激戦模様も、坂本周作を本命に推す。前S級では1月松山記念で谷口明正を破って白星など、随所で好走を見せていた。今期はまだVこそないが、8月取手では222着のオール連対。決勝は今泉薫、田中誇士らを完封して金澤幸司とワンツーと、完ぺきなレース内容でライバルを圧倒した。当所でも、持ち前の機動力を存分に発揮して別線を粉砕しよう。鎌田聡、庄子信弘がサポート役。特に庄子は、特昇後も奮闘が続く。7月千葉では、先行した引地正人の番手から追い込んでVと勢いは止まっていない。
9月小松島で落車した須藤誠だが、出走ならチャンスのシリーズ。7月地元千葉では、松田優一の番手から勝機をモノにしてV。持ち前のキメ脚は健在だ。渡邉豪大、田中誇士と目標が豊富なだけに、後位からきっちり援護して鋭脚を発揮しよう。南関は他にも石井毅、高橋佑輔など、追い込み型が揃っている。
関東勢は、柿沼信也、山崎充央の埼京タッグが軸。山崎は3月取手でのVから白星が遠ざかっていたが、9月函館の準決で久しぶりの1着。状態が上向いてきた。柿沼の仕掛け次第では、逆転も十分可能だ。