KEIRIN EXPRESS

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小倉競輪

KOKURA KEIRIN

81#

FⅠ夕刊フジ杯

2.7Wed 8Thu 9Fri

次回開催

F2

2/16 ・17 ・18

検車場レポート

  • 2/6 Tue.  (前検日)
  • 2/7 Wed.  (1日目)
  • 2/8 Thu.  (2日目)

6R

選手の写真です。
北野良栄選手

 1月高松では冴えを欠いた北野良栄だが前回は準V挙げて実力を示した。


 「前回フレームを戻して大分動きは良くなっていますね。決勝は目標がいて番手まくりしたけど、(別線に)越えられてしまい悔しいです。ラインができたし、自力でしっかり頑張りたいですね」


 落車が続いている齋藤正国はケガの影響が若干残るか。


 「練習は普通にできているし、普段は痛みはないけど、落車したことで体のバランスが崩れてしまい…。走りながら戻していくしかないですね。一戦一戦頑張っていくだけです」


 目標がいない戸伏康夫は総力戦で応戦の構え。


 「自分の中でもやれることは限られているけど、1車でも前々の意識で。相手は強いけど、タテ脚も出せたら出したいですね」

7R

選手の写真です。
山下一輝選手

 昨年12月の小倉で当所を走ったばかりの山下一輝が登場。


 「前回から中5日で2日間強めの練習ができたので大丈夫だと思います。小倉はこの前走ったばかりだし、走りやすいですよ。自分が先行してレースを作るような組み立てをしたいです」


 一時期の勢いはない荻原尚人だが侮れない一車。


 「状態は悪くないと思うけど、成績がね…。小倉は自分の中でも1番か2番目に得意のバンクなので、点数を落としてしまったし、きっかけを掴んで上げていきたいですね」


 房州輝也も徐々に復調の兆しをみせている


 「前回は先行できたし、徐々に良くはなっていますね。逆の並びはあるけど、荻原さんが前でやると言ってくれたのでお任せします。まずはしっかり追走したいですね」

8R

選手の写真です。
福田知也選手

 山本紳貴は予選での大敗こそ目立つが気を引き締めて臨む。


 「小倉は2回目で前回はA級ですけど完全Vでした。その時のイメージがあるので印象は良いですね。勝てるように行けるところから自力勝負ですね。今回は直前に娘が生まれたので、娘の分も頑張りたいですね」


 昇級後も安定感を保つ福田知也。


 「A級の時の良い流れは維持できているし、中3日だけど調子も良いので頑張りたいですね」


 どん底を脱した猪俣康一も侮れない。


 「練習と調整ができていて良い頃の状態に戻ってきましたね。小倉は久々だけど100勝を決めた地で、S級では準Vもあるゲンの良いバンクですね」

9R

選手の写真です。
田中孝彦選手

 近況は冴えを欠いている田中孝彦は巻き返しを誓う。


 「最近はうまく流れに乗れていないですね。動けてはいるし状態自体は悪くないので、まずは後手を踏まないように中団以内は確保して」


 地元の西田大志は好目標を得て気合が入る。


 「ここ3場所は体調を崩していて。ただ、ようやく風邪が治って体調も良くなったし練習もできるようになってきました。佐藤さんをしっかり追走して勝ち上がりたいですね」


 A級では屈指の破壊力を備えていた井上公利が不気味な存在。


 「1月の前橋は腰痛が出てしまって無理して走っていました。ただ、前回から腰痛が治って練習もしっかりできるようになりました。今は無理して主導権は狙わないですね。順番が来たら駆けるけど、自分の行けるところから勝てるように。そういうスタイルで頑張っていきます」

10R

選手の写真です。
元砂勇雪選手

 予選のメインを飾るのは元砂勇雪。


 「前回落車して体は大丈夫だけど、フレームが壊れてしまい今回は練習用のフレームです。直前に支部の合宿で石垣島に行って練習はしてきたけど、フレームが合っていないので不安はありますね」


 一戸康宏も徐々に力強さを取り戻している。


 「1月名古屋では決勝に乗れたし前回も1着を取れているので状態は上がっているし、調子は問題ないです。別線は競りだけど、緩んだところを逃さないように仕掛けていきたいです」


 好調の國村洋は単騎戦で活路を見出すか。


 「並びは三ツ石君と話してお互い単騎でということで。調子は良いし、流れは良いので。流れをみながらしっかりとゴール前で突っ込めるように」


 

