小倉競輪

KOKURA KEIRIN

81#


  • FⅠ
  • スポーツニッポン杯
  • 4.27Thu 28Fri 29Sat

次回開催
F2
5/4 ・5 ・6

4月26日

検車場レポート

6R


山崎翼選手

 実力者が揃ったA級特選。奮起しているのは地元地区である九州勢だ。

 久島尚樹は初日特選を連勝中で、ともに決勝へと進出しており好調。

 「初日は勝てているし、練習もできているので状態は良いと思う。今回も中4日だけどしっかり練習できたので。山崎さんとはチャレンジ以来かな。それも記憶が曖昧だけど。前回も一緒だったけどそれぞれ先輩が付いてて別だったので」

 目標の山崎翼は3月岸和田で決勝に乗ってから3場所連続で決勝進出と安定感が出てきた。

 「初日、準決勝は良いんですけど、決勝の取りこぼしがひどくて…。優勝できるようになるともっと点数も上がってくると思うんですけど。僕は人の後ろを回る気なんてなかったし(九州の)先頭しかない。だから別でもよかったのに久島君に、良永(浩一)さんまで付いてくれてやりやすくなった」

 対するは点数トップの片岡迪之だ。今年入ってすぐの和歌山で優勝すると、その後落車するも明けて3月の武雄で優勝と勝負強さが光る。

 「家事都合で前回休んだけど、練習はしっかりやれました。練習の感触は5、6割くらいかな。だったので直前は悪かった所の修正をしてきました。同県3人で連係だし頑張ります」

7R


日当泰之選手

 メンバー内でBS数の多さが目を引くのは日当泰之。今期はコンスタントに連に絡んでおり、今シリーズでの活躍が期待される。

 「今期はやれるようになってきたって自分でも実感しています。状態は悪くないし、今回のメンバーなら頑張って結果を出していきたい」

 迎え討つ川口公太朗は追加で中2日で参戦。成績に波こそあるが嵌った時の一撃の威力は高い。

 「追加は前回終わってすぐに。練習はできていないけど、その分疲れが抜けて良かったかな。少しずつBS数も増やせてきたし状態は上向き」

  大塚英伸は点数を大きく上げた前期の勢いままに、今期も2月当所、3月伊東では決勝に進出。欠場明けの一戦だが鋭脚に注目が集まる。

 「家事都合で前回休んで、忙しくて練習もあまり。まして自分で動くことになりかなり不安だけど、ばれない様に先手を追ってこそこそと立ち回ろうかな(笑)」

8R


吉田茂生選手

 吉田茂生は一般戦でだが白星を増やしており、予選の一撃に期待がかかる。

 「点数はないけど、着は悪くない。一般戦でなら勝てていますしね。ただ初日が大きい着なのが…。これで点数が上がらないし、初日から何とか力を出したい。前回2日目に先行して感じも良かったので」

 岸澤賢太も予選での苦戦が続くものの、松阪記念では2日目に白星を挙げており見逃せない。

 「最近は記念続きだったのもあるけど、着が大きいですよね。前回は番手回りもあったから勉強の面もあったけど、結果が欲しいです。状態はずっと変わらないので。岡さんとは久々だけど相性は良かったと思います」

9R


大坪功一選手

 点数トップである地元の大坪功一は今回が長欠明けの一戦。3月の予選で白星続きの勢いを見せたい所。

 「欠場中はしっかり練習していた。地元に向けてしっかり仕上げてきましたよ。自分でやっても良かったけど、頑張るというので上吹越さんに任せます」

 前を託すのは上吹越俊一だ。

 「練習はやっているので悪くはないと思う。大坪君に任せてもらえたので頑張るしかないでしょ」

 対するのは昨年のヤンググランプリ準優勝の記憶が新しい小笹隼人。

 「前回は3日間しっかり攻め切れたので着以上に良かったと思う。結果は出ないけど焦る時ではないと思うので。北川(紋部)さんならしっかり仕事してくれるだろうし頑張ります」

10R


大西祐選手

 予選のメインは点数上位の3人で連係する四国勢が一歩リード。

 先頭の大西祐は近況バック数を大きく減らすも、前回久留米では準決勝で逃げて2着と久々にバックを付けて決勝進出した。

 「暖かくなってきて体が動くようになってきた。前回も三谷竜生君相手で卑怯な走りになったけどあれしかなかった。落車もあって素直には喜べないけど」

 大西と連係豊富な室井健一が後ろを固める。室井は前回当所で初日落車棄権。その分もと奮起を誓う。

 「前の(小倉の)時は流れが悪かったしそこから流れだけは変わらない。体は問題ないないけどな。最近は出脚が不安、わかっていても心配だから先行してくれれば問題ないが…。まあ付いていくだけですよ」

