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小倉競輪

KOKURA KEIRIN

81#

FⅠ北九州ダーツグループ杯

2.25Sun 26Mon 27Tue

次回開催

F1

3/3 ・4 ・5

検車場レポート

  • 2/24 Sat.  (前検日)
  • 2/25 Sun.  (1日目)
  • 2/26 Mon.  (2日目)

6R

選手の写真です。
梶田舞選手

 前回の大宮では4、3着と2日目までは苦戦した梶田舞だが、決勝では勝負強さを発揮してVを挙げた。


 「最近は1月奈良の落車の影響があってあまり良くなかったけど、徐々に体は良くなってきていますね。前回の大宮では初日、2日目と苦労はしたけど、最終日にようやくセッティングにアタリが出ててくれました。小倉は1年振りだけど前回は優勝もしているので良いイメージです」


 大崩れ少なく白星を量産している荒牧聖未は仕上がりに自信を持つ。


 「練習はしっかりできているし状態は良いですね。小倉は走りやすいバンクですね。相手は誰であろうと自分の力を出し切れば問題ないです」

7R

選手の写真です。
児玉碧衣選手

 前回の大宮では惜しくも準Vに終わった児玉碧衣だが、ガールズ屈指の機動力所有して今節のV候補筆頭。


 「前回の大宮の前に体調を崩して1週間ぐらい自転車に乗れない中で走って、思ったより走れていました。今回はしっかり練習ができたので大丈夫です。ずっと年末の(ガールズ)グランプリを獲るためにやっているし、このメンバーでは負けられません」


 安定感光る小林莉子も登場。


 「1月の奈良で落車してからそれを引きずっていますね。体の反応とかがイマイチです。強力な1車がいるけど、後手は踏まないように前々に攻めて勝負圏ある位置で頑張りたいです」

10R

選手の写真です。
宿口陽一選手

 一時期の勢いは薄れた宿口陽一は再び浮上のきっかけを掴もうとしている。


 「前々回の和歌山はシューズのサンを変えたけど手応えはあまり良くなかったので、前回戻したら違和感なく走れましたね。色々試して、やらないと分からないことなので。別線の動きを見ながらになると思うけど、緩んだら仕掛けていくことも考えて組み立てたいです」


 宿口の番手を得た須賀和彦は徐々に調子を上げている。


 「状態は良くなっているし、最近は展開が向けば突っ込める感覚もありますね。このメンバーなら宿口君は駆けてくれることもありそうだし、チャンスはありそうですね」


 今年に入って白星はない大川龍二だが成績以上の手応えは掴んでいる。


 「今年の始めの別府からフレームを換えてセッティングが出てきましたね。今回は前回から2週間ぐらい空いて思ったような練習もできたので楽しみです。自分でやる番組でも自力の練習はしているので問題ないです」

11R

選手の写真です。
島川将貴選手

 前回の静岡記念を欠場して参戦になる島川将貴は状態が気になるところ。


 「1月佐世保、2月川崎とあまり良くなくて、(体の)検査をしたら肝機能が悪くなっていることが分かったので前回は欠場しました。1週間くらい休んで完治したし、けっこう練習もできたので今回は大丈夫です。ライン2車なので踏む距離を考えて走りたいです」


 藤田大輔は前回久し振りの優参を決めて存在を誇示。


 「前回松山の前から練習方法を全体的に変えて、大分感触は良くなっていますね。前回は決勝に乗れたし練習の成果が出ていました。今回も継続して練習ができているし問題ないです。小倉は決勝に乗っているし、好きなバンクです」


 中部の前回りを任された若松孝之の動向にも注目。


 「今回は追加参戦だけど、追加の知らせは静岡記念の最終日にきたのでしっかり準備はできました。状態は良いので、しっかり中団以内を確保してうまく走りたいですね」

12R

選手の写真です。
山崎芳仁選手

 全日本選抜では2勝の活躍をみせた稲毛健太が登場。


 「レースでは勝っているけど練習での感じが良くないですね。和歌山のバンクが重いのもあるかもしれないけど、自転車の進みが良くないです。最近の中では一番良くないかもしれない。小倉は競輪祭の時も勝っているし、いつも通り行けるところから行きたいですね」


