KEIRIN EXPRESS

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小倉競輪

KOKURA KEIRIN

81#

FⅠスーパーナイター濱田賞

1.8Mon 9Tue 10Wed

次回開催

F2

1/13 ・14 ・15

検車場レポート

  • 1/7 Sun.  (前検日)
  • 1/8 Mon.  (1日目)
  • 1/9 Tue.  (2日目)

5R

選手の写真です。
山崎賢人選手

 11月の高知、12月の地元佐世保で連続完全優勝を成し遂げた山﨑賢人が特別昇級に挑むシリーズでA級予選メインを飾る。


 「(特別昇級の)意識はしているけど、まずは予選を勝たないと意味がない。前回終わってから中5日でしっかりと練習ができた。小倉は初めてだけど指定練習でバンクコンディションを確かめたい。師匠(山口幸太郎)からは頑張ってこいと激励を受けました」


 番手を回る立石拓也は長欠明けもコンディションに問題はない様子。


 「長欠は風邪だったり点数とか色々とあったので。山﨑君とは連係した事がありワンツーも決めている。抜くことは考えず、付いていくことに集中します」


 前回の伊東は予選大敗も一矢報いるべく意気込むのは相馬竹伸だ。


 「前回の予選はやってしまったけど、残り2日は立て直せたので調子が悪いとかではない。山﨑君を相手に何もせずには終わりたくないので、何とか抵抗したいですね」

7R

選手の写真です。
黒田淳選手

 昨年6月の佐世保以来で予選スタートの黒田淳が鋭いまくりで予選突破を目指す。


 「昨年はヘルニアとかでなかなか波に乗れなかったけど、後半戦はだいぶ、良いレースができるようになってきた。今は良い緊張感で走れている。あっ旋が詰り少し疲れが溜まっているが、中団が取れそうなメンバー構成なので、巧く組み立てていきたい」


 新年一発目が地元戦の松尾信太郎は得意バンクでスタートダッシュを狙う。


 「去年の9月は予選1着で勢いに乗って決勝まで進めた。ホームバンクで初戦を戦えるので、八谷(誠賢)さんと呼吸を合わせてワンツーを決めたい」


 八谷誠賢は急ピッチで仕上げてきたようだ。


 「前回の平塚から一週間ほど空いたけど、身内で色々とあって本音の所は少ししか練習はできていない。でも自分の中では仕上げてきたつもりなので、地元でファンの期待に応えられるように頑張りたい」

8R

選手の写真です。
池田勇人選手

 点数、機動力共に上位の池田勇人が力強い走りでレースを支配しそうだ。


 「地元の大宮記念が控えているので、かなり練習している。疲れが少し心配だが、ナイターなので、良い感じで疲れが抜けてくれると思う。もっと脚の状態を上げるためにも積極的に長い距離を踏んでいきたい」


 前回の平塚は一息だった工藤文彦だが、変わり身十分で侮れない存在になりそうだ。


 「佐世保から使っていたフレームがイマイチで良かった頃のフレームに今回から戻す。これでダメなら脚がダメってことでしょうね。新年一発目から石丸(寛之)さんが番手は身が引き締まる。昨年後半とは違う自分を見せますよ」


 竹内公亮は現状打破へ意気込み十分。


 「前回の小松島で2日目から92のギアに戻したら踏み応えが良くなり状態も上向き。年も変わったので小倉から良いスタートを切りたい」

9R

選手の写真です。
山岸佳太選手

 昨年は小田原記念制覇とGレースでも存在感を高めた山岸佳太が飛躍の一年にするためにも新年最初のレースは内容に拘っていく。


 「昨年は記念で優勝できたが、F1戦では優勝できなかったので、今年の目標はまずF1優勝だけどG1を戦ってハイレベルな人たち相手には何もできないことがわかった。今年の前半は脚力もそうだけど、組み立てや、セッティングなどいろんな事を見つめ直して、レベルアップしたい」


