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小倉競輪

KOKURA KEIRIN

81#

FⅠ創刊55周年記念九州スポーツ杯

3.8Mon 9Tue 10Wed

次回開催

F1

3/14 ・15 ・16

検車場レポート

  • 3/7 Sun.  (前検日)
  • 3/8 Mon.  (1日目)
  • 3/9 Tue.  (2日目)

7R

選手の写真です。
林大悟選手
 地元戦で気合が入っている林大悟は持ち前の先行力で別線完封を狙う。
 「久しぶりの小倉ですね。誘導ではいつも走っているイメージなんですけど(笑)。前回の初日は踏み合った結果なので。その後、2勝できたけど、前回は頭のキレが悪くて。その辺を修正しないと。体は良い感じなので。地元だし力を出し切って良いレースをしたいですね」
 原田礼が番手を回る。
 「前回の別府の前にアニサキスにやられて。それでも何とか3日間、3着でまとめられた。大悟について行けるかが問題。しかも先行一車なら尚更、自分の所が狙われかねないから注意しないと」
 ベテランの矢口啓一郎は7車立てのレースに慣れてきた様子。
 「今年に張ってようやく、7車立てのレースに慣れてきた感じがしますね。成績もまとまり出しているからあとは決勝に乗りたいですね」

8R

選手の写真です。
伊早坂駿一選手
 東日本勢と中四国勢の2分戦。過去12場所でバック数20本と徹底先行で鳴らす伊早坂駿一が主導権を譲らなさそうだ。
 「自分にはやっぱり先行かなって気持ちが今は強い。まくりはレースになるとうまく車が進んでくれなくて、力を出せずに終わるのが凄い嫌で。ストレスも溜まりますし。先行なら力を出し切れればラインに貢献もできる。今回も初日から3日間、主導権を取りにいきます」
 番手を回る古川尚耶は集中力を高める。
 「伊早坂君とは何度も連係がある。大宮の準決では千切れましたね。だから注中してついていかないと。自分の調子もあまり良くない。昨年1年間ずっと張り詰めて頑張っていたのが12月ぐらいに緩んでしまって。せっかく1班になったのにこれではダメですよね。頑張らないと」
 岡山勢は自力型が並び工藤文彦が番手になった。
 「2月の平塚で落車したけど、落車するのも競輪人生のひとつですから。でも集中して走らないと大怪我に繋がるからそこは意識して。任せた以上は小玉君の好きに走ってもらう。注文は一切ないですね」

9R

選手の写真です。
伊藤颯馬選手
 伊藤颯馬は前場所の佐世保で準優勝。今年の入り1勝止まりだが、各地で強敵相手に真っ向勝負を挑んでおり、レース毎に存在感を高めている。
 「前回の佐世保はG1組がいなかったから準優勝できただけ。練習はけっこうできましたね。バッチリの状態です。今期は1班の点数を取れるように頑張りたい」
 合志正臣は1月の大宮記念で決勝進出と幸先良いスタートを切ったと思われたが、次場所の四日市初日に押し上げで失格。前回の高知では初日に落車とリズムを崩しただけに立て直したい所。
 「落車も失格も仕方なくはないけど、それも競輪だから。弟子も頑張っているから自分もへこたれずに走っていきたい。伊藤颯君も強いのは知っているからまずはしっかりと付いていきたい」
 河合佑弥はようやく復調してきた様子。
 「ヤンググランプリの落車をずっと引きずっていたけど、やっと粘り込めるレースができるようになり、状態が戻ってきたかなと。ここまでもウエイトしたり練習はしてきた。少しでも上積みがあればいいんですけどね」

