']) ?>
2分戦となり混戦模様の初日特選だが、久米康平のスピードが一枚上か。
「前回の松山決勝はやっちゃいましたね。117期の2人(町田太我と菊池岳仁)の先行争いを邪魔しちゃいけないかなとか余計なことを考えてしまって、仕掛けられるタイミングがあったのに見てしまった。いらんことを考えたし、台無しでしたね。ただ感じは悪くないし、そういう反省点も踏まえて今回は走りたい」
番手を回るのは高原仁志。前回の別府記念では初日こそ6着だったが、そこから1着1着3着と尻上がりに状態を上げた。
「前回は初日こそやっちゃいましたけど、残り3日は展開に恵まれましたね。展開が向けば勝てる脚はありますね。ここまでもしっかりと練習ができたし、久米君はいつも頑張ってくれるので信頼しています」
中国勢は4車結束。先頭を走る竹内翼は練習とレースのギャップに戸惑っている様子。
「正直あまり良くないですね。練習はちゃんとやっているし、練習では凄く感じも良くて調子は良いのにレースだと全然良くなくて…。練習の成果を出せていないというか、出てくれないというか。噛み合っていないですね。初日は2分戦で4車の先頭だし、やれることをやって頑張りたいですね」
中国4車の中核を担うのはタテ脚ある池田良。
「前回の福井は1着を一回も取れなかったし、展開も悪くて。ただ展開が良くなかったなかで、凌げたって感じですね。ここまでは中6日で、普通に練習してきた感じです。4車の番手なので頑張りたいですね」
//= nl2br($race['content']) ?>