 対戦するのは清水剛志だ。2月小田原での落車以降苦しんでいるが、S級は初ながらA級時代には優勝ある当所できっかけを欲す。

 「前回は(最終)4コーナーまで踏めたのでだんだん良くはなっている。そのあとには市田(佳寿浩)さんにアドバイスをもらって迷いがあった中で方向性の確信を掴んだ。生かしたいです」

11R


菅原晃選手

 ダービー直前の開催で傑出者が不在の開催だが、軸となる2人が初日特選で登場する。菅原晃と地元の柳詰正宏の九州コンビだ。

 菅原晃は近況は勝ち星に恵まれていないが、当所では昨年の12月でも1勝を挙げているように当所の勝率は悪くない。

 「前回も着よりは動けていたと思うし悪くない。状態も普通通りだし中2日でも疲れはないですよ。しっかりと結果を出していきたい」

 マークするのは今節のシリーズリーダーであり、地元の代表として臨む柳詰正宏だ。2月の地元戦でもしっかりと決勝に進んでおり、今節も期待が集まる。

 「今回は前の時(2月小倉)より良い成績を残すのが最低条件。3月末に挙式を挙げました。その忙しさで前回はダメだったけど、今回は大丈夫。菅原さんには3番手はあるけどジカは初めてなので頑張りたい」

 1班が少数により、2班ながら特選に乗った嶋津拓弥と中田雄喜は初のシードスタートだ。

 嶋津拓弥は追加参戦だが、前々回の川崎記念に前回松戸でそれぞれ2度連対しており好調を維持。

 「しっかり練習できているし、前回も悪くなかった。初日特選は初めてだけど、勝ち上がれない不安がない分緊張しないで走れますね。後ろが仕事してくれる東君なのでしっかり駆けたい」

 中田雄喜は3月大垣で無傷で決勝進出したが、その後の武雄は途中欠場。だが前回高知記念で1勝を挙げて復調の兆しを見せる。

 「武雄は体調がよくなかった。そのあと病院にいったら原因もわかったのでしっかり治してきました。前回は前半疲れの影響あったけど、後半は悪くなかったと思う。初めて特選に乗れたし気持ちに余裕はありますね。任せてもらえたし積極的な走りをしたい」

4月27日

検車場レポート

6R


片岡迪之選手

 武田和也が山崎翼をフタして打鐘を目掛けてスパート。山崎も武田の動きを追って反撃開始。両者の激しいもがき合いは最終2コーナーまで続き、山崎が叩き切るも脚をタメていた片岡迪之が前団のもつれを鮮やかにまくって勝負あり。鋭いまくりでラインを引き連れ後続を寄せ付けなかった。

  「展開が向いたのが大きいけど、タイムもまずまずでしたので。初手は前の予定ではなかったけど、良いように相手が動いてくれました。直前の練習の感じは良くなかったけど、微調整がうまくいったみたいで練習の時ほど感じは悪くない」

  片岡のまくりにピタリと続いた連佛康浩に3番手の櫻井太士が内を鋭く伸びて2着に突っ込んだ。

  「前が空いてくれました。連佛君が優しかったからかな(笑)。余裕を持って回れたので、最後は踏めましたね」

  ハコ回りも後ろに交わされ3着に沈んだ連佛康浩は苦笑い。

  「片岡君がすんなりまくっていたし、あれは抜きに行っても抜けなかった。(片岡が)すぐにニュートラルにいれたからね。それなのに外に外して…。小倉マジックにやられました」

7R


日当泰之選手

 S級予選、最初のレースを制したのは日当泰之だった。

 打鐘の合図とともに仕掛けて4コーナーで出切ると後位のもつれを尻目にペース駆け。そのまま残り1周をペースが落ちることなく堂々と押し切った。

 「冷静に駆けることができました。宗景(祐樹)さんに付いてもらえて緊張はあったんですけどね。後ろがもつれていたのはわかったし、ペースで踏めました。だから末の感じもよかったです。久々に予選で1着を取れたので弾みにしたい」

 打鐘で日当の動きに合わせて仕掛けた川口公太朗は日当後位の宗景祐樹をドカして番手をゲット。だが最終ホームですかさず追い上げてきた宗景に強烈な一撃をもらい一車下げると、立て直して2センターから外を伸びて2着。