10R

選手の写真です。
望月一成選手
 望月一成は前回の別府で完全優勝。初日こそまくりだったが、準決勝、決勝は逃げ切りで3日間、バックを取る先行型として完璧なレース運びを披露した。
 「優勝はもちろん嬉しいですけど、特別はことは何もしていないんですよね。あえていうなら車輪を換えたのと休みを少し多めに入れたぐらいですね。別府からここまで中5日なので、調整程度。そのままの調子を維持できていると思う。もちろん、先行で勝負していく。脇本(雄太)さんみたいなレースをしたいですね」
 成田健児が番手を回るが、意外にもジカは初めてとなる。
 「望月君の3番手は1度回ったことがあるけど、番手はないんですよね。ちなみに3番手を回ったときは付きバテしました。周りからはこんな良い目標と言われるけど、それがわかるのは結果次第。ちゃんと付いていければ良いんですけどね」
 小川祐司は前回の別府初日に望月に敗れており、リベンジに燃える。
 「初日にやられましたね。バックも取れるかなと思ったけど、取らせてもらえず。ただ1回戦ったことで、感覚的なものがわかったのは大きいですね。それに前回は復帰戦で呼吸も苦しかった。それも一場所走ったことでつかめたし、今回は大丈夫だと思う」

11R

選手の写真です。
小原丈一郎選手
 3分戦でどのラインも甲乙付け難いが、青森コンビに期待したい。先頭を走る小原丈一郎は前回の別府で初日と最終日にホームとバックを取って逃げ粘っており、今回も迷わず先制攻撃しそうだ。
 「最近は成績が下がって上がって、また下がってまたまた上がるって感じで維持ができないですね。1着もほとんどないですし。バックが取れているのでまだいいですけど。五日市さんともまだ決まったことがないので頑張りたいです」
 番手を回る五日市誠は小原と過去2度連係して共倒れに終わっているだけに、今回は巧く手綱をリードしたい。
 「最近は良いとは言えないですね。フレームだったり色々と変えて変化をつけていかないと浮上するきっかけは掴めそうにないですね。とりあえず初日は小原君に頑張ってもらいます」

12R

選手の写真です。
松本貴治選手
 全日本選抜組が5名と好メンバーが揃ったS級初日特選。その中でも注目なのが、今年に入り急成長を遂げている松本貴治で全日本選抜では2勝を挙げている。
 「全日本選抜を走って決勝に上がるのはもっとスピードの絶対値を上げないことには通用しないってわかった。これからはその辺も意識してやっていかないと。G1後でも中11日空いたのでしっかりと練習はしてきたから脚は大丈夫。お客さんの人気に応えられるように頑張りたい」
 番手を回る池田憲昭は前回の別府で復帰して即、決勝に進出した。
 「前回は復帰戦だったのもあって3日間、フワフワしていましたね。それも一場所走ったことで解消されると思う。練習とかは普通にやってきた。今回から新車を使います。悩むと寝れないので、新車だけしかもってきていない。練習での感じは良かったのでレースは楽しみ。それに今回は強い貴治がいますからね。彼とは相性が良いからそれも楽しみ」
 ここがホームの園田匠は今年に入り未勝利ながら全日本選抜では決勝に進出。持ち前の強烈な差し脚が戻ってきている。
 「中11日で練習はしっかりやれたけど、競走間隔が詰っている方が好きなので、空き過ぎかなって感じ。そこが少し不安な点ではある。でも今年まだ勝っていないからそんなことも言ってられない。地元戦で勝ちたい。展開に関係なく突っ込みたいですね」
 

7R

選手の写真です。
林大悟選手
 藤田が赤板過ぎに切った上を林大悟が叩いて主導権。最終ホームで矢口啓一郎が巻き返してくると追い上げの形となり、踏み遅れた原田礼をキメて番手を奪い取る。裸逃げとなった林だが、軽快な踏み直しで逃げ切り白星を挙げた。
 「7レースで早かったので緊張しましたね。それに前のレースで同期(瀬戸栄作、佐伯辰哉)が勝ち上がっていたので余計に緊張してました。後ろが付きやすいようにと思って走ったけど、少し緩め過ぎました。もう少し踏んでいればよかった。矢口さんに入られたのはわかっていなかった。スカスカせずに踏み直しもできたから感覚は良いですね」
 矢口啓一郎は追い上げる形になるも番手を奪って2着に入った。
 「恥ずかしいですね。追い上げじゃなくて叩きにいったのに完璧に合わされてあの形になった。彼は強い。でも最近、仕掛けられていなかったので、仕掛けられると確認できたのは良かった」