11R

選手の写真です。
吉本卓仁選手

 1月松山、佐世保で優参した吉本卓仁が堂々参戦。


 「大分状態は戻ってきましたね。一時期よりは全然良いですね。ただ、G1ではまだ戦える感じではないので、もうひと絞りしたいですね」


 箱田優樹も徐々に調子を上げている。


 「いつもは一人で練習しているけど、小田原に冬期移動してから高橋(陽介)さん達練習するようになって大分良くなっています。調子は問題ないので頑張りたいです」


 嶋津拓弥は攻める気満々。


 「普通に練習して疲れはないですね。同県の先輩に任せてもらったし気持ちが入りますね。後手は踏まないように内容重視で良いレースをしたいですね」

6R

選手の写真です。
北野良栄選手

 屋良朝春が打鐘過ぎに勢い良く先頭に立つが、北野良栄がすかさず叩いてホームで最終主導権。北野ラインを追っていた戸伏康夫がバックでまくると逃げる北野をゴール寸前で捕らえて白星を挙げた。


 「梶應(弘樹)さんが(打鐘で)迎え入れてくれたのが大きかったですね。バックで何とかまくることができましたね。自力でやっている頃はうまく脚をタメられなかったけど、追い込みに転向してから脚をタメる技術が付いてそれをうまく生かせましたね


 北野良栄はホームで叩いて出て2着に粘る。


  「今日は自分の感覚を掴む意味でも練習のように駆けていこうと思っていました。結果的に駆けて良かったですね。脚の感触は掴めたし、前回から換えたフレームの感触も良いですね」


 後方に置かれた本郷雄三はまくれず凡走。


  「ホームで行けたけど、先に行かれてしまいました。その後も(北野が)あまりにも良いペースで駆けていたので行けずに」

7R

選手の写真です。
谷田泰平選手

 山下一輝にフタをしていた石口慶多が打鐘で叩いて出る。ホームで巻き返した山下に合わせて3番手の荻原尚人が2コーナーから仕掛けると、番手まくりした谷田泰平を乗り越えて白星を掴んだ。


 「3車で(別線に)出られたらイン粘りも考えていたけど、来たのが2車だったしその後は誰も来なかったので落ち着いて3番手に引きました。その後は7番(山下)が来たのが分かったので、外に振ってから仕掛けることができました」


 石口を利した谷田泰平が2着。


 「作戦は一度切ってから流れを見て、別線が来たら粘ることも視野に入れてという感じでした。ただ、誰も来なかったので(石口が)駆けてくれましたね。前が頑張ってくれたのでその気持ちを無駄にしたくなかったし、(別線が)来ているのは分かったので踏ませてもらいました」


 山下一輝はホームから巻き返すも荻原に合わされて凡走。


 「行けると思ったけど、荻原さんの一振りが効きましたね。あれがなければ行けていたけど、荻原さんが強かったです」

8R

選手の写真です。
田中陽平選手

 上昇した藤田勝也を山本紳貴が打鐘で叩いて主導権。すかさず猪俣康一が巻き返す。福田知也のけん制を乗り越えて最終2センターで先頭に立つが、大外をまくった青森伸也に乗った田中陽平が巧みにコースを突いて伸び波乱の決着。


  「自分で行こうとは思っていたけど、青森(伸也)さんが行ったのそこを追っていきました。最内はゴチャつくだろうと思ってコースを探して踏むことを考えていました。たまたまだけど、脚は軽かったし勝てて良かったです」


 バック後方で被ってしまう展開も光岡義洋をどかして大外を伸びた藤田勝也が2着。


 「2コーナーで行ける感じはあったけど、良い位置が取れ過ぎて少し油断してしまいましたね。ただ、直線だけで2着まで届いているし上デキでしょう」


 ホームから仕掛けて先まくりを放った猪俣康一だがゴール前で末が甘くなり3着。


 「仕掛けるタイミングが最悪でしたね。ドンピシャに(山本に)合わせられていましたよ。ただ、仕掛けのタイミングが悪いなりには対応はできましたね。少し福田(知也)君の動きを警戒したけど越えられて良かったです」

9R

選手の写真です。
佐藤幸治選手

 打鐘で佐藤幸治が田中孝彦を押さえて先頭に立つ。すかさず巻き返してきた井上公利に合わせて踏み上げた佐藤が別線を出させずに先行態勢を築く。田中の車の出も一息で、軽快に駆けた佐藤がそのまま末良く押し切り久々の逃げ切り勝ちを決めた。


 「久し振りに逃げ切れましたね。井上(公利)君が早めに来たら出させて3番手と思っていたけど、来るのが遅かったので駆けていきました。天候に左右されないバンクだけど、最後まで踏み切れているし逃げ切れて良かったです。腹を括って駆けたのが良かったです。」