 別府記念での落車の影響が心配された谷口明正だが問題なさそうだ。


 「一週間ほど前まえでは痛みがあったが、今は痛みもなく練習ができた。山岸君は強いけど、気持ちで負けずに思い切って仕掛けていきたい」


 前回の玉野で決勝進出と急激にレベルを上げた真船圭一郎も侮れない存在。


 「前回は積極的に仕掛けた結果が優参に繋がった。伊東での落車の影響ももうないですね。今回も積極的に仕掛けて結果が付いてきてくれれば」

10R

選手の写真です。
川村晃司選手

 前回の松阪で完全優勝と勢いを持って参戦する川村晃司がS級予選メインを飾る。


 「やっと調子が上向きましたね。今回も結果を出したい。でも気を緩めることなく戦わないとまたすぐにダメになってしまいそうなので、集中して挑みたい」


 川村の前を回る小林史也は主導権取りに集中する。


 「小倉はA級戦で2回優勝している相性が良いバンク。川村さんに任されてプレッシャーはあるけど、やるべき事をしっかりとやるだけですから」


 小川祐司は苦手克服へ練習の虫となっている。


 「自分は荒場が得意で風とかバンクコンディションが悪い方が好き。小倉はトップスピードが高い方が有利で自分は苦手だけど、克服するためにトップスピードを上げる練習をしている。その成果を出して良い所を見せられれば」


 林巨人は「今年は自分らしいレースを」と初戦から目の色を変える。


 「前々回の久留米から良い頃のフレームに戻して着以上の手応えを掴んだ。今年は昨年後半は大人しいレースが続いていたので、初心に返って、勝ちに拘り、持ち味の突っ込みを見せていきたい」

11R

選手の写真です。
吉田敏洋選手

 S級初日特選はGレースにも匹敵する好メンバーが揃ったが、近況の充実度では中近勢が一歩リードしているか。吉田敏洋は前回の平塚は決勝で1着失格も本来のパワーを取り戻している。


 「失格は悔しかったが、もう昨年の事なので。正月は元旦だけゆっくりした。最近は寒くて練習しても身になっているのか少し不安な所はある。でも小倉はドームなので気候の心配をする必要がなく安心ですね。このメンバーで勝てれば、更に勢いが付くと思うので頑張りたい」


 村上博幸は11月の大垣記念、12月の広島記念と記念は連続優勝中と差し脚が冴えている。


 「昨年の初めはかなり苦しんだが、後半は練習だったり色んなことが噛み合って結果に繋がった。もうこの歳になると年明けのレースだろうが何だろうが、気負う事はないのでいつも通り走りたい」


 松岡貴久はF1戦で連続優勝中とこちらも目が離せない存在。


 「落車が減って良い頃の状態に戻ってきている。前回の平塚では決勝で結果的に逃げ切りと自分でもびっくりしたけど、良い流れが来ている証拠ですね。この勢いでどんどん勝てればうれしいけどね」


 佐藤慎太郎は前回地元のいわき平Vで絶口調だ。


 「昨年は1回しか優勝できなかったのに、いきなり優勝しちゃった。このペースなら10回は優勝できる(笑)。前回は風を受けないコースを巧く踏めて良い感じで体が反応してくれた。中2日だけど、決まったメニューをしっかりとこなしてきた」

5R

選手の写真です。
山崎賢人選手

 前受けの山﨑賢人が赤板周回でフタをされるのを嫌い7番手まで車を下げて、相馬竹伸が打鐘で一気に主導権を奪うと最終ホームは一本棒に。山﨑は2コーナーから一気にまくり上げると瞬く間に前団を飲み込み連勝を7に伸ばした。


 「出脚がイマイチですね。たぶん感覚的なモノだと思う。でも小倉は走りやすくて冷静にレースを見られている。後2勝、頑張って勝ちたい」


 果敢に逃げた相馬竹伸は粘り込み2着に。


 「実質1着みたいなモノでしょ。山崎君のスピードが段違いだった。途中までは逃げ切れるかなと思ったけど、甘かったですね」


 立石拓也はけん制の煽りを受けて山﨑に口が空き立て直して直線で伸びるも3着まで。


 「(山﨑君の)ダッシュが凄くて。何とか立て直して3着に入れて良かった。でもちゃんと付いていかないとダメですね。ファンに悪い事しました」


 