 実績は断トツの山崎芳仁も参戦。


 「自分の感覚的なものなのでうまくは言えないけど、最近は踏めている感覚はありますね。練習もしっかりできたし、体調も問題ないです」


 地元の坂本亮馬は単騎戦になったが意地をみせる。


 「前回の全日本選抜は行く前から体調が良くなくて、その割には走れていた方だと思います。今回は体調を整えてきたので大丈夫です。単騎だけど位置取りしっかりやって頑張りたいですね」

6R

選手の写真です。
山原さくら選手

 福田礼佳に掬われた山原さくらが6番手に引いたタイミングでホームから一気にカマして先頭に立つ。追走した佐藤亜貴子以下を千切って快勝した。


 「最近ずっと間隔が詰まっていたので追加を受ける前はようやくまとまった練習ができると思ったら(前検日の)11時に追加の連絡が来て受けました。正直疲れはあるけど、初日の走った感じは悪くないですね。展開が向いたし良いタイミングで仕掛けることができました」


 山原さくらを追走した佐藤亜貴子が2着。


 「初手から山原さんの後ろにいたけど、動かなかったら自分で動く気でいました。付いていく形になりましたけど、山原さんが強かったです。抜ける感じはしませんでした。状態は戻ってきているので、あとは初日のようなメンバーの時にどうやって動いていくかですね」


 荒牧聖未は立ち遅れて4着が精いっぱい。


 「組み立てを失敗しましたね。山原さんを行かせてしまったのが失敗でした。ホームでの判断が甘かったです。2日目に巻き返します」

7R

選手の写真です。
児玉碧衣選手

 赤板で上昇した高橋朋恵を入れて6番手に引いた児玉碧衣がホームで一気にカマす。合せて踏んで飛び付きを狙った高橋だが、スピードの差は歴然で飛び付けず。出切ってからもスピードを更に加速させた児玉が他を千切って快勝した。


 「出だしのスピードがあまり良くないし、今日は重かったですね。スピードに乗ってしまえば大丈夫だけど、トップスピードに乗せるまでがイマイチでしたね。その辺の出だしのスピードを修正したいです」


 立ち遅れた小林莉子だが立て直して外を伸びて2着に入った。


 「児玉さんがホームで仕掛けた時に見えずに、ビジョンを見たら果てしなく遠くに(児玉が)いたのでヤバいなと思いました。前の人達も追いかけているし緩むことはなかったけど、何とか外を踏んで届きましたね。もう少し早く反応しなきゃいけなかったし、(組み立てを)修正したいですね」


 児玉を追った杉沢毛伊子だが千切れて辛くも3着。


 「児玉さんの出だしのスピードなら付いていけると思ったけど、2段階でスピードが上がってしまって追っていくことができませんでしたね。そこからは他の人達も千切られているのは分かったので何とか3着以内に入ろうと思って走りました」

10R

選手の写真です。
須賀和彦選手

 8番手から上昇した緑川修平が打鐘で誘導を降ろし、荒澤貴史がインを切るとすかさず緑川が叩き返した上をホームから巻き返した宿口陽一がまくって2コーナーで先頭に立つ。絶好の展開が巡ってきた須賀和彦がゴール寸前で宿口を捕らえて関東で上位独占を決めた。


 「宿口君がうまく走ってくれましたね。作戦は中団取りか緩んだら仕掛けるという感じで、作戦通りに宿口君が動いてくれましたね。彼が強かったしワンツーが決まって良かったです」


 ホームから巻き返した宿口陽一が2着。


 「もうワンテンポ早く仕掛けることができたけど、少し見てしまい…。それでも仕掛けていって、無理矢理行った感じです」


 総力戦で臨んだ荒澤貴史が最終的に3番手に入って勝ち上がりを決めた。


 「組み立てとしては前々に踏んでいこうと考えていました。(緑川)修平が切ったらその上を切って中団かと思っていたら、その上を修平が叩いてきて更にその上を宿口君に行かれてしまって想定外の展開になりました。最後は必死でしたね」