 佐藤をマークした西田が続いて2着。


 「自分の中でギリギリまで援護した結果ですね。後ろに稲村(好将)さんがいるのは分かったので少しでも外に持ち出したら内を突かれるだろうし、難しい状況でした」


 切り替えた稲村好将が3着。


 「井上君は行ってくれたけど、少し(仕掛ける)タイミングが遅かったし行けないと思ったので、悪いけど切り替えさせてもらいました。それでもあの位置まで連れていってもらっているし、前のおかげですね」

10R

選手の写真です。
一戸康宏選手

 赤板で誘導を降ろした一戸康宏が早々に先行態勢を築く。人気の元砂勇雪が打鐘で仕掛ける素振りをみせるが行けずに引いて6番手。再び1コーナーから巻き返した元砂をブロックして止めた飯嶋則之が軽快に駆ける一戸をゴール前で捕らえて白星を挙げた。


 「一戸君がしっかり駆けてくれたし強かったです。ただ、(一戸が)赤板から出ているのに(交わしにいって)写真判定になるとはね(苦笑)」


 別線を出させずにレースを支配したのは一戸康宏。


 「内容良く走れましたね。オーロラビジョンで元砂君の動きだけみていました。最近不振だったので、行っちゃえという思いで駆けていったのが正解でした」


 内に斬り込んで中割りを試みた國村洋が3着。


 「飯嶋君も割られないようにスレスレのところを締めていて、そこら辺が巧いですよね。自分の状態はボチボチですね」

11R

選手の写真です。
山本直選手

  嶋津拓弥が箱田優樹を押さえた上を吉本卓仁が叩いて打鐘過ぎに主導権。山本直がすかさず3番手まで追い上げると、バックでまくりを決めて逃げる吉本を捕らえて金星を挙げた。


 「周りの動きは見えていたし、巧い具合に追い上げることもできて仕掛けるタイミングがバッチリでした。しっかり前を乗り越えられているし脚は抜群に良いですね」


 前田拓也をさばいた林雄一が山本に続き2着。


 「嶋津君は良い位置を取ってくれたけど、被ってしまったので切り替えさせてもらいました。巧くさばくことができたし、状態は問題ないです」


 前田拓也は林にさばかれるも意地で続いて3着。


 「林君が来ているのは分かったけど、対応できなかったし甘かったですね。ただ状態自体は悪くないですよ」

4R

選手の写真です。
宮越大選手

 中団の市村昌樹に合わせて本郷雄三が突っ張って踏むが、松岡晋乃介が一気に叩いて出て打鐘の2センターで主導権。出切ってからも軽快に駆ける松岡に対して本郷の巻き返しは一息で、車間を空けた援護した宮越大がゴール寸前で差し切った。


 「本郷君もジャンで脚を使っていたので来たとしても止められると思っていました。来なかったので前を交わしにいったけど、最後は一杯でしたね。以前に比べてキレがないですね」


 先行してレースを支配したのは松岡晋乃介


 「出切れないかなと思ったけど、本郷さんが突っ張る素振りをした時に判断良く叩いていけたのが良かったです。出切ってからはペースに入れて駆けられたと思います。自分の中で距離は短かったけど、内容はある競走はできたと思います」


 直線で中コースを突いて強襲した米原大輔が3着。


 「本郷君は中団を取ってくれたけど…。2コーナーで行ける感じはあったけど、行ってくれなくて、なかなか仕掛けないし待っていても自分に着がないと思ったので踏ませてもらいました。周りは見えているし、問題はないです」


 

5R

選手の写真です。
齋藤正国選手

 後ろ攻めの今野大輔が赤板の1コーナーでインを切るが、ペースを緩めていると丹波孝佑が打鐘前で一気に叩いて出る。すかさず斎藤正国が3番手に追い上げて今野は内に包まれる形になり万事休す。3番手を取り切った斎藤がバックでまくると逃げる丹波を捕らえて白星を挙げた。


 「作戦は何も考えていなかったけど、体が反応してくれましたね。最低限の組み立てはできました。調子は良くないけど、悪いなりには対応はできています」


 梶應弘樹に捨てられた今野大輔だが立て直して外をまくり上げて2着。


  「やってしまいましたね。中団が欲しくて5番(齋藤)をどかしにいけばよかったけど、今までそういうレースをしたことなくて判断に迷っていたら中途半端になってしまい反省です…。最後は2着に届いているので脚は良いです」


 梶應弘樹は切り替えて内々を突いて決勝に駒を進めた。


  「今野は3車連れてあのレースはないだろ。出切るならしっかり出て、別線が合わせないとダメでしょう。そんな組み立てになったので切り替えさせてもらった。何とか凌げましたね」


 