8R

選手の写真です。
伊早坂駿一選手
 前受けした伊早坂駿一は一度4番手まで車を下げると打鐘を目がけて一気に先制。最終ホームを一本棒で通過すると最終バックでも別線は仕掛けられず力強い踏み直しで後続を振り切り逃げ切った。
 「すんなりと出切ることができたし、余裕もあって踏み直せた。踏み返しはここ何年かで一番でしたね。踏んだら踏んだ分だけ流れてくれる感じでした。準決は周りの力が上がるけど、自信を付けるためにも決勝に勝ち上がりたいですね」
 古川尚耶は番手絶好の展開だったが差し切れず2着まで。
 「1月の立川記念で落車してから新しいフレームに換えたけど、セッティングが全然出ない。毎日少しずつ調整しているけど、全然ですね。最後、も差しにいったけど、きれいに踏み直された」

9R

選手の写真です。
合志正臣選手
 前受けした伊藤颯馬は赤板過ぎに車を下げるとすかさず巻き返して打鐘で先頭に立つ。最終バック手前で河合佑弥がまくり出るも進みは悪く、絶好展開を迎えた合志正臣が外に振りながらゴール前で差し切った。
 「作戦から全て颯馬のおかげですね。前を自分たちが取った時点で、河合君たちは引いてのカマシだけだと思っただろうから早めに引いてすかさず巻き返せばいいと。出切ってから颯馬は踏み過ぎたね。もう少し流しながら踏んで、1コーナー過ぎぐらいから踏み上げていけば、ライン3人で決まったと思う。それができれば完璧なレース運びでしたね。前回落車して体は大丈夫だけど、呼吸が合わなかった。スピード系の練習ばかりしていて、ジワジワ踏み上げる感じをやっていなかった。でも一走したことで、その辺もあってくると思う。セッティングも微妙に変えたけど、また少し触ります。サドルの高さですね」
 伊藤颯馬は別線を封じる逃げで2着に粘った。
 「作戦通りでした。早めに下げて打鐘で出切るレースができた。脚を使わずに叩けたし、小倉は軽い分、モガける距離も長くなる。練習から調子が良くてそれがレースに出せた感じですね」

10R

選手の写真です。
望月一成選手
 前受けした望月一成は赤板で上昇してきた小川祐司を突っ張り出させない。打鐘から徐々にペースを上げていくと小川は一歩も動けず軽快な踏み直しを見せた望月が逃げ切りラインを上位独占に導いた。
 「うまく突っ張ることができた。前回の初日に小川さんと対戦してまくりに回されたので、しっかりと逃げる事ができて良かった。前をとれないいかもしれないって話もしていたけど、前受けできたのも良かった。ドームは走りやすい。風がないから思い通りのペースで走れる。踏み直しもできていますね。ちょっと軽すぎたので車輪を換えるかもしれない」
 成田健児は望月の強さに脱帽。
 「抜けるなら抜きたかったけど、番手を回るのが初めてでどれぐらいに直せるのかわからなかったし、2センターで流していてしっかりと踏み直していた。あれは差せない。俺はあんなもんでしょ」

11R

選手の写真です。
五日市誠選手
 打鐘で岡崎景介が先頭に立つが、すかさず小原丈一郎が巻き返す。最終ホームで岡崎を叩き切ると後方からまくり上げてきた東矢昇太を五日市誠が張りながら抜け出した。
 「小原君が頑張ってくれたおかげですね。しっかりと練習をしてきたのが結果に出たのかな。準決は初日特選組とあたるし、スピードが上がる思うからそれに対応していきたい」
 東矢は後方から好スピードでまくり五日市のブロックを受けて失速するが、耐えて2着に入った。
 「五日市さんを越えることはできなかったけど、あのブロックを耐えられたし、吸い込まれる感じだったけど自転車も進んでくれている。ここ最近の中では良いのかもしれない」