7R

選手の写真です。
黒田淳選手

 赤板過ぎで後ろ攻めの矢口大樹が上昇する前受けの黒田淳は車を下げる。八谷誠賢が斬ったうえを打鐘で佐川翔吾が叩き主導権。黒田はすかさず追い上げると八谷をきめて3番手を奪う。最終バックで黒田が空いた内を掬って抜け出して白星を飾った。


 「車を下げるとキツくなるので、内々を行こうと思った。佐川君がヨコに振るだろうと思ったので空いたタイミングですぐに踏み込めた。追い上げまでは良かったが、自力を出せていないですからね」


 バックでまくり出た八谷誠賢は外々を踏み上げて2着に入った。


 「まくり出たときは1着とれると思ったのにまさか内が空いてすかさず黒田君が突くとは思ってなかった。悔しいですね。でも仕上がりは良いと思う」


 佐川翔吾は黒田に内を掬われ八谷にまくられるも踏み直して3着に逃げ残った。


 「地道に練習してきた成果が出ていますね。最後まで踏めていて調子は上向いてきている」


 

8R

選手の写真です。
長尾拳太選手

 赤板で後ろ攻めの萱島大介の上昇に乗って長尾拳太が打鐘で一度斬るとその上を叩きにきた工藤文彦を受けて3番手を確保する。最終ホームで池田勇人が7番手から巻き返すも最終バックで長尾が合わせてまくると後続を振り切り押し切った。


 「(池田)さんを後方に置く理想のレースができた。レース展開を見ながらうまく対処できた。誰も逃げなければ主導権を取る準備もしていた。流れが見えていますね」


 竹内公亮は長尾に続いて岐阜ワンツーを決めた。


 「作戦通りの展開でした。でも踏み出しで口が空いてしまっているので、修正しないといけない。とりあえずワンツー決まってよかった」


 萱島大介は昇級後初戦で嬉しい確定板入り。


 「伸びたのかな。たまたまの様な気がするけど


。でも流れに乗れていますね。初戦で勝ち上がれたのも大きい」

9R

選手の写真です。
三浦稔希選手

 赤板周回で前受けの山岸圭太が後ろから押さえにきた真船圭一郎を突っ張る素振りを見せるが、それでも真船は打鐘で叩きにいく。真船後位の小泉俊也が離れ山岸が番手に嵌るも車を下げていた谷口明正が内に潜り最終ホームでは山岸のヨコで並走する。谷口が山岸を掬い逃げる真船の番手を奪い最終2センター過ぎで内を突くと後ろの三浦稔希が直線で中を踏み谷口を交し白星。


 「ごちゃごちゃした展開でラインできまるなんて奇跡ですね。直線で伸びているので調子は良いですね」


 谷口明正は前々に攻めてラインを上位独占に導いた。


 「車を下げることができなかったので、一車でも前にいこうと思った。持ち味の泥仕合でライン決着に導けて良かったです。準決もドロドロとしたレースを見せられれば(笑)」


 山岸圭太は予選敗退に追い込まれて悔しがる。


 「突っ張るタイミングとかレースの組み立てがまだまだですね。力不足。セッティングも出ていないので修正します」

10R

選手の写真です。
川村晃司選手

 後ろ攻めの菅谷隆司が赤板で上昇するとそれに乗った小林史也が叩きに行こうとするも前受けの小川祐司と菅谷が踏み上げて打鐘で両者が踏み合う。それでもその上を小林が最終ホーム目がけてスパートするとホーム過ぎに出切る。番手の川村晃司は車間を空けて援護すると直線で抜け出して白星スタートを決めた。


 「小林君が頑張ってくれた。かなりモガいていて残してあげたかったけど、自分の技量不足で残せなかった。悪い事をしましたね」


 林巨人は川村に続いて人気に応えた。


 「打鐘で大丈夫かなと思ったけど出切れるんだから小林君は強いですね。何度もバックを踏んで最後伸び切らなかった。でもかなりの人気になっていたを知っていたので応えられて良かった」


 石毛克幸は最終ホームで中近勢に切り替え直線で中を割りにいくが流れ込み3着まで。


 「切り替えたタイミングでまくりにいけば面白かったかもしれませんね。迷った分、最後の直線も伸び切らなかったのかもしれない」


 