 「打鐘の所はとっさの動きだったので予定になかったこと。それにしてもヒヤヒヤした。宗景さんに当てられて落車しそうになりましたよ。でもその後立て直して伸びたし冷静には走れました」

 宗景祐樹は復帰戦とは思えぬ気合溢れる走りで、日当の番手を守り切って3着に流れ込んだ。

 「先行慣れしてたね日当君は。これだけバック持っている選手なだけはある。復帰戦だったけど、変に離れたりはしなかったのでよかった。でも今日の走りでは自分の中ではまだまだ。これから焦らず戻しますよ」

8R


吉田茂生選手

 吉田茂生が坂本修一の抵抗を退け打鐘で出切って主導権を握る。吉田はペースに入れて最終ホームを通過。2コーナーで7番手から仕掛けてきた岸澤賢太を踏み直しで合わせ切って押し切った。

 「何とかペースで押し切れました。本当は(最終)ホームで流したかったけど、岸澤さんが仕掛けてきそうな感じがしたのでそのまま踏みました。その分最後は余裕なかったけど、流さなかったのが良かったかな」

 吉田の番手小林信晴が最終3コーナーで後ろをけん制。吉永好宏のアシストにより3番手にいた坂本修一が空いた内を突く。吉永は坂本の後輪に接触し落車してしまうも、小林をすくった坂本が2着で到達。

 「小林さんが振っていたので外は無理だと内をいってしまった。それで吉永さんに申し訳ないことしてしまった。もっと早く仕掛けられればよかったが、復帰戦で自分の状態に自信がなかった」

9R


大坪功一選手

 打鐘で主導権を握ったのは小笹隼人。だが地元を背負う上吹越俊一もすかさず巻き返しを図る。小笹の抵抗の前に上吹越はホームで北川紋部の横まで並ぶも1センターで力尽きる。上吹越が不発とみるや任せていた大坪功一が西村豊をキメてバック線手前で3番手にスイッチ。3コーナーから外を踏み上げて直線で突き抜けた。

 「上吹越さんのおかげ。叩こうとしてくれた気持ちが嬉しいですね。余裕はあったので前がダメだとなるのを待ってから3番手をキメにいきました。でも動きが固かったですよ、一走したからこれでもう大丈夫」

 坂本晃輝が大坪を追って続いた。

 「前のおかげです。自分は付いていっただけ。でも前wをしっかり追えているし調子は悪くない」

 小笹隼人は上吹越を突っ張るも最後は末を欠いた。

 「来るのはわかっていたので、鐘からは誰も出させないつもりでした。それなのに押し切れないんじゃ弱いですよ。今日は体も重かったです」

10R


加藤圭一選手

 人気を背負った四国勢は前からの組み立てに。打鐘で清水剛志が押さえると、単騎の面々に九州勢がずらりと切り替え大西祐は7番手に置かれる。前団の様子をうかがいながら仕掛けたのは2コーナー手前。だが、5番手にいた高比良豪に合わされ苦しい展開に。大西は強引に外を踏み上げるもスピードは殺され、近畿を追っていた加藤圭一が西郷剛が外振った所で内を鋭く伸び白星を攫った。

 「最後は勝手に前が空いた感じでラッキーって感じでした。初日の1着なんていつ以来だろう。去年の青森記念以来かな。調子は今日みたいに流れに乗れた時は良いですね」

 大西のまくりに乗った室井健一が2着。

 「展開通りではなかったけど、まあこうなるとは思っていた。大西君は基本先行しないからね。自分の調子?悪くはないでしょう。あとは展開次第ですよ」

 別線の抵抗に苦しんだ大西祐は何とか3着で勝ち上がりを決めた。

 「もう少し早く駆けていればよかった。高比良さんに合わされてしまったけど、無理やり力で出切れたので調子は良いと思いますよ。初日から力を出し切れたのでよかった」

11R


菅原晃選手

 嶋津拓弥が中田雄喜を意識しながら打鐘前で先頭に立つとペースを一気に上げる。前受けした菅原晃は南関勢を出させるも、中団はしっかりと明け渡さず。菅原の横で止まった中田だったが、嶋津を叩きにかかる。負けじと踏んだ嶋津の前に中田はホーム手前で出切れず、再度踏み直すも東龍之介のけん制の前に2コーナー過ぎで屈する。だが中田が行き切れなかった上を菅原が鋭くまくり上げ、迫る柳詰正宏を振り切った。