12R

選手の写真です。
松本貴治選手
 後ろ攻めの松岡貴久が上昇するが正攻法の小松崎大地が赤板過ぎで突っ張る。打鐘で初手と同じ隊列に戻ると打鐘4コーナーから小松崎はペースを上げてそのまま先行。脚を使わず3番手を確保した松本貴治は2コーナーからまくり上げると逃げる小松崎を2センターで捕らえてゴールした。
 「過去一番の展開でしたね。冷静に走れたし、判断も良かったと思う。単調な感じだったけど、終わってみれば意外とキツかった。1着スタートだし、調子も感じも悪くない。セッティングはもう少し煮詰めるから準決は若干良くなると思う」
 池田憲昭は松本にピタリと続いてワンツー。
 「貴治がうまいレースをしてくれて冷静でしたね。おれは付いていっただけ。新車はどうかな。少し準決までにいじるかもしれない」
 桐山敬太郎は初手から四国勢を追走する形となり、そのまま流れ込み確定板入り。
 「結果だけを見れば追い込み選手みたいな感じになってしまったけど、レースにそれほど動きがなくて、あの展開になってしまったら仕方ない。明日は強い望月君の番手だし、もっと動きのあるレースになりそうですね」

3R

選手の写真です。
石井洋輝選手
 後ろ攻めから押さえた戸田康平は打鐘過ぎからペースを上げる。後方から石井洋輝が後方から巻き返すと戸田の番手の櫻井太士が離れて石井は番手に嵌り最終ホームを通過。番手に嵌った石井は最終バックからまくり上げてそのままゴールした。
 「仕掛けたときはいけると思ったけど、叩けないと思って最悪、どこかで勝負かなと思ったら口が空いていて助かった。久し振りのピンピンでの勝ち上がりですね。レースは見えている」
 佐藤壮は石井に差し迫るも2着まで。
 「戸田君もかなり踏んでいたので、大丈夫かと思ったけど、石井君が強かったですね。最後は差しに行ったけど、差し切れず。抜けなかった」
 櫻井太士は川島勝に伸び勝ち3着に入るも反省しきり。
 「0点です。戸田君のダッシュが凄すぎて千切れた。申し訳ないレースでした。それだけですね」

4R

選手の写真です。
大西貴晃選手
大西貴晃は後ろ攻めから赤板過ぎに切り先頭に立つ。打鐘4コーナーで菱沼元樹が反撃に出るが、大西が合わせて踏み上げて出させず菱沼を退けるとそのまま軽快な踏み直しで逃げ切った。
 「本当は前受けからで、カマシかまくりって作戦でした。でも後ろからになって、一度前に出て早めにくるようなら出させたけど、全然こなくて。4コーナーぐらいから来た感じだったので、これなら片山さんまで付いてくれていたからこのまま合わせて逃げたほうがワンツースリーまでいけると思った。最後まで力むことなく走れたし、フォームもその辺を意識している。決勝は初日特選みたいな失敗をしないように。1月の小倉も優勝しているから連覇したいですね」
 高木竜司は大西の強さに脱帽。
 「大西君が前に出てからどうするのかと思ったが、キュキュキュって感じで菱沼君を合わせ切ったね。菱沼君が巻き返してきたときは仕事しないとって思ったけど、仕事することもなくて彼が全部やってくれた。最後に大西君に外に振られたけど、それがなくても抜けない。隙のないレースでしたね」

5R

選手の写真です。
佐々木龍選手
 松田直也は赤板で前受けの佐々木龍に一度突っ張れるも打鐘で再び巻き返して先制。佐々木は松田の3番手の田村浩章が踏み遅れたのを確認して3番手におさまり最終ホームを通過するとバックでまくり連勝を決めた。
 「誘導を切られて隊列が戻るのは想定していた。タイミングのいい所でこられないようにと思っていたし、突っ張るつもりでもいた。後ろがどうなっているのかはゴールするまでわからなかった。まさか田村さんに絡まれているとは思っていなくて。連勝できているから状態は悪くない。でももっと力が入るように調整したい」
 田村浩章は打鐘過ぎで離れるも切り込んで千澤大輔を掬って佐々木後位を奪い続いて2着。
 「千切れてしまった。その後の動きはたまたま。全てが偶然。あんなのが普段からできるならやっているし、こんな点数じゃないからね。前の2人には悪いことしましたね」