11R

選手の写真です。
根田空史選手

 赤板で小松崎大地は後ろ攻めの根田空史を警戒しつつ6番手から上昇し打鐘前で一度斬るとその上を根田が叩いて主導権。グングンとスピードを上げて最終ホームを通過すると2角過ぎからまくり出た小松崎を中村浩士が止めて直線で抜け出し1着も斜行失格を取られて逃げ粘った根田が繰り上がり1着となった。


 「師匠が失格になったのは悔しいけど、良いスピードで最後まで踏み直せて久しぶりに会心のレースができた。これなら準決と決勝も戦えますね」


 佐藤慎太郎は3角で中村に切り替えると2センターから踏み上げて伸び2着に。


 「突っ込むのが少し早かったかな。ワンテンポ待っていけば、もうひと伸びできていたかな。準決で根田君を目標にできるのは頼もしいですね」


 地元の園田匠は最終バック8番手も直線で鋭く強襲して3着にくい込んだ。


 「3角で接触もあったので少しビビりながら入ってしまった。届きそうだったので、もっと思い切って踏んどけばよかった。でも準決以降の良い予行練習ができたと思う」

4R

選手の写真です。
宗崎世連選手

 後ろ攻めの林大悟が赤板で上昇して打鐘で主導権を奪うと宗崎世連はそつなく4番手を確保する。最終ホームで大利航平の巻き返しが不発に終わると宗崎がバックまくりで高木和仁のけん制を乗り越えて押し切った。


 「林君が強いですね。先行できなかったので、勝った気がしないですね。林君をまくれているので調子は良いと思う。三宅(旬)さんを連れ込めなかったのは反省ですね。でも組み立てはうまくいきました」


 高木和仁は宗崎を止められず2センター過ぎでタテへ踏み込み2着確保。


 「林君の男気先行が嬉しかったね。宗崎君を止めたかったけど、かなり外を踏んでいて止め切れなかった。後ろに山﨑(岳志)さんもいたので、まくられてからは申し訳なかったけど、前へ踏ませてもらった」


 山崎岳志は内を締めて高木に続き決勝に進出。


 「前2人のおかげですよ。付いていっただけ。昔はまくれる脚があったのに年々体がキツくなってきた。歳には勝てない」


 

5R

選手の写真です。
滝本泰行選手

 後ろ攻めの瀧本泰行は赤板前で上昇し誘導の後ろにおさまると打鐘で末木浩二ラインを受けて3番手を確保する。末木がグングンとスピードを上げて最終ホームを通過するとバックでは誰も仕掛けられない。末木がそのまま押し切るかと思われたが、直線で瀧本が中を鋭く伸びて突き抜けた。


 「体にキレが戻ってきました。理想の組み立てができましたね。脚の状態も良い」


 末木浩二はライン2車でも果敢に逃げて2着に粘る。


 「やりたいレースができている。小倉は走りやすくて自分好みのバンクですね。山崎(賢人)君には川崎決勝で負けているので、目の前で特進させるわけにはいきませんね」


 重倉高史は最終ホーム前に内へ潜ると大屋健司を捌き直線で中を割り3着に。


 「神様に助けてもらいました。連日、全く組み立てが良くない。脚の状態は良くて余裕もあるのにうまくいかないですね」


 栗田雄矢は絶好の番手も中を割られた重倉と3着同着も決勝進出を逃して悔しさを露わに。


 「もったいない。余裕があったし悔しい。最悪ですね。末木君が頑張ってくれたのに自分が弱かったです」


 

6R

選手の写真です。
山崎賢人選手

 相馬竹伸は赤板で後ろから上昇し打鐘前で先頭に立つと打鐘ですかさず叩きにきた清水剛志に踏み勝ち主導権。最終ホームで巻き返しに出た伊藤慶太郎の仕掛けに乗り山﨑賢人が満を持して2角からまくり出ると好スピードで前団を飲み込みそのまま1着でゴールした。