11R

選手の写真です。
柏野智典選手

 大西貴晃ライン、藤田大輔ラインを出させて6番手に下げた島川将貴が態勢を整えて打鐘の2センターからカマす。中四国勢を警戒していた藤田が中団から合わせて踏み上げるが島川が力ずくで制して最終主導権。車間を空けて援護した柏野智典がゴール前で差し切った。


 「緩んだら仕掛けていくし、前受けから別線が来るのが遅かったら突っ張りも視野に作戦は立てていました。全て島川君がやってくれたし、彼が強かったです」


 シャープなカマシを決めた島川将貴がレースを支配。


 「仕掛けるタイミングはバッチリでしたし、今回は踏み切れていますね。体調を整えてきて、前々回の佐世保や前回の川崎に比べたらかなり良くなっています。年末の良かった頃と同じぐらいのデキですね」


 終始中四国ラインを追っていた若松孝之が流れ込んで3着。


 「初手の位置は最終的に中四国が主導権を握ると思ったのでそこの後ろを追っていきました。ただ、(まくりが)出る感じはあったので何かもうワンアクション起こしたかったです」

12R

選手の写真です。
坂本亮馬選手

 上昇した山崎芳仁が5番手で稲毛健太と併走になり、前受けの近藤隆司が打鐘前で誘導を降ろして先行態勢を築く。そのまま軽快に駆けていくが、4番手に入っていた坂本亮馬が2コーナーから仕掛けると一気に前団を捕らえて混戦を制した。


 「思ったような位置取りはできましたね。(2コーナーで)行けるかなと思って半信半疑で踏んでいったら(自転車が)出てくれましたね。状態はまあまあですね」


 先制した近藤に乗った五十嵐力が2着。


 「まくりを止めたかったけど、(近藤)隆司の踏み方が独特で2コーナーからの踏み直しで自分も脚にきてしまい止められなかったです」


 逃げた近藤がレースを支配したがゴール前で末を欠いて着外。


 「先行も少しは考えていたけど、後ろが併走になっていたし、ジャンで誰もこなかったので行きました。残り2周を切っていたので持つかと思ったけど、相手も強かったですね」

6R

選手の写真です。
山原さくら選手

 4番手の飯塚朋子が打鐘の2センターでインを切るとホームで杉沢毛伊子が仕掛けるが、山原さくらが痛烈なスピードまくってバックで先頭に立つ。追走していた小林莉子を振り切って連勝で決勝への切符を手にした。


 「他の人達の動きも気になったけど、今日は行ける所から行こうと決めていました。最後は(小林に)差されたと思ったけど、仕掛けるべきところで行けているので脚は良いですね」


 小林莉子は山原を追ってゴール前迫るも交わせず2着。


 「ホームで飛び付く時に脚を使ってしまいましたね。ただ、ゴール前では抜けてはいないと思ったけど同着はあるかなと思いました。感覚的な問題で少しずつ良くはなっているけど、良い時だったら飛び付く時はもっとスムーズにいけているしその辺の感覚の部分を修正していきたいです」


 荒牧聖未はまくり上げて3着に入り何とか決勝へ駒を進めた。


 「自分の脚とかダッシュの感じはすごく良いと思うけど、流れに乗れていないですね。ホーム過ぎにアンコを食らってしまったのも痛かったです」

7R

選手の写真です。
児玉碧衣選手

 ホームで佐藤亜貴子が叩いて出るが、6番手の児玉碧衣がカマシ気味にまくって2コーナーで前団を捕らえると、後続を突き放して力の違いを示した。


 「しっかり行けるところから仕掛けることはできているけど、初日もそうだったけど、やっぱり出だしのスピードが良くないですね。お尻をおろしてからは伸びているけど、そこまでのスピードが課題ですね。その辺を決勝までに修正したいです」