 「踏み出す所がツーテンポくらい遅かったかな。でも出切れているし脚は悪くない。力で強引にいったように見えたかもだけど、展開に助けられたのが大きいですよ」

 柳詰正宏は最後まで踏むも菅原に迫るまで。地元で白星を飾れず悔しさをにじませた。

 「菅原さんを抜きたかった。バックから仕掛けている感じだったし難しいかもしれないけど、それでも抜きたかったです」

 先行した嶋津に乗った東龍之介が3着。

 「何度も振ったんですけどね…。あれだけ外を行かれてしまってはどうしようもない。この分も準決勝で頑張ります」

 中田との踏み合いを制した嶋津拓弥は末を欠いたが納得の表情。

 「やり合うとは思っていたので。その中で主導権を取れたことが良かった。脚の感じは悪くないし次頑張ります」

4月28日

検車場レポート

4R


西山圭二選手

 正攻法に構えた連佛康浩が打鐘で押さえにきた武田和也を出させず突っ張り先行。1センター過ぎまで踏み合うも武田はそこで力尽きる。チャンスとみるや後方からまくり上げた原口昌平だったが、西山圭二の横まで。西山が僅かに外に振って原口を止めると内を突いてきた久島尚樹も止めて差し切った。

 「連佛君が作戦通りにいってくれましたね。そのおかげですよ。飛び付きも作戦にあったのでそっちかなと思ったら先行してくれました。合わせていってくれたし強い。彼のおかげです」

 周囲の度肝を抜いた先行勝負で別線を封じ切った連佛康浩が2着に粘った。

 「半年振りくらいの先行かな。もういいですわ、きっつい。飛び付き含みでいったけど武田君が来るのが遅かったので打鐘過ぎて2センターでこないなら駆けるつもりだったので突っ張りました」

 久島尚樹は終始、中四国勢を追って3番手にいたが動けずを内を突いて3着まで。

 「堂村(知哉)さんに叩き込まれたりでずっと3番手で詰まっていた。連佛さんの突っ張りが想定無かったので…。師匠(四元慎也)と決勝に乗りたかった」

5R


瀬戸晋作選手

 瀬戸晋作が赤板で上昇すると、片岡迪之が斬って打鐘を迎え、その上を岡崎祥伍がスピード良く叩き出る。そのまま一本棒のまま最終ホームを通過。2コーナーから片岡迪之がまくりを出すも、佐野雄希が番手まくりで応酬。抵抗受けた片岡が力づくで出切るも、踏み合う両者の上を一つ上のスピードで瀬戸がまくり切った。

 「すごく調子は良いと思う。動いて後方になってしまったけど、落ち着いて走れました。力を出し切れましたし準決勝1着は初めて。小倉に来た中で1番良い状態」

 良永浩一が瀬戸の鋭いまくりをピタリと追って2着。検車場に苦しい表情で引き揚げてきた。

 「初日からだけど、体が重くて…。体調があまり良いとは言えない。でも、瀬戸君が思い切っていってくれたから勝ち上がれました。先行したかったはずなのによくやってくれた」

 佐野の番手まくりに苦しんだ片岡迪之は3着で何とか勝ち上がりを決めた。

 「やることをやったけど相手が強かった。岡崎さんが引き出す気配だったので出させて、まくりにいった。あの上をまくった瀬戸君が強かった。自分の調子は普通かな」

6R


山崎翼選手

 スタートで前を取った山崎翼。大石崇晴が打鐘手前2コーナーから山降ろしを使って一気にスピードを上げると、山崎も誘導を下して踏み上げる。大石が打鐘過ぎに叩き出ると踏み遅れながらも今藤康裕は何とか追いついたが3番手の本村隆文は踏み出しで一杯になり離れ、叩かれた山崎が3番手に収まる。大石はスピードを緩めることなく一本棒のままホームを通過し最終バックまで別線に付け入る隙を与えず軽快に逃げるたが、直線に入って大石が末を欠くと、2センターから外を踏み上げていた山崎が鋭く外を伸びた。

 「大石君のカカりが良くてまくりにいっていたら踏み返されていたと思う。3番手を取れたのが大きかった。打鐘で踏み遅れないように踏んだおかげかな。3番手に入れたのはラッキーだけど、落ち着いていれました」