9R

選手の写真です。
望月一成選手
 赤板前に中団から後方へ下げた望月一成は打鐘を目がけて一気に先制。最終ホームを一本棒で通過すると最終バックで中団から瀬戸栄作、後方から佐伯辰哉がまくり上げるも車間を空けて援護していた桐山敬太郎が外に振りつつ直線で抜け出し1着も4コーナーで蛇行して合志正臣を落車させたとして失格。2着に粘り込んでいた望月が1着に繰り上がった。
 「喜べない1着ですね。もう少しカカりが良ければ違った展開になったと思うし、仕事してくれた桐山さんに申し訳ないですね。早めに上昇してきたらすぐに下げて叩きにいく感じの策だったので、作戦通りで冷静に運べた。車輪を換えたけど、少し重かった。若干の違いなんですけどね。決勝はどうするか考える」
 瀬戸栄作は中団からまくり桐山に振られるも浮かずに堪えた。
 「ホームでいくか3コーナーからのまくり追い込みの作戦でした。合志さんが完璧な作戦を立ててくれたのにホームでいけなかった。緩んでいたからいくべきなんだけど、桐山さんが車間を空けているのが見えて躊躇してしまいニュートラルにいれてしまった。。その後は佐伯君が仕掛けてきたのがわかって無理矢理仕掛けた分、初日よりも進みは悪かった。余裕はあったし、いつもなら外に浮いて終わっている所で堪えられているから調子は良い。気持ちがついてきていない感じ」

10R

 後ろ攻めの林大悟は上昇して叩きにいくと正攻法の松本貴治が強引に突っ張ろうとするが、強引に叩き切る。最終バックで松本が3番手からまくり返してくると松岡貴久が好ブロックで止め切ると援護を受けた林がそのまま逃げ切った。
 「まさか1着に残れるとは思っていなかった。松岡さんの援護のおかげです。松本さんも踏んでいたけど、出させてくれると思って打鐘の所で少し緩めようとしたらまだ内でガッツリ踏んでいたので、これはヤバいと思ってさらに踏んだ。松岡さんに付いてもらって半端なことはできないですから。そこからの一周半は地獄でしたね。耐久レースみたいでした。弟たちと追い込んだ練習ができていて、それがレース結果に出ていますね」
 室井竜二は目標の松本が松岡にブロックを受けるとすかさず内へ潜り松岡を弾いて2着に入った。
 「作戦はノープラン。取れた所から好きに走ってくれと。貴治はこっちがどうこう言う選手ちゃうからね。貴治はあれだけ踏めば林君が車を下げてくれると思ったみたい。展開が向いただけ。ただ反応はできている」
 五日市は矢口が松本にまくりを合わされるとコースを見極めて突っ込み確定板入り。
 「あの展開になったら外はないから内か中だと。松岡君が室井さんに掬われていたけど、もう一回、内へ戻ってくると思ったから様子を見ながら入っていった。去年は全然、決勝に乗れなかったのにまさか準決3着で上がれるとは正直びっくりです」

11R

選手の写真です。
小松崎大地選手
 中団の伊藤颯馬が後ろ攻めから上昇した伊早坂駿一をけん制しながら赤板過ぎで先頭に立つ。中団に前受けから車を下げた小松崎大地が入り、伊早坂が後方で打鐘を通過すると伊藤がペースを上げて最終ホームでも隊列は変わらず。脚を使わずに中団を取れた小松崎が最終バックからまくると逃げる伊藤を捕らえてゴールした。
 「伊早坂君が仕掛けてこなかったので展開が向きましたね。状態は良くも悪くもない。踏み出しも悪くはなかったですね。腰も大丈夫だと思う」
 園田匠は小松崎を止められずも後位の伏見俊昭をブロックすると直線でタテへ踏み込み2着を確保。
 「小松崎君を止めたかったけど、ちょっとスピードが違いましたね。伊藤君も厳しい番組の中で頑張ってくれましたね。彼は何度か連係があるけど、今日が一番踏めていたと思う。2センターから踏み直していたし。G1後の地元戦で最低限決勝には乗れた。決勝は相性の良い(林)大悟だし、地元の決勝なのでより集中して」