 3番手からまくり上げた梶田舞が2着。


 「児玉さんは強いけど、私もセッティングが合ってきて初日より良くなっていますね。もっと良くなりそうな感覚はあります。思ったような組み立てもできています」


 梶田を追っていた高橋朋恵が流れ込んで3着。


 「位置取りはある程度できていたし、内枠を生かしてしっかりと走ることができました。前の2人は強かったけど、3着に入れたのは大きいし、決勝に乗れてよかったです」

10R

選手の写真です。
山崎芳仁選手

 後ろ攻めの窓場千加頼が赤板の1コーナーで押さえて先頭に立つと打鐘で巻き返した近藤隆司合わせて踏んで出させない。3番手から西村光太がまくるが中澤央治のブロックに屈して一息。バックで近藤をどかした山崎芳仁が近藤と若松孝之の間を縫ってまくり貫禄を示した。 


 「3番(西村光太)が行くのを見てまくっていこうと思ったら、急に前が止まって内に詰まり若松(孝之)の後輪に差し込んでしまって、そこからまた外に持ち出しているのでほぼゼロダッシュのような形で踏んでキツかったです。それでも届いているので悪くはないですね」


 バックで最後方も内を突いて伸びた石川雅望が2着。


 「展開的には良くなかったけど、3コーナーで東(龍之介)が降りてくるのは分かったのでそこをこらえて、一か八か突っ込んでいきました。ダメなら仕方ないという思いで踏んだのがよかったですね」


 西村に乗った若松孝之が外を伸びて優参を決めた。


 「西村さんが仕掛けてくれたおかげですね。西村さんが(中澤)央治さんとからんだ時は少しヤバいと思ったけど何とか凌げました。内はあまり見えていなかったし、外なら届きそうだと思って踏んでいきました」

11R

選手の写真です。
島川将貴選手

 赤板で宿口陽一が切るが、7番手に下げた山田久徳が打鐘で勢いよく先頭に立つ。島川将貴が打鐘の2センターからスピードを乗せて仕掛けて山田を叩いて出る。藤原浩は坂口晃輔にさばかれて離れて島川後位に山田が嵌るが、島川は出切ってからも軽快に駆けて末良く押し切った。


 「出切れるとは思わなかった。(山田に)合わされるかと。先頭に出てから緩めることなく踏んでいて、4コーナーではずっと後ろをみて3着までに入れればいいという思いで踏んでいきました」


 島川後位に嵌った山田久徳が2着。


 「先行も考えていて、1度前に出ようと思っていた。島川君が来たのは分かったので合わせて踏んだけど出られてしまい、道中で脚を使っていたのでキツかったです」


 山田をマークした坂口晃輔が3着。


 「山田君の判断はよかったと思います。(山田は)ホームで脚を使っていたけど、踏んだり止めたりで自分も脚にきてしまいキツかったです。抜けてはいないけど、気持ちアシストできたのがよかったです」

12R

選手の写真です。
和田圭選手

 赤板の1コーナーで3番手に追い上げた保科千春が打鐘で仕掛けて、阿部大樹が合わせて踏むが、保科が空いた内を突いて先行態勢を築く。7番手で別線の動きをうかがっていた稲毛健太がカマシ気味にまくって逃げる保科を捕らえる。切り替えた和田圭が稲毛後位に飛び付いて坂本亮馬をさばくと直線で伸びて白星を挙げた。


 「保科千君が(ホームで)内を突いて離れそうになったけどなんとか付け切れましたね。結果的に(別線に)出られてしまったけど彼が積極的に攻めてくれたおかげで飛び付くことができました。うまくリカバリーはできましたね」


 まくった稲毛健太が2着。


 「もっと4番(阿部)と6番(保科)でやり合ってくれればもう少し楽に行けましたけどね、その辺の別線の動きを見ながら仕掛けました。後ろに2車付いているし、(別線の仕掛けが)遅かったら先行も考えていました。それでもしっかり仕掛けることはできましたね」


 稲毛ラインの3番手を固めた柏野智典が3着に入り優参を決めた。


 「和田君が来たのは分かって、自分のところに来るのかなと思ったら(坂本)亮馬のところにいきましたね。亮馬なら耐えてくれると思ったけどダメでしたね。それでも亮馬なら復活してくると思ったので様子をみたけど、ダメそうだったので踏ませてもらいました。3番手に付いていて余裕はありました」