6R

選手の写真です。
北野良栄選手

 門脇翼が北野良栄を打鐘前で勢い良く叩いて出る。石坂永伍がロングまくりで応戦するが、坂本昌宏がブロックして止める。そのまま番手絶好の坂本が伸びて白星を掴むかに思えたが、内に包まれていた北野が3コーナーで車を外に持ち出すと強烈なまくりゴール前、前団をひと飲みした。


 「後方になるぐらいなら突っ張りや、(別線を)出させてイン粘りも考えていたのでなかなかヒ引けなかったです。それでも6番(喜納隆志)が来た時は、来るのは分かったので対処はできました。ただ、外で併走していたのでなかなか仕掛けられず後ろに迷惑をかけました。それでも脚には余裕があったので届きましたね」


 絶好の展開を生かした坂本昌宏が2着。


 「門脇君が全部やってくれましたね。良いペースで駆けてくれたし、外を張りやすかったです。できれば(門脇を)残してあげたかったけど、難しいですね」


 石坂に乗った戸伏康夫がゴール前突っ込んで3着。


 「石坂君が仕掛けてくれたおかげです。できれば2人で(決勝に)乗りたかったけど、(坂本に)張られていたし最後は踏ませてもらいました。脚に余裕はありましたよ」

9R

選手の写真です。
佐藤幸治選手

 猪俣康一、佐藤幸治の順で上昇して箱田優樹が打鐘で叩いて出る。すかさず山本直が巻き返すが、箱田が応戦して出させない。5番手で脚をタメていた佐藤が仕掛け所を見極めてバックからまくると一気に前団を捕らえて後続を千切って快勝した。


 「思ったより(山本)直が(早めに)行ってくれたので展開が向きましたね。踏んだ瞬間ギュッとして行けるなと思いました。車が流れているし感触は良いです」


 切り替え自らまくり上げた國村洋が2着。


 「直が行ってくれたけど、出切れなさそうだったので内に降りました。その後は2番か4番が来ると思ったので準備をしていたら良いスピードで2番が来ましたね。一瞬内も考えたけど、危ないと思って判断良く踏めました。巧くリカバリーはできましたね」


 田中陽平は佐藤に離れながらも懸命に追って3着。


 「踏み出しに集中していたのに、離れてしまいましたね。佐藤さんが強かったです。最後は必死に追っていてなんとか決勝に乗れましたね」 

10R

選手の写真です。
嶋津拓弥選手

 山下一輝がジワジワと上昇するが、藤田勝也が踏み上げて出させず突っ張り先行を敢行。内を突くも4番手に入った嶋津拓弥が2コーナーからまくると前田拓也のけん制を乗り越えて首位。


 「藤田(勝也)君の突っ張りは想定の中にあったけど、山下(一輝)君も切るのが遅かったから突っ張られたのでしょう。誰かが切った上を叩いていくのが理想だったけど、変なところで内に入ってしまい。内容は良くないですね。状態は良いので勝つことは勝ったけど、色々反省の残るレースでした」


 嶋津を追走した林雄一が続いて2着。


 「(別線が)切った上を叩く作戦だったけど、嶋津君は全く作戦通りに走ってくれなかったです。内に入るは、まくりに構えるはで、僕は前を交わすどころじゃなかったです」


 神奈川の3番手を固めた福田知也まで続きラインで上位独占。


 「嶋津君が仕掛けてくれたので、自分は前田さんのブロックだけ警戒しながら追走していきました。付いているぶんには余裕があったしラインで決まって良かったです」

11R

選手の写真です。
佐藤康紀選手

 一戸康宏が突っ張り気味に踏む山本紳貴を制して打鐘の2センターで主導権。追い上げた荻原尚人山本をキメて4番手を取ると、2コーナーから先まくりを放つ。しかし、まくりは前団を捕らえ切れず、惰性を貰った佐藤康紀が内を伸びて優参を果たした。


 「荻原君が全てやってくれたし強かったです。ここは外が伸びないイメージなので内を踏ませてもらいました。最後は必死でしたね。復帰戦にしては動けている方です」


 ゴール前で大外を強襲した山本紳貴が2着。


 「組み立てとしては(初手で)前を取って、先制するラインの後ろに付けて4番手を取る作戦でした。荻原さんが来たので、ホントはどかさないといけないのに自分にはそこまでの技術がなく…。それでも、そこで脚を使わなかったのが結果的に良かったのかも」


 先制してレースを支配した一戸康宏が粘って3着。


 「仕掛け所は悪くなかったけど山本さんが前に踏んでいたので出切る時に脚を使いましたね。それでも出切ってからペースで踏めていました。最後は一杯になって膨らんでしまったけど何とか粘れましたね。ドームバンクは好きですね」