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九州のホープ・曽我圭佑が当所ナイターに初登場。10月の当所ミッドナイトでは初日5着も軌道修正して連勝締めを飾ったが、その後の小松島から4場所連続で無傷の優参を果たす活躍を見せている。
「レース内容が安定しないけど、師匠(松尾正人66期)や父(明広69期)からはしっかりと逃げて脚を付けろと言われている。それが1着に繋がれば良いと思う。昇班した同期たちは優勝とかしていて周りから色々と言われるけど、自分は自分のペースで成長していきたい。しっかりと決勝へ勝ち上がることを意識してまずは予選に集中して走る」
番手の園田鉄兵は8月豊橋で落車から復帰した前々回から連続で優出と調子を上げてきている。
「怪我の功名というかなんというかやっと調子が上がってきた。無理に復帰せずにしっかりと治したのが良かったのかも後輩の曽我君とは初連係だけど、強いのはもちろん知っているのでしっかりと援護したい」
対する隅田幸助は曽我の名前を見て苦笑い。
「まさか自分が当てられるとは。1着を取れだして少しずつ良くなってきたところなのに。とりあえず逃げてどうにかするしかないですよね。すんなり逃げられたら勝てるわけないですし」
自ら動くことを選択した高森圭介の動向には要注目したい。
「隅田君と曽我君の2分戦ですもんね。中団を回っても勝ち上がりの権利を取れるか分からないし、番手勝負も考えて勝負権のある位置をとりにいきたい」