 山崎をマークしていた上吹越直樹がピタリと続いてワンツー。

 「山崎君が伸びていったから、前に引き込まれるように付いていっただけ。彼からは余裕を感じたので安心して付いていけました」

 先行した大石に乗った今藤康裕が伸びて3着到達。

 「前を残すとかそんなこと考える余裕がなかった。最後は前が勝手にタレてくれたから交わせた。自分がキツくて何もできず大石君には悪かった」

9R


吉田茂生選手

 レースは赤板前から動き出す。後ろ攻めの吉田茂生が上昇し赤板で誘導を下すと中田雄喜がすかさず叩き出て先行態勢に入る。打鐘を迎えると坂本修一が吉田の外併走から叩きにいくも、中田も反応しホームでは合わせ切った。後方となっていた吉田は2コーナーから反撃開始。まくりのスピードは良く、車間を空けていた東龍之介のけん制をものともせず前団を飲み込んで1着でゴール線を切った。

 「逃げて、まくって連勝なので、これで調子悪いとか言えない。ホームの所で坂本さんが被っていて、引いたらまずいかなと思ったけどカカっている感じがなかったので引いたら結果いけましたね」

 吉田を追った山口泰生は内に進路を取るも伸びを欠き、後ろを回っていた内田英介が外を伸びて2着。

 「ホームでは終わったと思ったけど、山口さんが何とかすると思って黙って付いていったら良いことありました。山口さんが内にいったので外しかないと思って踏んだら正解。セッティングは変えてないけど、体の使い方を前回部屋が一緒だった後閑真一さんに教えてもらってそれを生かせているのが大きい」

 東龍之介は援護及ばずも直線で伸びて3着。

 「展開は向いているし、脚も良いと思うのに噛み合っていない。最近小さくまとまり過ぎているなと思う所があるのでそこが出ているのかも。もっと昔みたいにガツガツした走りをしたい」

10R


川口公太朗選手

 後ろ攻めの嶋津拓弥が赤板で上昇開始し打鐘前には先頭に立つ。合わせて出ていた川口公太朗が中団を確保し、前受けしていた大西祐は7番手まで引いて打鐘の合図。嶋津後位の競り合いはホーム過ぎで宗景祐樹が取り切ったが、2コーナーから川口が仕掛け出る。宗景は懸命に外に振るも川口は止まることなく逃げる嶋津を捕え後続を寄せ付けず。前レースの吉田茂生に続いて岐阜勢が白星を飾った。

 「嶋津さんが必ず逃げると思ったし、なら中団は楽に取れると思っていた。展開が向きましたね。良いペースで駆けられたけどタイミングを取れました。良い追加になって良かった。ダービーの前の裏開催でしっかり点数を上げれたのが嬉しい」

 後方に下げた大西祐は郡英治に切り替えられ8番手となるも2コーナー過ぎから反撃。大外をまくり上げて、先まくりの川口には届かずの2着。

 「仕掛けるタイミングは何度もあったのに見られている感じがして…。脚は良いけど、気持ちが弱い。仕掛けに関しては前回の方がよかった」

 佐々木則幸がまくる大西に食い下がり3着。

 「後方になったのは仕方ない。行くタイミングは何回かあったけど、自力選手に任せていることなので。本人の体調とかもあるからね。自分は何とか付いていけたし、脚も回せている」

11R


加藤圭一選手

 日当泰之が後ろ攻めから、赤板で一度中団まで上昇。その後打鐘目掛けて一気にスパートし出切るとスピードを緩めることなく踏み続ける。番手の房州輝也は車間を空けて援護をするも、最終ホームを通過して小笹隼人の反撃が迫ってくると2コーナー過ぎから合わせ出て番手まくりを敢行。合わされ後退した小笹の上を菅原晃がまくり出るも番手まくりの上をいくには厳しく、最後は房州を追っていた加藤圭一が伸びて準決勝最後のレースを制した。

 「番手まくりをした瞬間から緊張感が増しました。前のおかげですね。自分もやっと戻ってきた感じがある。賞金よりも点数を上げれたことが大きいね」

 番手まくりを決めた房州輝也が加藤に差されるも粘った。

 「日当君のおかげですよ。容赦なく行ってくれてかまわないとまで作戦の時言ってくれていたが本当に駆けてくれるとは。無駄にするわけにはいかないと踏んだけど、ちょっと距離が長くて差されてしまった。脚は悪くないと思ったけどな…」

 加藤を追っていた春日勇人が懸命に前を追い、菅原との3着争いを制した。

 「前のおかげ。ただ絶対に内だけは空けないようにしようと思っていた。空けたら誰かしら突っ込んでくると思ったので」

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