KEIRIN EXPRESS

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いわき平競輪

IWAKI TAIRA KEIRIN

13#

FⅠサンケイスポーツ杯

5.29Mon 30Tue 31Wed

次回開催

F2

6/4 ・5 ・6

レース展望

外国勢がシリーズを席巻

  • パーキンス

  • 小松崎大地

  • 牛山貴広

 パワー、スピードに勝る外国勢が優勝争いをリードする。3人とも競輪の経験は豊富。なかでも昨年は25走して着外ゼロのパーキンスの存在感は際立っている。パーキンスの2着4回は全て決勝戦で、日本人に敗れたのは成田和也の強襲に屈した10月小田原だけ。不安要素があるとすれば、半年ぶりの競輪という点だけだろう。ドミトリエフ、ボスもここが初戦という点はパーキンスと同じだが、ドミトリエフはスプリントで昨年のリオ五輪銅メダル、4月世界選手権で金メダルと現在乗りに乗っている。ボスは全盛期こそ過ぎたが、脚力は健在でパーキンスやドミトリエフの後ろを回れるようなら優勝のチャンスだ。

 迎え撃つ日本勢の筆頭は地元の小松崎大地だ。昨年後半は振るわなかったが、今年は1月宇都宮で優勝し、3月には大垣で記念初優勝と調子を戻している。外国勢は強力だが、地元のここで簡単には負けられない。内藤宣彦が小松崎をガード。昨年春にアキレス腱を痛めたが、後半戦からはコンスタントに優出し、9月静岡、11月西武園と2度の優勝も飾っている。箱田優樹が勝ちあがり、小松崎を軸に連係できれば、外国勢とも好勝負に持ち込めそうだ。

 牛山貴広、松坂英司はスジに強力な機動型が不在だが、牛山はダービー3連対、松坂も2連対とともに調子はまずまず。牛山にはまだ自力の選択肢もあり、柔軟な立ち回りで優勝争いに加わってきそう。

 遠征勢では中村一将に復調気配がある。4月は久留米、取手で連勝し、5月立川とここへ来て3連続優出の勢いは軽視できない。

注目選手

  • 谷津田将吾

    福島 ・83 期・S2

    谷津田将吾

     4月を終えた段階で、今年はまだ勝ち星がないが2、3着は多く成績は安定している。地の利のあるシリーズなら上位進出がありそう。

    ■直近4ヶ月成績(*3/29現在)
    競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
    101.50 0 1 6 2 17
  • 菅田和宏

    宮城 ・88 期・S2

    菅田和宏

     昨年12月小松島の決勝で落車してからは振るわなかったが、4月西武園記念の失格で何かが吹っ切れたのか続く5月奈良では今年初優出。短走路とはいえ連日、主導権を握っての結果は評価できる。

    ■直近4ヶ月成績(*3/29現在)
    競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
    96.05 15 0 3 2 15
  • 掛水泰範

    高知 ・98 期・S2

    掛水泰範

     今年序盤はピリッとしなかったが、4月高知記念では連日積極的に仕掛けて後半を連勝。ここから流れを取り戻した。5月川崎では今年初優出も決めている。

    ■直近4ヶ月成績(*3/29現在)
    競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
    98.06 17 8 3 1 21