 「詰まってから仕掛けてしまった。失敗ですね。そこだけですね。初日より体は動いている。後1勝、特進目指して頑張ります」


 飯塚隼人は踏み出しで離れるも懸命に追走してワンツーを決めた。


 「バック踏んだタイミングで山﨑が仕掛けたのでキツかった。踏み出しとかも強烈ですね。これは差せる感じではない」


 清水剛志は相馬に突っ張られるも3番手に入り直し先まくりで応戦するも山﨑にまくられて3着に。


 「被る前にと思って脚が溜まる前に仕掛けたけど、思ったよりいけましたね。調子は良いと思う」


 

9R

選手の写真です。
佐藤慎太郎選手

 赤板前で八谷誠賢が上昇すると前受けから車を下げた吉田敏洋が打鐘で強引に押さえるとその上を佐川翔吾が叩き主導権。吉田が佐川の番手で粘る形になると最終ホームで根田空史が一気にスパートし佐藤慎太郎を連れて最終バックを通過するとゴール前で佐藤が交して決勝一番乗りを決めた。


 「根田が強い。俺は追っていただけですから。レース前に後方で構えることだけはするなよと言っておいたけど、その心配はなかったですね。味方なら心強いが、相手となると厄介ですね体調は前回に続いて良いですね」


 吉田敏洋は石丸寛之を捌くと根田ラインを追いかけで直線で外を伸び2着に。


 「普通の先行選手が相手なら1着まで届いているけど、根田君が相手なら厳しいですね。粘るつもりはなかったけど、昨年から先手を取れなかったらヨコも意識している。でも勝ち切れなかったのは悔しいですね」


 根田空史は3着も連日に走りに好感触を得た様子。


 「戻ってきている。状況判断もできていくべき所で体が反応している。このメンバーで決勝に勝ち上がれたのは自信になる。前回とは別人のようですね。(初日に失格した)師匠の分まで優勝したいですね」

10R

選手の写真です。
村上博幸選手

 後ろ攻めの谷口明正が赤板過ぎに斬ると打鐘で川村晃司が一気に叩いて先制する。最終ホームを一本棒で通過すると番手の村上博幸が車間を空けて援護。別線の反撃を止めた村上が直線で車間を詰めて差し切り白星を掴んだ。


 「練習のし過ぎがレースに出ている。少し物足りないので微調整が必要ですね。川村さんの動きにとやかく言うつもりはないです。もっと強かった頃を知っているので」


 小松崎大地は7番手に置かれ谷口に合されるもその上をしぶとくまくり上げて2着に。


 「キツかった。川村さんの先行がカカっていたので。良いとは言えないですね。セッティングとかをもう少し修正したい」


 川村晃司は打鐘から一周半駆けて3着に粘った。


 「最後は一杯でした。踏んで踏んでの競走だったのでタレてしまった。展開は思った通りだったが2着には残りたかった。村上君に3着までに残してもらった感じですね。とりあえず決勝に乗れて良かった」

11R

選手の写真です。
松岡貴久選手

 打鐘前で長尾拳太が後方から上昇して一度斬ると前受けの真船圭一郎は黒田淳に掬われて一度5番手まで車を下げると打鐘4角で踏み上げてロングスパート。最終ホーム過ぎに長尾を叩いて先頭に立つとその仕掛けに乗った松岡貴久が2角まくり敢行。松岡は長尾に合わされるがしぶとく踏み続けて4角から踏み直すと逃げる真船を捕えてゴールした。


 「一気にまくり切ってしまえば、楽だったのに一回、休んでしまった分、自分で苦しい展開にしてしまい長尾君に合わされてしまった。でも初日よりも要所の反応が良い。決勝こそは園田さんと決められる競走をしたい」


 真船圭一郎は番手の開坂秀明が離れるも巧みに踏み直して2着に逃げ粘る会心のレース。


 「思い切って仕掛けて正解でした。打鐘過ぎは我慢しようと思ったが、松岡さんが先に仕掛けたら勝ち目はないと思い、仕掛けた。自分の脚質とバンクがマッチしていますね」


 園田匠は三浦稔希にからまれるも直線で伸びて3着を死守した。


 「(松岡)貴久がいけるのかどうか見ていて怪しくて休んだときは自分でいこうか迷った。前の状況をみている時に4角でからまれたけど、余裕があったので冷静に対応できた。からまれた分、最後、貴久に遅れただけで、調子は良い。余裕もありましたね。決勝は1着獲って帰る」